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【60歳一人旅】①一人で大丈夫か?イスタンブール

定年退職の行事が終わり、最終出社日を終えた。いよいよ会社の組織人と言う殻を捨て自由になる。
会社に強く束縛されてたかと言うと そういう訳ではないのだが、見えない首輪を付けられていたという感じがしているだけでしょうか?

出発の朝、成田空港に向け少し早めに家を出た。何となく一人なので緊張しているのかも。誰かいれば頼れるし、かと言って失敗しても誰に迷惑をかける訳じゃないからお一人様はお気楽である。

話はズレるが先日 妻の母を連れて小旅行に行った際、希望の部屋と違っていて結構な高額を払っていたので、妻から責められた。部屋の変更をお願いしたが満室でそうもいかない。いつまでも予約をした私の失敗を指摘されかなりウンザリした。二度と予約なんかするものかとその時は思った。
結果的には十分 他の良さで埋め合わせをでき 皆んなで満足して帰った。旅にはちょっとしたミスは付きものだと言う事を言いたい!

話を戻すと、東京駅からJRバスの成田行きに初めて乗ってみた。安いからと言う理由からだが、八重洲口を出て南側へ行くとバスがずらりと並んでる。いつもかどうかは分からないが、今回は予約もなしで乗車できた。バスは10分おきに発車するので並ぶこともなくSuicaでピット支払って終わり。
これで1300円は安いし簡単でいいと思います。
少し心配だったのは高速道路が渋滞してたけど、結果到着時間がさほど遅れた訳ではなかったのでおすすめです。


今回利用する飛行機は、四川航空で成田→成都 5時間待ちで成都→イスタンブール
全工程で20時間と直行便に比べ2倍かかる。が運賃は半額以下(約5万円)とお安いので
基本ケチな私は気力体力がもつ限り節約していく。もちろん可能な限り長旅をするので経済的にも節約していく予定だ。


↑3時間前にチェックインカウンターに行くと既に長蛇の列で 中国経由だから当たり前だが殆んどのお客さんは中国人だった。
ちょっと前は何処でも大声で中国語を話しているので目に付いたものだが、そこに並んでいた人達はマナー良く小声で話すスタイリッシュな若者か お金持ちそうな親子で彼らに対する偏見が大きく変わった。

無事搭乗手続きが終わり 保安検査で並ぶ事もなく至ってスムーズに出国できた。
インバウンドの影響だろうか空港内はすごい人でどの施設も並んでて入れない。
コンビニでさえ20人位がレジ待ちしてるほどだった。せっかく手に入れたプライオリティパスカードも40分待ちで入れなかった。

仕方がないので搭乗口近くでビールをいただく。昼食は機内食まで我慢し いざ搭乗!
機材は2-4-2の配列で私の希望通り通路側だった。若い頃は窓の外の風景を観たかったものだが、今はトイレの心配が優先して新幹線でも通路側を選んでる。いつでもトイレに行ける態勢は心配事を一つ減らせる。

座席に座ると隣は20代の若い中国人女性だった。
こちらにしてみれば隣がデカいおじさんでなくて良かった!と言うところだが、
彼女にしてみれば汗臭そうなオジさんが隣で気分も下がった事だろう。
搭乗中は気圧差で足がむくむので靴を脱いでリラックスモードに入ったのだが、
女性に肩を叩かれ 私の足を指差して何か言ってる。どうも察するに臭いから靴を履けと言っているようだった。まだ朝からそれほど時間が経ってなかったので臭くはないと思うのだが、イヤなものは仕方がないので言われた通り靴を履いた。
中国では靴を脱ぐのはマナー違反なのか?
臭わなくても近くで同じ空気を共有すること自体が不愉快なんだろうな?なんて考えながら 兎にも角にも日本人のオジさんはマナーが悪いわよね!と言われてる気がしながら、旅がスタートした。

お腹が空いていたので機内食も中華っぽい中華も美味しく感じた。中国の方は辛味噌みたいなのをもらってたので 私も一杯もらったら確かに美味しかった

成都空港までは5時間のフライトだが、靴の一件のせいでは無いが、何故か眠れず長く感じた。ネットの書き込みで乗り継ぎに面倒があると聞いていて少し不安だったが、降りてみるとスムーズに済んだ。
成都空港内は広くコンビニがあるとの事だが看板がなくひたすら歩くのも嫌なので、座り心地の良さそうなリクライニングチェアで仮眠をとることができて良かった。

そして夜中の1時ごろ2本目の長距離フライトに搭乗。
今度は2人席の隣が空いていていた。
気持ち良く靴を脱いであぐらもかけるし、横になって寝れたので快適だった。
ただ周囲の中国人は成田空港で見た洗練された方達と全く違い、昔のイメージの強い中国の方だった。席は関係なく占領するわ、大声で怒鳴り合うわ、痰をエチケット袋に吐くわで地域や年齢によってずいぶん違うんだろうなと。考えてみれば日本の10倍もの人がいるのだから違いもあるはずだ。

そしていよいよイスタンブールに到着。
カバンは預けてないのですんなりと出られる。
地下鉄のマークは「U」と調べ済みだったのでひたすら「U」のマークを目指す。
途中キャッシュディスペンサーでリラを1万円分程両替した。なんだか手数料が7-8%取られているようだが細かいところは良く分からない。
10分位歩いたろうか、メトロに到着。
次のやる事はイスタンブールカードをゲットする事だが これまたネットの情報を頼りにトライするも情報通りの画面にならない。日本語画面になるがその先が違ってる。地下3階は電波が届かず地上に出て再確認。
身体が暑さに慣れていないのか 焦ってるせいかどっと汗が噴き出る。
結局機械の種類がいくつかあるようで別の機械でトライしたらすんなりできた。

これでイスタンブール旅のスタートが切れた!メトロに乗って中心部へ向かう。

60歳おじさんの旅は続く

>情報は2024年6月の情報なのでご了承下さい


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