映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を見たTRPGオタクのよしなしごと
悩めるオタク(あるいはめんどくさい求道者)
私は本当にTRPGが好きなのだろうか。
たまに、そう自問することがある。
ガキンチョの頃にTRPGと出会い、アホみたいに長い自作のシナリオを作り、ダイス片手にテーブルを囲んで友人と馬鹿騒ぎをし、ついにはシステム制作に手を出し――それで「TRPGが好きじゃない」は無理があるんじゃないのか? とは思う。冷静に考えれば明らかなことだ。
ただ、人である以上気持ちのゆらぎがあるので、それでも疑わしくなることはある。 たとえば