マクロに見る、ギャンブルの勝ちやすさ


今から20年ほどまえにパチスロ4号機のブームが来た。年収800万くらいの無職の20歳が日本中にゴロゴロいた。

自分はブームの終わりかけに大学生だったのだけれども、周りの同級生も知り合いも全員勝ちまくっていた。

胴元の取り分がある以上マイナスサムのゲームだ。誰かが負けなきゃ成り立たない。一体誰が負けていたのか?

期待値の概念がないお年寄りと、あまりにも自制がきかない一部の若者だ。


ゲームが流行るということは多くの人間がプレイに参加するということで、そうなると基本的にはプレイヤーの平均レベルは落ちる。

20年前のパチスロはまだまだ失えるお金があった中流から下流の中高年のお金が、知識と行動力がある若者に流れた(ただし莫大な手数料をパチンコ屋がもっていってる)とマクロに見ることができる。

当時の若者目線から見ると、中高年層の多くが期待値の概念がないリテラシーの低い状態でお金を持っていたということが有利に働いたといえる。



勝ちやすいギャンブルとは、リテラシーの低い、相対的に自分よりお金持ちの人がいわば羽のついたお金を張ってくれる場であることだ。

これからの日本人は、世界で相対的に貧乏になっていく。

先進国の人がおみくじをひく感覚で張った100ドルに、リソースを注ぎ込んでその賭けを受けるかどうか考えるモチベーションがでてくる。なぜなら貧乏だから。

おみくじ感覚と、がちがちに期待値計算した人では長期的には後者が勝つからね。


さあ、ジャパニーズギャンブラーのみんな!外国人がアイスのあたり出たらいいなくらいではったお金、ガジりにいこうぜ!w


なんだ、この文章w



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