見出し画像

新築を整える#6 ユニットバスを外扱いにする

 浴室とそれ以外の境界を断熱材で塞いで貰いました。これにより、ユニットバスの隙間から上がり、内壁を通して家全体に配られていた冷気が止まり、家が冷えにくくなります。

下図の「★断熱材で塞ぐ」をユニットバス点検口から見た写真
ユニットバス付近の横から見たイメージ図

 本来は、省令準耐火の観点からもユニットバスとの境界には石膏ボードが張ってあるはずですが、それがありませんでした。原因は、施工管理者と設計者のコミュケーションミスです。

 石膏ボード取り付けのためには、ユニットバスの壁面を分解する必要があり、ユニットバス施工者は別会社のため手配の手間がかかります。とりあえずの処置として断熱材で塞いで貰いました。

2/1に施工、それ以前と比較し朝の温度の落ち込みが減った?

 結果、2/2と2/3は、室温のPeak to Peakが小さくなったように見えます。2/1に施工し、以降は朝5時頃の気温の落ち込みがなだらかになったようにも見えます。体感は変わりません、分からないです。

ユニットバス上部の温度

 ユニットバスの上部の温度は、16から18℃前後で一定です。入浴時には21℃まで上昇しており、ユニットバス内部の温度の影響を受けていることが分かります。一方で、冷えている場合にも外気温に左右され辛く、横ばいです。湿度は、絶対湿度に換算すると、5.5g/m^3から、入浴時に7.7g/m^3に上昇しています。外気湿度は、冬季は3.3g/m^3程度です。

施工前のユニットバス上部のデータはありません

 懸念点は、ユニットバス上部の空間に点検口から湿気が逃げるため、断熱材が湿気を吸いカビが発生しないか?です。梅雨時期などは、入浴時の湿気に加えて外気湿度が上昇するためです。

 温度計を設置し、多湿になった場合には、対応を検討したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?