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テレビ東京『真夏の絶恐映像・日本で一番コワい夜』 謝罪を受け入れるということ。 和解をするという意味。【中山市朗ブログ】

中山市朗です。

テレビ東京『真夏の絶恐映像・日本で一番コワい夜』に流れた動画事件の件。
あんまり引っ張りたくないのですが……。

でもね。いろいろ反響がありまして、なんのかんのと言いながら、まだまだテレビの力は絶大なものがあると再認識しております。貴重な意見や安堵したという皆さんの声は、じゅうぶんに私に届いております。
ありがとうございます。

ただ、ちょっと一部の人たちが勘違いされているようなので捕捉いたします。

和解とは、当事者同士がある内容を取り決め、これ以上の争いはしないということです。
つまり、その内容に示されたものを私としては、制作会社の代表に求めていますのでその実行がされることを前提にしております。
それによって、番組が犯した著作権の侵害を公にすることとなります。
昨日のブログに、"Tさんも立場上、番組の全権を持っているわけでも無いがなるべく意に沿えるよう努力し、報告します、ということで" としたのは、そのことを示唆しています。

けっして、動画の無断使用を許したわけではありませんし、「では、許します」とは一言も言っていません。

ただね、制作会社の代表と言う立場のある人が、その日のうちに大阪に来られて誠意ある謝罪をされたのだから、そこは受け入れるのも人の道でしょう。
謝罪されたから、ではこういうことをこう対処してください。私どもは、ここは譲りません、という意志の確認が話し合えるわけです。そして和解となるわけです。
けっして、やられたことは水に流しますね~、なんなてことは言っていません。

また、制作会社の代表取締役というのは、会社や従業員を守る立場にもあるわけだし、テレビ東京との関係の信頼関係も壊せないわけです。そして今後の番組作りにも支障をきたせないように対策する。そういう責任を持つ方であることも考えてあげましょう。
だから謝罪に来たんだろう、というのは筋違いで、ここに来ても謝罪も無い、対処もしない、胡麻化し胡麻化しを繰り返して、取り繕う、という人はこの世にごまんといますよ。

もちろん、怪談に限らわず動画の無断使用は盗用です。
だからこそ、先方は謝罪に来たわけだし、それを受けて、こちらからは注文を促す。

みなさん、どうですか?
なにか人に悪いことをしてしまって、理不尽なことをしてしまって、それが自身ではなくても、部下が、仲間が、身内がやってしまったことについて、その責任を持つ立場だったとして、ちゃんと人に頭を下げられますか? ちゃんと誠意ある謝罪が出来ますか?
なかなかできませんよ。

今の政治家の国会答弁を見てください。
愚にもつかない言い訳、責任のなすりつけ合い、すっとぼけ。こんなんばっかりですやん。
自分がエリートだと思い込み、できる人間だと勘違いしている人ほど謝らない。
また質問する方も、とうとう業を煮やして、人格攻撃に及ぶ人がいる。
こういうの見て、醜いとは思いませんか?

私にも立場があります。
ここで「このことは絶対許さん」なんて突っぱねたら、制作会社やテレビ局はどう思います?
「怪談やってるやつらって、めんどくせえな」なんて思われて、何かメリットがありますか?
もちろん、向こうが悪いんですよ。ただ、人の気持ち、プライド、立場、状況、今後のことなど、こちらも考えるべきこともあるんです。人間関係ですから。

謝罪に来られて、それが本当に誠意を込めたものであるならば、あとは、それを受け入れるか、受け入れないか。謝罪されたTさんは、何の言い訳も、責任のなすりつけも一切しなかった。
全部うちが悪かったと、謝罪されたんです。
で、その謝罪を受け入れるか、つっぱねるか。
つっぱねて、どうなります?

どっちが有益か、将来につながるか、考えて見ましょうよ。

もちろん、怪談に限らわず無断使用は盗用です。
だからこそ、先方は謝罪に来たわけだし、それを受けて、こちらからは注文を促す。今後このようなことが二度と起こらないように釘をさす。今、何をするべきかを考えてもらう。
そこが重要でしょう。

そしてみなさん。
大らかに行きましょうよ。
ギスギスして、腹たててばかりいても、何も解決しないし、人は遠ざかりますよ。





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