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「ビ・ハイア問題」と「一月万冊」と

意気地なしゆえ
10月17日夜 「ビ・ハイア問題」を知った
略しても理解していただけると思うので以下「ビ・ハイア問題」と書きます
これまでこのnoteで「ビ・ハイア問題」に関しての私のツイートと
ツイッター上で「ビ・ハイア問題」を考える上でのいくつかの問題点
匿名についてと朝日が報じた記事自体及び報道上の問題を
「ある民事訴訟」という表現で私なりに思うことを書いてきた
今回は清水有高氏の「一月万冊」という動画に
ゲスト出演されていた方々のツイートや
ブログに見られる対応や考え方について
私なりに考えてみたいと思ったので「ビ・ハイア問題」と明記した
こうするからには私の考えについての反論や批判が
当然あるだろうと予測される
もっともこの一文がそれらの人の目に触れればのことだが
前にも書いたが私ごときは何の取柄もない一介の老人
おまけに弱虫であり意気地なしでありケンカが嫌いと来ている
権力には負けない気がいはあるが
いたって権威に弱い・・・つまり劣等感のかたまり
ひとたび攻撃されたら尻尾を巻いて退散すると
自慢じゃないけど自信があります
ケンカ嫌いと書きましたが争いごとは嫌い
たたかう前に降参しておきます
お金は無いので慰謝料の請求をされても
お支払いできませんこともご承知おきください
高名なお方が私ごときのとるに足らぬ思い考えに
目くじら立てることも無き些細なことでござるので
ここは無視してせせら笑っておかれるのが賢明と
申しあげておきます
意気地なしゆえ先に白旗を挙げておきます
争う気は毛頭ありません
私の心覚えという私的な記録とお断りしておきます

真相・真実が知りたい
ビ・ハイア問題を知って二週間ほど過ぎたところ
この問題に関して訴えられた被告側は
翌日に原告側の主張を全否定する見解を公表
さらにその後この問題を報じた二社に対して謝罪と訂正を申し入れた
記者会見当初はツイッター上でさまざまな意見が見られたが
二週間経った今ではこの問題に関心ある少数の方や
元ビ・ハイア関係者のツイートぐらいになった気がする
私の情報源はもっぱらツイッターなので
そのことも断っておきます
そこで私の立場をはっきりさせておこう
このことだけでも無視するに十分でしょうと

私はそうだが・・・もちろん関係する方々も
真相・真実を求めているというのは立場を同じにしているはず
私は真相・真実が知りたい
だからこれまでの様々なことも知りたい
そして自分なりのある感触をもって軽々に判断はしない
そして軽々に発言発信しない
自分の判断に誤りがあれば素直に認め改めよう
「過てば則ち改むるに憚ること勿かれ」
いつかどこかでかじったうろ覚えの言葉を
検索して確認してコピーしただけだから
このことを突っ込まれても何の言葉もないので
いじらないで欲しい
真っ先に降参の白旗を挙げているのをお忘れなく

私は原告側の主張を信じたい

さてこれを前提にした私の立場だが
私は原告側の主張を信じたい
当然それはまだ私の感触でしかない
信じたいという理由の一つ一つはこれから書く内容で
触れることになるかもしれない
私の立場を明らかにした上で
何をここで書きたいかというと
「一月万冊」という動画配信にゲスト出演されていた方々が
この「ビ・ハイア問題」をどう思いどう対応されたか
そのことを考えてみたいと強く思うからだ
私のこの強い思い・欲求・衝動は何に起因するのか
「一月万冊」のゲストの方々のツイッター上で知るお仕事に感心し
ツイッターでの発信された内容に共感することが多かった
だからお三方・・・安冨歩氏と烏賀陽弘道氏と本間龍氏の
「ビ・ハイア問題」に関するツイートにも無関心ではいられなかった
私は動画だけでしか清水有高氏を知らない
お三方は「一月万冊」で清水氏と共演している関係で
私的なお付き合いもあっただろうと想像する
個人的お付き合いがあれば清水氏についての人となりを
少なくとも私などのような動画視聴者よりも知る立場にある
お付き合いがあったとしてもその程度はさまざまだと思うし
あくまで推測でしかない
お三方が「ビ・ハイア問題」で原告側の記者会見の報道を
どのように受けとめられどのように感じられたかを知りたかった
お三方の問題の感じ方と私の感じ方の相違が
どうして生まれたのか
それは何を意味するのか
高名な方々を相手に不遜な考えを持ってしまう結果になっているが
尊敬する方々だからこそそこに何があるのか知りたい
こうして未熟ながらも私の思いを書き残しているのは
一つにそんな自分の思いを知りたいという欲求を抑えられないからだ
こうやって何を知りたいのかどうなるか
正直言ってまったくわからぬ手探り状態
めんどくさがりでいい加減な私が
面倒でやっかいなことを始めたものだと思う
でも始めたからには続けてみよう
何処に行きつくか分らないが
せいぜい愉しみながら取り組んでみたい

安冨歩氏をなぜ尊敬しているか
女性装のこと

私は「一月万冊」の全部の動画を観たわけではない
そもそもこの動画を知ったのは安冨歩氏の関連動画だという流れ
そこで初めて清水有高氏を知った次第
私は安冨歩氏を尊敬しているしそれは今でも変わらない
私が氏を尊敬しているというのは
氏の著書をすべて読んで氏の思想に
深く傾倒しているからという意味ではない
はっきり言えば氏の著書は全く読んでいない
それは第一に経済的な問題からであり
第二に本を読む気力がないから
では氏の何を尊敬し何に感銘を受けているか
それは氏が・・・このような書き方は失礼になるのかもしれないが
私流の表現・書き方だとしてお許しいただきたい
氏が女性装をされたことを知ってからのこと
もちろんその経過とか理由は知らないけれど
私はそのようなことには興味はない
男性が公の場で
しかも東大教授という社会的に地位のあるお方が
女性装をしている・・・それだけで尊敬に値する
それは私にはとても勇気あることに思える
断っておくと私は女性装とは無縁

選挙活動のこと
それから埼玉県松山市の市長選挙に立候補されたことを知った
その関連動画で氏の選挙活動や選挙演説を見聞きした
何よりも子供を守ることが政策の第一
その訴えも心に響いた
それから選挙について考えさせられた
氏の選挙活動は従来のそれとはまったく違っていた
馬と歩いたり
選挙カーを降りてずっと路地を歩くだけとか
選挙の第一声だったか
公園での候補者演説を終えてから応援演説の間
何をされていたかというと選挙カーの看板に
何か足らないと思われたのかずっと絵を描き足していたのが
普通はあり得ない風景でとても面白かった
そんな型破りな選挙があっていいと思った
いわゆる政党選挙ではなく一般市民が立候補して自由で楽しい選挙活動
このような選挙の有り様が政治を変えるきっかけになるのではないか
そんなことも考えさせられた
それからもう一つ感動したことがある
マイケル・ジャクソンについての研究に並々ならぬ力を注がれ
その歌と思想を情熱的に語り続けておられる
そのことも私が尊敬する理由
しかし先に書いたように
私は安冨歩氏の全体像については全く知らないと言っていいい
氏の学業についても著書についても然り
私が氏について知り尊敬しているのは
氏のごく一部分なのだ
一冊も氏の本を読まずに何が語れると言われれば
まったくその通りですと答えるしかない

「ビ・ハイア問題」と安冨歩氏
ビ・ハイア代表の清水有高氏が主宰する
YouTubeの動画配信「一月万冊」に安冨歩氏はゲスト出演されていた
私の主な関心は安冨歩氏だったので
清水氏有高氏のコーチングとかの話は全く興味もなかったし
当然会社のことも関心外
ただ清水有高氏のプロデュース力には感心していた
いい本を見つけその著者を支援する
特に烏賀陽弘道氏の支援には力を入れているように見えた
烏賀陽氏についてはこの次に書かせてもらおうと思っている
私自身あるブログの管理者として無名のケイタイ小説家の作品を発表し
支援していることもあって
清水有高氏の「一月万冊」等での活動には興味があった
それだけに今回の「ビ・ハイア問題」のニュースを知ったときには
何も知らなかったのでかなりショックを受けた
当然民事訴訟を訴えられたビ・ハイアと清水有高氏側は
原告側の主張を全否定した
原告側の主張が事実ならかなりひどい状態だったと想像する
どちらの主張言い分が正しいのか
真実・真相はどこにあるのか
私は知りたいと思う
二週間ほどたって私なりの感触を得た
もちろんそれが正しいと断定することはできない
あくまで個人的「感触」であり希望である
その立場はすでに書いた
その立場を確かめる作業になればと願っている
注意深く書き進めていきたいが
間違いや思い違いがあれば訂正させていただく
「一月万冊」にゲスト出演されたお三方の
「ビ・ハイア問題」についての対応・考えについて
私の考えとの違いがどこから来たのか
そのことが知りたいと書いた
そこで今回は安冨歩氏について
私が氏を尊敬する理由を述べて
それは「ビ・ハイア問題」についての考えの違いはあっても
何ら変わることは無いとも書いておきたい
もっとも尊敬している勝手に私が言っていることで
私のことなど誰も知らないわけで
知らないことは気になるはずもなかろうから
あえて断り書きすることもないか~って感じだけどね

安冨歩氏は原告記者会見の翌日
10月18日にご自身のブログに見解を発表された
ビ・ハイア 大山莉加氏の自死に関連する記者会見の記事について
http://anmintei.blog.fc2.com/blog-entry-1072.html

この記事を今一度読み進めながら
大事だと思う個所を抜き書きし記録しておきたい
記事のタイトルにもあるように
この大半は自死された大山さんに関する記述
一人の女性の死という悲しむべき事実があるだけに
記述の比重が多くなるのは当然だと思う
そして一人の死というのは「単純なもの」ではなく
「真の原因の総合的解明」はやがて開始される裁判でも
大きな争点になるのだろう
このことは安冨氏が以前から「清水氏に提案」していたことなので
それが裁判という場で「制的に実現されることになった」と書かれています
私も死の真相が究明されることを願うばかりです

安冨氏は続けて
「一連の報道で私が一番衝撃を受けたのは、以下の記述である。」として
記者会見で紹介されたのだろう亡くなった大山さんの父親の言葉について
言及されている
彼女が書き残した文章を紹介し
それらの証言や生前の大山氏を直接知る者として
父親の言葉は「受け入れられない。」と断言されている
以下大山氏の最後のメールに触れ
「ビ・ハイアのHPに出たコメント」が紹介されている
安冨氏は
「私の研究に大きな関連のあることで、私は大きな関心をもって彼女の証言を聞いたし、直接、大山氏から話も聞いて、衝撃を受けていた。」
だから「原告が、それが事実無根で、社長に言わされたものだとしていが、
私には信じがたい。」とし「この問題に関心をもたれる方々に直接ご判断いただきたいと思う。」
安冨氏の大山氏に関する記述で大事だと思うところを抜き出してみた

そのあと記述はホースセラピーに行った時の様子
大下氏と桜井氏の原告二人に関することが書かれている
原告の主張する「乾燥大豆」についてに記述は
「俄には信じられないのである。」と
そして
「食事を費用を別に請求していた可能性は排除しえないが、
これも裁判で明らかになるであろう。」と記されている
それから大下氏と桜井氏の両氏が失踪した件に触れ
「清水氏はショックを受けており、あの二人も自殺したのではないかと
非常に心配しており」と清水氏の様子が書かれている
少し長くなるが大事な点だと思うので引用したい
『「現代の奴隷制」と弁護士が表現しているが、その表現は、
私の見聞した両者の関係とまったくそぐわないので、私には、
それもまた、俄には信じられないのである。』
次に安冨氏は
「ビ・ハイア側の主張によれば」として
「二人は、契約中に犯した不正が明らかになり、民事提訴を準備しています。一人については、刑事事件として被害届を警視庁に出しています。」
と紹介している
そして
『以上から私には「報道を鵜呑みにはできない」のである。』
との記述になる
その次の記述も大事だと思うので長いがそのまま引用すると
「もちろん、それはビ・ハイアに問題がなかったことを意味するものではない。それどころか、構造的要因があったからこそ、こういった深刻な事態が起きているのである。しかし、その深刻さの形態は、原告が主張するようなものとは、私には思えない。もっと深い人間の内面のビ・ハイア内外を含めた相互作用によって引き起こされた、長期に渡る複雑な過程なのだと理解している。」
最後に大山氏の自殺の問題に触れて安冨氏の記述は終わる
「私は事件直後から清水氏に対して、大山氏の自殺がなぜ起きたのか、その徹底した解明は大きな意義があるので、何らのタブーなく、行うべきだと主張しており、清水氏もそれに賛同していた。しかし、事件の鍵を握る自殺現場の第一発見者の二人との連絡が取れず、遺族とも連絡できなかったので、頓挫していた。」
最後の文章は
「私はこの一連の事態を間近で見ていたので、今回の展開に、本当に胸がつぶれる思いであるが、同時に、事実が明らかになることに、大きな期待を抱いている。」

長い引用になったが
私は安冨氏の思いを理解したいがために
ゆっくり確認するつもりで再読引用してきた
それは氏を尊敬するがゆえに
氏と私の受けとめかたの違いがどこにあり
それはどんな認識のもと
何に起因しているのか
それを知りたいがためである
それ以外の何の理由もない
この問題についての受けとめかた考えの違いがあるにせよ
私が氏を尊敬する気持ちにまったく変わりはないということは
すでに書いた通り

そもそも「ビ・ハイア問題」とは
「生きてるだけで迷惑」女性自殺、社長をパワハラで提訴
上記が朝日新聞が報じた記事のタイトル
この記事と報道についての批判があるが
それについての私の考えは別の記事としてnoteに書いている
ある民事訴訟の報道について
https://note.mu/ichiro70/n/ncdad23e47769

なぜあえて朝日のそのタイトルをここに書いたか
「ビ・ハイア問題」の本質を見失わないためだ
どのようなことが清水有高氏によって行われたかの
原告側の主張の細かなことはいちいち書く必要はないと思う
いつ頃から原告側が主張するパワハラが始まったかを記事で確認しておくと
「16年ごろから3人のうち2人を保証人にして返済を求めるようになった。」
双方に主張の違いはあれ確認できる事実は
・3人が事務所で寝泊まりしていた
・頻繁にラインで連絡していたこと

11月5日付けBusiness Journalでの
「ビ・ハイア問題」についての記事には
「もう一人の男性元従業員には、当初、実行報酬と成功報酬が支払われていたが、2015年7月、清水氏から「今後実行報酬は支払わず、成功報酬のみとする」と言われた。その成功報酬は、売り上げが50万円以下であったら0%、50万円を超えると20%、100万円を超えると20%というもので、報酬を得られないことが続いた。このような雇用条件の不利益変更は、労働契約法に反するものである。」
前の朝日の記事でも確認したが
私は日付に注目している
いつ頃からいわゆる原告側が主張するパワハラが始まったか

これらに関する原告側の主張を読んで
私はかなりショックだった
普通じゃない
異常な状態だと思った
原告側の記者会見の内容が報道された後
ツイッター上では様々な意見が交わされていた
私も真相を知りたいと手掛かりはないかと検索した
尼崎・北九州事件との関連を指摘する投稿もあった
「ビ・ハイア問題」と類似した経験談もあった
洗脳という言葉も飛び交った
奴隷役・ゲスト役がいてその両方を経験したという話もあった

私はビ・ハイアのことを全く知らなかったので
報道後はまっさらな気持ちでさまざまな投稿・事例を見ていった
安冨氏と私の考えを分けた理由の一つに
私がビ・ハイアのことを何も知らなかったことがあると思う
清水氏と他の社員との接触もあり
様々な行動を目にした安冨氏の目には
原告が主張する「事実」は全く入ってなかったのだろう
目に入ってなかったとして
会見で原告側の主張を知ってどう感じたのだろう
ショックは受けなかったのだろうか
借金の話
連帯保証人の話
事務所に住み込んでいた話
安冨氏が触れていたのは「乾燥大豆」のこと
ハフポストの記事を引用して
「俄には信じられないのである」と書かれている
また「現代の奴隷制」という弁護士の表現にも
「私の見聞した両者の関係とまったくそぐわないので、私には、それもまた、俄には信じられないのである。」と記されている
被告側の主張をパワハラ問題として一考することがなければ
氏があれほど関心を持っている大山氏の自殺の問題についても
「毒親」問題の周辺をどれほど考察しても
なんら理解することはできないだろうと思われる
10月24日に安冨氏のブログに書かれた記事は
この文章でまとめられている
再度記しておきたい
「私はこの一連の事態を間近で見ていたので、今回の展開に、本当に胸がつぶれる思いであるが、同時に、事実が明らかになることに、大きな期待を抱いている。」

複雑な問題は
私は単純に考えるようにしている
安冨氏が「俄には信じられないのである」
ならば
清水氏との関係を一旦切り距離を置くことだ
清水氏から得た知識・認識を白紙に戻すことだ
そこから新たに自分で問題を凝視すること
清水氏に対しても
原告側の両氏に対しても
清水氏と原告両氏と縁があるのだから
一方の立場に立つのではなく
双方の意見を真摯に聴く態度こそ必要ではないか
それが出来る立場に
あなたは居ると思う

裁判に真相解明をゆだね待つのもいいが
いまあなた自身が真相解明のために
出来る何らかの行動を起こしてほしい
裁判の結果いかんにかかわらず
今の立場をとり続けるのは
あなた自身の問題として返ってくるのではないかと
懸念している
私はあなたを尊敬するがゆえに
その尊敬の念は変わりはしないし
あえて「ビ・ハイア問題」について
パワハラ問題としてのご一考を
重ねて進言いたします

「ビ・ハイア 大山莉加氏の自死に関連する記者会見の記事について」を読んで私が思っていたあなたの考えとの違和感・相違を考えて行くうちに
以上のような考えに至りました
私自身の心覚えとして記録したいと思います

2018年11月6日
無名居士こと
藤川一郎
京都市北区北大門町27 葵荘17号
075-493-4676
尚 次回は
烏賀陽弘道氏のツイッター上での
「ビ・ハイア問題」についての対応について
考えてみたい

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