高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【235】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

高山の作品から
随筆「
管理人さんの事

2017/01/17 

ブログの管理人さんとの事を書きます。


今個人的に残して置きたい事が多くて、今のうちに時間が空いたら書いてます。

自分自身親の病気もあって、いつ書くのが一時的にストップするか分かりませんからね。

書くことを辞める事はないけど、中断はあり得るし覚えてるうちに残しておきたいんですよ。

一番最初に思い出すのが、当時僕は二十代前半で、管理人さんは四十代前半です。

何処かの神社か、何かで若いゆえの悩みを相談してたら、自分自身も若い頃に自殺とか色々なことを考えたと言われたの思い出すんですよね。


京都で仕事の前か何かで、小さな神社の境内か何かで話してて、何だか親近感が勝手に沸いたのを思い出します。


その時の風景を覚えてますよ。

赤い鳥居でしょうか?足元の綺麗な砂も覚えてます。


このブログの管理人さんとは、京都での警備員時代に数ヶ月仕事をしただけです。


その後自分自身に色々あって、管理人さんに助けられたのを一つのきっかけで交流が再スタートしてます。

管理人さんは良く言うけど、来るもの拒まず去るもの追わずと言いますね。


僕と今はこうしてブログをやってるけど、そんなに細かく長くは話しません。


政治の話を少ししたりです。


管理人さんとは二回り程年齢も違って価値観も違うけど、何かしら共通が有るのかもです。


と言うより、僕が管理人さんの影響受けたと言うか、生き方や考えに影響されたかもです。


全てがそうではないけど、寛容の人だと自分自身思ってる。

これは出会った頃から変わらず、当時僕が二十一とかで管理人さんが四十代前半です。


初めての警備員仕事に何かと世話をしてくれて、京都に一人しか友達が居なかったからか、何かにつけて誘ってくれました。


僕は、警備員のその班は管理人さんが年齢が一番近かった。

仕事は熱心と言うより、飄々とこなしてる感じでした。


サボったりはないけど、熱心だよって見せつける感じではなくて、そつなく飄々と確実にこなしてる感じでしたね。

今たまに警備員見ますし、自分自身の仕事でも雇うけど上手い人ってそんな感じなんですよね。

当時は、今より色んな機械類も発達してなかったから上手かったんだと思います。

他の若い人にも僕に対するのと同じように親切でした。
 

だけど、独特の職場で若い人は一週間もたなかったですよ。

管理人さんは色白で眼鏡を掛けてて、そこの警備会社では珍しい当たりの優しいタイプでしたね。


吹き溜まりのような感じの所でしたからね。

言い方は悪いけど、チンピラにもなりきれず崩れかけたような人がほとんどでしたね。

当然若い人が入っても続かないんですよね。


僕は長く続いたからか、或いはそういう中で可哀想に思われたか、何かにつけて面倒見てもらいました。

管理人さんと話すと覚えてないわと、京都弁で言われますけどね。


そりゃそうですよ。数ヶ月居た若い男の子ですからね。

しかし、半年だったかもう少しだったか覚えてないけど、給料取りに行くと事務員のケバいおばさんに、あんたは使えると思ったと何度か言われて、何だそりゃって思ったのを覚えてます。

つまり、根性が有ると言うより、こういった所でしか通用しないだろう、と言われてるように感じたんですよ。 
 
何だか馬鹿にされてるように、自尊心を傷つけられたのを思い出します。

その頃のそこの警備員って、僕は何人もあってるけど、まともでないって印象だったんですよね。


僕は大人っぽさはまだ無くて、少年の面影のある大人しい男だったと思います。


そりゃある意味、周りは管理人さんを除いたら警備員と言っても半端者の集まりで、そういう中で若い僕はとにかく年長者にきちんとしよう、或いはでしゃばらないでおこうです。


僕らの主な仕事は夜勤で、片側通行の交通整理でした。


カーブを曲がって直ぐに工事してて、それを停めて誘導するけど、何度か嫌な思いをして言い合いもしてます。


車を停められる方は気に入らないからね。


煙草の吸殻を投げつけられたり、降りて来て凄まれたり有りました。


しかし、現場が距離が長いから、警備員同士で助け合うのは深夜です。


こういったトラブルでカチンと来て怒ったら、大抵作業してる工事の人が止めてました。

僕は、当時決して優秀な警備員でもなかったし、日にちが過ぎれば良いって感じでしたね。

こないだ書いたのを管理人さんに送ったら、管理人さんが考えてた僕とは違うな、なんですよ。


管理人さんが見ていたのは、ある意味半分の僕ですね。


大人しくて、だけど短気でしたけど、どちらかと言えば歳上から見たら頼りない男ですよ。


その後の僕が変わったのは、色々な事に揉まれたからで、根本は夢見勝ちな男ですよ。

当時は、同級生からもそんな歳上とかと仕事しないで、同年代の人としろよと言われてました。

確かに歳上と仕事するのは気を使うし、価値観も違うしですよ。


それでもなかなか辞めなかったのは、給料が良かったからかもです。


管理人さんの事は当時は親切だけど夢見勝ちな中年です。


何処かでこうはなりたくないってありました。

人格は別として夢を語ってももういい歳じゃないか、です。


こっちは若いから、そういう風に口に出さなくても思うんですよ。今思えば生意気ですし理解不足ですがね。

今、自分自身が当時の管理人さんの歳を越えて分かるんですよ。

警備会社は若い僕に、優先的にマンションに行って座ってるだけで特別な給料やるとか回してくれた。


地上げ屋対策に、居るだけで良いからとかね。


その代わり班には言うなでした。


何故かは班長が会社に文句の多い人で、四十代後半でした。


この人とは残念ながら気が合わなかった。

辞めるきっかけはこの人ですね。


この人の班でいつまでもやれるかでした。


管理人さんは、他の人が来るとこの人との橋渡し的な役割をしてましたね。


この班長は悪い人ではないかもですが、その後に建設業界に入った僕にしてみたら良く居るタイプの、こけおどしタイプです。


俺はこんなに偉いんだぞですね。大した事はないのに。

しかし、その後の仕事やプライベートで、管理人さんのタイプは居ないです。


所謂オタク的な所は他にも居たけど、そういう風に言いながら実は芯がしっかりしてたり、寛容的であったりって事ですね。

管理人さんは僕の二面性を指摘したけど、僕も管理人さんからある種の二面性を感じるんですよ。


管理人さんにはその頃から同居してる歳上の女性がいて、今では高齢になって介護してるようです。


何処までの介護は分かりません。


だけど、いくら長く同居してても、今でもそうしてるってのは凄いよなです。


自分自身、父親が年齢から体の調子を崩してて、仕事しながらなるべく面倒見るけど、親でさえ疲れます。


それを永年同居してるからといって、介護を男性が出来るのは凄いよなです。

それは自分自身がこの歳になって、現実に直面して弱さを痛感するたびに思いますよ。

普通なら、自分自身の楽な方に逃げても良いのになと思います。

だけど、その辺りは管理人さんとその女性にしか分からない事なんでしょうね。
 
そこの所は、僕のような女性にいい加減な生き方をしてる人間には理解が難しいです。


当時は、僕は管理人さんの歳までに小説か映画の脚本家で何とかならないか、と思ってました。


なりませんでしたね。


だけど、継続するのと、もう一つは助けてくれたりフォローしてくれる人が居るのは有りがたい事ですよ。


僕が管理人さんの立場なら、僕の為にブログにアップしたりしませんよ。


僕なら、創作は一人でしろよです。


それとこの頃、歳上が当時話してた事が、あー!そうだったのかと納得します。


それは、管理人さんも含めて色んな人ですね。

果たして僕が、年下に今話してる事が後々、あー!そうだったのかと思われるか、自信はないですよ。

管理人さんは覚えてないようですが、あちこちに連れって貰いました。


そういう話しをしてたら管理人さんから、当時の僕のマンションによって、パチンコ代を借りたことがあると言われてえ!?そんなのありましたかね、でしたね。


僕も忘れてるんですよね。


もしかしたら、管理人さんの記憶違いかも知れないですけどね。


お互い色々な事を忘れてますが、電話をすると非常にいつも柔らかい声で話す人で、確か五十代を過ぎてパソコンを覚えたらしいです。


人が良いばかりでない、何かしら芯の強さを感じますね。

管理人さんも決してまともでない部分があるように思いますが、それは何処かで自分自身と近い、まともでなさです。


当時の管理人さんの年齢を越えて、やっと何となく分かるんですよね。


何となくです。完全に理解出来ると言うのは無理ですよね。


だけど、一つの縁を切ろうと思えば管理人さんにとっては簡単です。


それをしないでブログを更新してくれてる事に感謝してるし、このブログがこんなに続いてるのは僕の力ではないですね。


このところ知らない人からも、ブログを読んでると言われます。


嬉しい事ですよ。


僕は、今は父の病状が徐々に悪くなってます。


書ける時に色んな発信を、サイトやブログからしたいです。


一度だけ管理人さんから、手紙というか手書きの物を貰ったのですが、非常に達筆で逞しい文字で驚きました。 


僕と管理人さんは二十年以上会ってないけど、不思議な縁を保ってくれてる事と、若い頃には見えなかった一つの生きざまを見せてくれてるようで感謝してます。 


それがなかったら、サイトで書けない物をネットでは発表出来なかったでしょう。

そうすると自分自身の発想の原液と言うか、自由さも失われたかもです。

不思議な縁です。人と人の縁は何処で再び繋がるか分からないですよ。

意外な所でスッと繋がったり、意外な所でスパッと切れます。


それは予想できる物ではないなと、この年齢になると思いますよ。

ある年齢にならないと見えて来ないことが沢山あると、今は思います。

歳を取れば良いとは言わないけど、やはり若いうちに見えてたものが実は違うんだなと、思わされる事が多々ありますよ。


おわり

高山の作品紹介
次回は 随筆「柴田勝頼の事」

「ガーターベルトの女」~映画化のために

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