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Yahoo!ニュース「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」テレビ東京が公式Xにて、謝罪!!

中山市朗です。

この件に関してはもう何も言うまい、と思っていましたが、Yahoo!ニュースになって再び注目されたのでコメントいたします。

私どものライブ映像が、「真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜」にて、許可なく使われたことに対し、テレビ東京が公式Xにて、謝罪したというものです。


記事⇩


ことの始まりと経緯は、私のブログをお読みください。
読まずに勝手な憶測をSNS上で書いている方もおりますのでね。

ことの発端と経緯などについては、
7月4日のブログ


電撃和解については、
7月5日のブログ


左欄より、最新記事かarchiveからお入りください。


私としては、和解の条件として、

●アーカイブ動画から当該映像を消去すること。
●公式Xに、謝罪文を載せること。

この二つの履行を求めました。
それが為された、ということです。
これで和解が真の意味で相成りました。

さて、Yahoo!ニュースのコメント欄にはいろいろな書き込みが寄せられています。
多いのが、昔の「心霊番組」は怖かったのに、昨今の「心霊番組」は怖くないといったもの。
あるいは、こういった番組が少なくなったと嘆く声も多々あるようです。

「心霊番組」は怖くなくなった、という原因はいろいろ上げられますが、まずはコンプライアンスの問題。
心霊などと言う、あるかどうかわからんものを、テレビで取り上げるのは……? と言う問題。
私が以前、テレビ局に企画を持って行った時に、よく言われたセリフです。
「な~に、言ってんですか。捏造報道よりよっぽど罪がないですけど」
そう言ったら、二度と連絡が来なくなった(笑)

それに場所や個人の肖像権、著作権の問題が問題になりがちですな。つまり、自分たちでネタ探しをしているわけではない。ネットから話題を探しています。

そして、いちばんの問題はネットの時代にテレビが追い付いていないという現状。
ネットには最新の情報、動画、画像が配信されますが、テレビは随分と遅れます。なので、マニアからすると「すでに知っている」とか「どこかで観た」という内容になります。
また、CGの技術も格段に上がり、より刺激的な動画も作られてしまうことにもありましょう。だから動画に頼るコーナーも、一工夫必要です。

そして、ネットに上がっている動画の製作者の中には、ほんとうにこういうことが好きで、なんというか愛のあるものも見受けられますが、テレビ番組にはこの、愛、がない。
そりゃそうですね。
テレビ番組の企画者も構成者も制作者も、テレビ屋ですから、どんなテーマでも卒なく熟せるけれども、内容が薄い、あるいは二次使用、三時使用が当たり前になる。情報も古い。
我々のように、ずっと心霊だの怪異だのを追い掛けているわけではないでから、それはしょうがないとは思います。
でも、心霊ものや、恐怖ものは、いつの時代にも求められるものだと思います。
現にこのことをキッカケに、こういう番組が無くなるのでは? と危惧する声も多いようですしね。

私は、こういう場合は監修なりメインとなる人をつけるべきだと思います。
監修者なり、メインとなる人が情報を提供し、ブレーンを組織させて、検閲もする。大変な仕事ですけどね。テレビ屋さんがやっつけでやるよりは、いいものが出来ると思いますし、違った切り口のものが出来るでしょう。また、信頼度も違う。もちろん、テレビ屋さんも積み重ねたデーターや技術がありますから、折り合いがつくよう話し合います。
昔は、中岡俊哉さん、新倉イワオさんとかがメインで出ていましたね。
UFOだと矢追純一さんとか。

2010年、2011年とNHKBSが『怪談最恐夜話』を放送しました。
これは画期的な本格的"怪談"番組でした。
担当のディレクターは企画の段階から、何度も大阪の私の事務所に足を運ばれ、私のライブを観覧したり、内容やゲストについての相談を持ち掛けてくれました。私の意見をなるべく取り入れた形で、あの番組が放送されたわけです。

私は別に監修でも無かったわけですけど、当時は不毛だった"怪談"の世界に、なんとか新風を、というディレクターさんの姿勢、気迫は感じられました。
2012年に東北大震災、それにNHKのBSの編成が変わったこともあって、反響があったのに続かなかったのが残念です。

テレビはオワコンとか言われている昨今ですが、やっぱりテレビで放送されたとなると、反響の大きさが違います。私ももともとテレビの業界にいた者として、奮起してオモシロ怖い番組を作り続けてほしいと願います。




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