時間の無駄「コラム」

驚きと生きる!
イチゼロシステムのゆうさんです。

今年に入って断捨離を始めたけど、逆に大変。
継続してやっている事は済ませないといけないのに、やりたい事は始めてしまうから(笑)

先日の日曜日、寝不足と溜まった仕事にうんざりして、急激にやる気が起こらなくなり、家でゴロゴロしていました。
とりあえず、なにか動き出せば、活動的になることは分かっているんですが、そんな時は、大抵スタートレックを観たりして過ごします。

でもその日は、ネットフリックスで見つけた「悪魔城ドラキュラ」というアニメが面白そうなので、観始めることにしました。
地上波みたり、寝たりしても何か勿体ないし、面白そうだったので。

なんと、このアニメが激面白い。
その日、今日は何もしないと決めたので、延々ドラキュラを観ることにしました。
といいつつ、観ているうちに、このアニメが何の役に立つんだろうと疑問が湧いてきました。(俺めんどくせー)
面白いし、楽しんでいるんだから良いではないか。。。
でも、どうしても時間を無駄にしているように感じてしまう様なんです。

結局、もやもやしながら最後まで観てしまいました(笑)。
もしかすると、1日中観ていたという所に、無駄を感じていたのかもしれません。
そもそも、1日1~2時間程度がベストなのかも。

それより何より、アニメを観ることに嫌悪感を感じるというのは、何か間違っている気がしまして、私とアニメについて考えてみたくなりました。
アニメだけでなく、ドラマ、漫画、いわゆる娯楽コンテンツは、私にとって何なのか。

ファンタジーの中においても、現実味の在るものと無いものが存在します。
特にSFについてはそうです。

魔法が出てきたり、超能力が出てきたりするものは、おおよそ現実味のないものですが、そうでないものと何が違うのでしょうか?
どちらもドキドキして観てはいるものの、未来の話として「追体験」できる現実味のあるSFは、次を想像したり、考察したり出来るからかいな?

思い返してみると、小さなころは魔法や超能力に思いをはせたことは多くありました。
こんな魔法はどうだろうとか、こんな能力はどうだろうという具合です。

年を取るにつれ、そういった想像をすることは少なくなっていったと思います。
アニメや漫画が私に与えるバリューは、創造するための情報源でもあるので、想像できる範囲が広くかつ明確な目的を持つことができるハードSFにばかり興味が行くようになったのかもしれません。

魔法や超能力と違って、リアリティのあるSF、つまり自分の未来についての話は、青天井で想像を膨らますことが出来るし、モチベーションが湧きます。

なのになぜ、今現在も、現実味のないファンタジーを楽しむことが出来るのか?
時間を無駄にしたと感じるのにも関わらず、何故か観る機会は多くあります。

【まだ別の何かがある?】---------------------------------------------------------------------------

観るモチベーションが上がる原因があるはずですが、もう一つ思いつくのは、先ほど出てきた追体験という状態。

よく考えると、スタートレックって、ハードSFではあるんですが、新しい発見とかテクノロジーとか、そういったエキサイティングな内容と併せて、万物の理について考えさせられることは多い。

それは、私の日常や世の中の縮図になっていることだったり、感動をしたりすると同時に、科学とは違った「定性的」な気付きや学びがあるのではないかと思ったりしました。

これらは、特にハードSFでなくとも、魔法の世界や男女関係を描いたドラマでも同じ体験が出来るのではないかと思います。

私自身、感動することが自分にとって大切であると考えている割に、なぜそれが大切なのかをよく理解していないという事が浮き彫りになりました。

そもそも人の行動に「無駄」が存在するのかどうかも分かりませんが、少なくとも、自分が納得できる形で体験しなければ、その無駄感が発生して気分が悪くなるのは間違いありません。(それは嫌だ)

そして、イチゼロシステムで「感動のメカニズム」とかいうタイトルで動画を作ることになるでしょう(笑)
今、私が一番信頼しているのは、プロジェクトベースラーニングです。

何かを作ったり、興味が湧いたときに、どうしてもその基礎知識や周辺の理解は欠かすことが出来ませんし、それを学ぶのには骨が折れます。
だから、仕事として学ぶ仕組みは、極めて信頼性の高い学習方法です。

今回の退屈な日曜日は、アニメや漫画などを見て楽しんだり感動したりする姿勢を変えるきっかけになったかもしれません。
そして、それは日常における学びの深度を上げるという事かもしれません。

なんか、ちょっと得した気分になりました。
よし、次は水戸黄門を観よう。

読んで下さってありがとうございます。