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野鳥が気になり始めた人への推薦ポッドキャスト・ラジオ4選+α

「耳」から野鳥を楽しめる、ポッドキャストやラジオ+α(TicTok)を紹介します。お仕事中や家事のBGM、リラックスタイムの耳福として、参考になれば幸いです。


1.Sound Escapes(サウンドエスケープ)-Bird Note-

BGMとしておすすめなのがこちら。世界各地の最も自然豊かな、美しい音にあふれる場所で録音された音風景※です。

※音風景とは…目に見える景観(landscape)に対して、音の景観(soundscape)を意味する言葉。

例えば、熱帯雨林のアマゾンで録音されたもの↓

冒頭の2分ほどにそのエリアの紹介(英語)が入りますが、約30分に渡って騒がしいほどの野鳥の声が聞こえてきます。アマゾンの回だけでなく、自然の音が豊かな世界各地で録音しているので、いずれの回も多様な野鳥の鳴き声が終始響き渡ります。

このポッドキャストの優れた点として、鳴き声の主である野鳥のリストがついていること。聞こえてくる分数が記されているので、気になる鳴き声はこのリストでチェックできます。

シーズン1シーズン2があるので、気になるものからぜひ聴いてみてください。


2.Music of Nature(ミュージックオブネイチャー)-Lang Elliot-

どうしてもヘッドフォンをして聴いてほしい音風景がこちら。

目をつむると、雨や土、森などその場所の匂いまで感じられるかのような音に包まれます。

自然の音を録るプロフェッショナルであるラング・エリオットさんのポッドキャスト。北アメリカの自然豊かなエリアを旅しながら、聴く人の心や体、魂にポジティブで癒しを与える「3Dの音風景」を集めることに取り組んでいるそうです。

野鳥をフィーチャーしたものがいくつかありますが、そうではないものにも野鳥の気配が感じられます。想像力が掻き立てられる、荒々しくも美しい自然の音を提供してくれています。


3.Shows-Bird Note-

毎日更新される、各種の鳴き声や生態に焦点を当てたラジオ番組。

野鳥を1種ずつ紹介しており、聴く野鳥図鑑という感じ。

1本2分なので、たくさんの種類をサクサク気軽に聴けます。音声は英語ですが、サイトにはスクリプトも記載されているので、文字でも読みたい方は見てみるといいかも。


SpotifyやApple Podcastsなどでも聴けます。


4.子ども科学電話相談-NHK-

毎週日曜日の午前10時から放送されている、NHKのラジオ番組。天文・宇宙、昆虫、動物、鳥などさまざまなジャンルに関する子ども(中学3年生まで)たちからの疑問に対して、生電話をつないで各分野の専門家たちが回答するというものです。

鳥の分野には、森林総合研究所 野生動物研究領域 チーム長の川上和人先生、日本野鳥の会 会長の上田恵介先生のいずれかが回答しています。

「鳥は夢を見るの?」「どうして鳥は毛虫を食べられるの?」などなど、子どもたちの率直な疑問は、「言われてみれば確かに不思議だ!」と感じるものばかり。

先生方の解説は子どもが理解できるにかみ砕いているので、とても分かりやすい。生き物や自然に対する愛情がひしひしと感じられ、そこがまたいいなと思うところです。

アプリのradiko(ラジコ)では生放送しか聞けませんが、NHKのラジオアプリらじるらじるを利用すれば、放送から1週間聴くことができます。


【TicTok】 So Wylie(ソー・ワイリーさん)

ポッドキャストでもラジオでもないのですが、紹介したいのがニューヨークに拠点を置く音楽プロデューサーのソー・ワイリーさん。野鳥の鳴き声をビートに合わせて作曲しています。文字では伝わらないので、まず聴いてほしい。例えば、アメリカフクロウ(barred owl)だとこんな感じ。↓

@sowylie

PART 2: BARRED OWL. I just want the birders to have a good day y’all. What bird call should I do next? #birding #wildlife #producer #remix

♬ So Wylie Barred Owl Bird Beat - So Wylie

他にも、フエコチドリ(piping prover)ムナジロミソサザイ(canyon wren)ハイイロタチヨタカ(common pootoo)など、野鳥の鳴き声に合わせたビート動画を続々とアップしています。

野鳥と一緒に音楽を奏でている感じがとてもいい。これからどんな鳥とのコラボが生まれるのか楽しみです。

ワイリーさんのTicTokはこちら


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お読みいただきありがとうございました。


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