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ローイング ラドクリフ

ペンハリガン/ローイング ラドクリフ

もう既に店頭からは消えているんですがこちらはペンハリガンのポートレートシリーズから出ていた香水。

ペンハリガンのポートレートシリーズについてはこちらから。


イギリスの上流階級貴族の人々を表現した香りとしてシリーズになっているのですが、この動物の形をしたキャップを見かけることは多いのでは。デザインからコレクション欲がそそられますよね。そんな中、ジョージ卿の落胤として生まれたラドクリフ。パーティーを開いたり賭け事に興じてみたり、派手で自由な生活を好む彼は退廃的で享楽的。
公式サイトではそんな紹介が書かれていましたね。(今は消えていてうろ覚えだけど)

退廃的で享楽的、そんな一文に惹かれて手にすることになったのですが、肝心な香りはラムとタバコ、少しだけスパイシーで美味しそうな甘さが出て来て人を惹き付けるよう。甘いタバコをふかしパーティーの中で寛ぐラドクリフの姿を思い描く。
このラドクリフの母がクララなのですが、親子なだけあって似てる感じがありますね。魅力的、魅惑的な存在感。
この甘さが好きで惹かれたラドクリフファンは多い筈。何故無くなってしまったのかと嘆かずにはいられない。
しかし紹介文によって無くなったこともストーリー性を感じたのはあたしだけじゃないと思う。陰謀により消された、みたいなね。
まるで映画のような香水、シリーズだと思います。
もうだいぶ少なくなってるので大事に使いたいけど劣化する前に使い切りたい複雑な気持ち。

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