小澤一郎(Ichiro Ozawa)/Periodista

77年、京都府生まれ。Periodista(サッカージャーナリスト)。早稲田大学教育学…

小澤一郎(Ichiro Ozawa)/Periodista

77年、京都府生まれ。Periodista(サッカージャーナリスト)。早稲田大学教育学部卒。スペイン在住歴5年。日本とスペインで指導経験あり。欧州サッカー(LaLiga)の解説業、専門番組の出演など。これまでに著書7冊、構成書4冊、訳書5冊。(株)アレナトーレ所属。

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Talking with 渡辺夏彦「大卒海外行きを実現した今、伝えたいこと」

18年6月3日(日)に開催したプロサッカー選手、渡辺夏彦(VfRアーレン/ドイツ3部)のイベント全文書き起こし。(※Q&A部分は含まれておりません) 記事の最後に、イベントのフル動画リンクを無料提供しておりますので動画も合わせてお楽しみ下さい。 小澤一郎(以下、小澤) 皆さん、こんばんは。今日は急なイベントにもかかわらず、大勢の方にお集まり頂き本当にありがとうございます。今日、聞き手として司会進行を務めさせていただきます、サッカージャーナリスト、株式会社アレナトーレの小澤

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    • Jリーガーを目指したことがない学生時代。わずか3年でプロを引退。不条理と葛藤に向きった僕が見つけた「敗北のスポーツ学」|井筒陸也さんインタビュー【前編|編集後記】

      こんにちは。Periodista(ペリオディスタ)小澤です。 久々のnote更新は、YouTubeでのインタビュー動画の編集後記となります。 今回インタビューしたのは元Jリーガー(徳島ヴォルティス)で現在はクリアソン新宿のブランド戦略部門で働く井筒陸也さん。 インタビュー【前編】 今年3月に『敗北のスポーツ学』を上梓された井筒さん。この本がとにかく面白かったので、すぐに「本をテーマに(PRも兼ねて)、インタビューさせて下さい」と申し込んだのでした。 大変失礼ながら、

      • 「オモテとウラ」の解説比較。アジアカップ初戦のトルクメニスタンでの違いは?

         サッカー日本代表は9日、AFCアジアカップUAE2019の初戦でトルクメニスタンと対戦し、先制されながらも3−2で逆転勝利をおさめた。  同大会の日本代表の試合はNHK BS1とテレビ朝日系列で生中継されることになっているが、昨年のロシアW杯以降、代表戦では「裏解説」なるコンテンツがサッカー中継において定着し始めている。  「大真面目に、言語化する」というテーマで「URA_KAISETSU/裏解説」という有料コンテンツを立ち上げた元日本代表で現サッカー解説者の戸田和幸氏

        • パコ・アルカセル(現ドルトムント/当時バレンシアB、U-19スペイン代表) 2010年実施インタビュー再掲

          長く一つのクラブ、一人の選手を見続ける、見守ることで生まれる物語と愛着。 バレンシアCFのカンテラーノとして、新たなバンディエーラとして、スペインA代表のエース定着も果たしつつあったパコ・アルカセルがFCバルセロナへ移籍したのが2016年夏でした。 全てのタイトルを狙う常勝クラブへの移籍と同時に、「バンキージョ(ベンチ)」要員となることを受け入れて臨んだパコのバルサでの挑戦は2年で幕を閉じ、今季新たな挑戦はドイツの名門ボルシア・ドルトムントへと移ります。 パコの新たな門

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        Talking with 渡辺夏彦「大卒海外行きを実現した今、伝え…

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          【ハイライト動画】Talking with 渡辺夏彦 「大卒海外行きを実現した今、伝えたいこと」

          <イベント概要> 6月3日(日)18:30~20:30 Talking with 渡辺夏彦 「大卒海外行きを実現した今、伝えたいこと」 今回のイベントでは、渡辺夏彦が自身の言葉で特に大学4年間におけるピッチ外での取り組みを語りました。大卒海外行きを実現した今、彼なりにそのプロセスで見えてきたこと、日本と欧州(ドイツ)のサッカーの違い、そして日本サッカー界に伝えたいことを包み隠さず話したイベントのハイライト動画です。 この6月に23歳となったばかりの若手選手が今何を考え、どこへ向かおうとしているのか。 彼の視点や経験を通して、世界の中での日本サッカーのリアルな立ち位置を知ってもらい、それぞれの立場で「今、これからやるべきこと」をクリアにしてもらえるようなトークイベントになりました。 イベントのプレゼン資料が入った全文書き起こしをnoteにて販売中です →https://note.mu/ichiroozawa/n/n82ed7032a770

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          廿日市FC スペイン遠征報告会を終えて

           昨日(18年4月21日)、NPO廿日市スポーツクラブのスペイン遠征報告会に参加してきました。  廿日市FCの新U-15が18年3月27日〜4月3日の日程でスペイン遠征に行き、バレンシア州アリカンテ県トレビエハで開催された「トレビエハ・インターナショナルカップ」という大会に参加しました。  (株)エイチ・アイ・エス主催で実施された廿日市FCとしては初のスペイン遠征ですが、弊社(株式会社アレナトーレ)では大会参加に向けたコーディネイトなどを行い、その関わりの中で私も帯同する

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          レバンテUDの統合的育成戦略とスペインの育成における『文武両道』

           スペインにおいてサッカーは競技人口や人気の面でダントツのNO.1スポーツ。学校に部活動どころか日本のようなグラウンドがない(=あってもコンクリートのハンドボールコート程度)スペインの子どもたちは基本、小学校低学年からクラブチームでサッカーを始める。  当然ながら彼らの夢は「プロサッカー選手になること」。日本でもJ1選手の平均年俸が「約2千万円」と言われているが、Jリーグに最低年俸を保証する制度がないためJ2やJ3とリーグのカテゴリーが下がるに連れ一桁月給の選手、社会的に見

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