高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【156】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

2019.9.27~高山とトンネル工事現場の近況:熱が?

午後10時 0時まであと2時間 どれだけ今日は書けるでしょう
昨日は調子悪くて トータルで4千字にも届かなかったからね
今 さとちゃんちのコメントまとめたんだけど
さとちゃんちだけで戦時超えてたよ
だから今日は楽々と1万字と言いたいところだけど
よく言うよね 下駄を履くまで分からないとか・・・言わない?

さて私のことはどうでもよくて 高山のこと 仕事の現場のことなど
昨日 全く書いてないから 今日は少しでも書いておかなくちゃね
さっき高山から何度目かな? 電話あったところだから まだ覚えてるし
忘れないうちに書いとかなきゃ でもあまり変化はないんだけど
まあ新人女性の入社が本決まりになったことは書いたね
もう現場に出て いろいろ社員教育っての 始まったとか
まだあちこち紹介に回ってるようなもので 本格的には10月からだろうね
前からいる女性二人とは また違ったタイプのようだとか
面白いよね 三人三様っていうの みんな違ってみんないい・・・って
金子みすずの詩の世界みたいだね
彼女は先輩女性二人いるから その子たちが面倒みるし相談相手になる
だから少しは気が楽かもしれないね でも 物おじしない子と言う評価もあるけど 若いし緊張してたんだろうね どうやら熱を出したらしいよ
昼間は 格闘技大会優勝者のYの現場に行って Yのパンチ受けたらしい
本人の希望でね そしてYも本気で打ったらしいよ 倒れはしなかったけど
半回転したとか そりゃあそうだろうね
でも その子もきっと抗夫たちの人気出るだろうと高山は言ってる
美人トリオってことになるね
そして高山の構想はまだ先があるからね 女性の中心的メンバーになるのを4人揃えたいし だから女性社員はもっと増えるだろうという話
今度の子は動くのが好きとA子ちゃんも言ってるくらいだから
きっと成長していい働き手になるかも
それにA子ちゃんは 格闘技大会の女子リーグを作るのが夢だというから
最低でもメンバーは6人集めたいと言ってる
そのうえお父さんは 娘の意気に感じて 道場 練習場を庭に造る計画
しかも屋根付き すごい展開になっている
行動力あるA子だし 極真の後輩も仲間に入ったし 実現するだろうね
ほんとにすごい展開だよ
まあね 書くことと言ったら女子社員のことばかりになってるね
まあそれはやはり大きな出来事 行ってみれば業界にとっては革命だからね
いずれこのようなことが取り上げられ 評価される時が来ると思うけどね
彼女たちは 年々確実にキャリアを積み重ねていく 成長しかないからね
営業でバリバリ元請相手に活躍するA子ちゃんが そのうち見られるよ
高山もエッセイや小説に書いてくれるだろうし 楽しみに待つとしよう
ということで 代り映えのしないないようだけど
今日はこれまで お疲れお疲れ

高山の作品紹介
次回は「体罰に対しての私見」を紹介します

山本太郎のような政治家を求める

2019/01/08 
政治家とは何か?を最近考えますね。

先ず、国益を考えると国民の事を考えるでしょう。

今は、どういう時代でしょうか?

自分自身、地方に住んでて肌で感じるのは、格差の時代ですよ。

一部の富める者は富んで、大半が苦しい生活をしてる。

自分自身の周りに、本当に富める人なんて居ませんけどね。

そういう僕も諸事情を抱えてる為に、家に暖房を滅多に入れないです。

父の死後母と暮らしてますが、人が来た時以外は、ストーブをつけるなんて滅多にないですね。

自分自身の六畳の部屋には、当然ストーブ等の暖房器具は無いです。

電気を消すとかは当たり前で、トイレの水はなるべくお風呂の水をバケツに貯めておいて、それで流します。

自分自身の暖を取るには、湯タンポです。

仕事場には、暖房が入ってるからとても快適ですよ。

暑いのは、我慢できても寒いのは幾ら九州でも辛いです。

因みに今年は、久しぶりに扇風機を使いましたが、夏には冷房は有るけど、お客が来た時しか使いませんでした。

昼勤夜勤の滅茶苦茶な生活をしてると、暑くて寝れずに久しぶりに扇風機を使いましたね。

数年ぶりの事ですね。自分自身、体力に衰えてるのと、今年は暑かったですからね。

そういう生活です。

言い出したら沢山有りすぎるので、この辺でやめますけどね。

僕らのようなトンネル工事をしてる作業員も、昔とは変わりましたね。

昔は、作業員は高額なお金を取ってたから、お金の使い方も激しかったですよ。

しかし、今は皆お金を取ってても慎重ですね。

昔と比べたら使わないです。

例えば、仕事が終わったら大抵汗をかくから、ビールを一本か二本は飲むんですよね。

宿舎に冷蔵庫を置いてて、自分自身で買ってきますが、昔は大抵スーパードライを皆飲んでましたが、今は安いビールですね。

スーパードライや麒麟のビールを飲んでると、金持ちとか言われますよ。

彼らも一時的にはお金を取っても、そのあとの保証が今は厳しいって分かってるからでしょうね。

トンネル工事と言うのは特殊技能でも有るし、最もお金を取れる建設業の一つでもそういう感じですよ。

勿論、使う人は今でも使いますけどね。

それなら、普通の仕事をしてる人はどうか?ですが、非常に厳しいのが現状ですよ。

特に、地方は疲弊してます。

若者には就職先はなかなか無くて、あってもブラック企業と言われるような所です。

仕事を掛け持ちしてる人も、沢山いるようです。

平成が終わろうとする中で、貧富の差はどんどん広がってますね。

今の政治家がやるべき事は、福祉や未だに復興がなされてない場所の復興ですよ。

福島の地震と原発事故以来、数々の自然災害或いは人災が有りますね。

そういう中で、自分自身の意志で政治家になったのが山本太郎です。

彼は、芸能界でそこそこ売れてたんですよ。

それを原発事故から、これはおかしいと思って政治家になってます。

僕は、テレビでの彼は知らないですが、映画には良く出てましたね。

有る芸能人が言ってましたが、芸能界程実は儲かる所はないと言います。

それを投げて、自分自身の意志で政治家になってます。

一度は落選して、それでも諦めずに政治家になってます。

反原発を主にしてますが、今の自民党と対立する態度を見せてますね。

政治家とは本来、こうしてなるものではと思わせます。

世の中がおかしい、それなら自分自身が立って何かを変えてやろう、その為には犠牲は厭わない。

彼は、それを体現してる数少ない政治家です。

自分自身で、分からない事は一生懸命勉強して、そうしてたら彼の志しに共感して良いブレーンも付いたのではと、最近は思わせますね。

肝心なのは、志しですよ。

明治維新を成し遂げた人は、そういう人達でしょう。

ほとんどが、死にましたけどね。

対立した新撰組等にも、それなりの志しがあったと思いますよね。

だから今でも、司馬遼太郎の維新の物語が読まれるんですよ。

そこに有るのは、志しや色々な物を抱えながら戦う姿が描かれてるからでしょう。

勿論、司馬遼太郎は物語作家で、司馬遼太郎の歴史感は実は違うとか今は出てますがね。

政治家には、こういう時代は特にですが、私利私欲を捨てて国の為国民の為に動いて欲しい。

そういう政治家が、日本に今何人居るのでしょうか?非常に少数でしょう。

今は、実は国難な時期だと思いますね。

高齢者は増えて、それを支える若者は減り、精神疾患を抱えてる人が増えて生活が苦しく、自殺する人が増えてです。

悪いことと言うか、苦しい事が増えてばかりですよ。悲しい事ばかりか増えますよ。

未来を明るく描けない時代ですよ。

自分自身五十才ですが、ポックリ死ねたら良いですが、そういう訳には多分行かないでしょう。

そう考えたらゾッとしますよ。

その後の世代は更にでしょうね。

僕は結婚してないですが、小学六年生になる甥っ子が居ます。

時々思うのが、こいつが大きくなった時に日本はどうなってるのだろう、と言う不安です。

僕は甥っ子を可愛がってますから、特に思いますね。


今やある意味、政治の事を考えないのは、僕らの年代なら罪でさえ有ると思いますね。

山本太郎が、年末に炊き出しをしたのが一部で称賛と、一部で批判を受けてます。

これは、日雇い労働者の街で毎年やってるらしいです。

これを取材したとかで、売名だとか言う連中が居ますが、売名でも良いのではです。

今ほど有名になる前から、やってるようです。

辺野古の基地問題にも、まだ無名の頃に一人で行って反対を言ってますね。
これは、一部のネットでも言われてますが、沖縄の知り合いからも聞きました。

当時は有名でなくて、一人で行って、ほとんど聴衆の居ない中でやってたらしいですよ。

見た人は、あれ?山本太郎じゃない、って感じだったらしいですよ。

炊き出しに対して、これが政治家の仕事かと言う人が居ますが、政治家の仕事じゃなくても彼の志しでしょう。

一方の国のトップの安倍総理は、年末はこれを読みますと数冊の本を出してましたが、百田尚樹の「日本国記」が出てましたね。

お友達のコピペ本ですね。

そして、差別主義者の百田尚樹の本を恥ずかしげも無く挙げる国家のトップ、馬鹿野
郎と思いましたね。

まあ、安倍総理が何を読もうとまあ良いですよ。

ゴルフをしようと良いですが、国民が山本太郎の炊き出しに難癖をつけるのはおかしいでしょう。


困ってる人が居るから、寒い中で自分自身が行っててやろうですよ。

こういう人を総理大臣にと、思いますね。

弱い立場の人間が、更に追い込まれて行く社会にはうんざりですよ。

そろそろ、その辺りをきちんと考えないと、本当にこの国はヤバいですよ。

原発事故にしても、風評被害で無くて本当はどのくらいの被害なのか?です。

そこを隠さないと、東京オリンピックは開けないのかも知れないですが、そんなオリンピックなんかより余程大事でしょう。

隠さずに本当の事をです。

大体、この国はかつての公害問題にしても、隠して隠して最後はばれて取り返しがつかないって事が多すぎでしょう。

福島を風評被害でどうのとか、ではないんですよ。

国民として、本当の事が知りたいんですよ。

それが、痛みになっても、福島の方々にも良いでしょう。

後から色々出てきて、そうだったのかより余程ましですよ。

山本太郎のような志しを持って、自分自身の損得より国民の為、或いは自分自身の信念の為に身を粉にして動く人間を、政治家にしましょう。

ひいては、彼を総理大臣にとも思いますね。

夢かも知れないですが、一部の国民はそれを本気で思ってますよ。

彼のもう一つの武器は、俳優だった事から国会での答弁が非常に上手く、人を惹き付けますね。

あれも素晴らしいですよ。

志しが無くて私利私欲しか考えてない人は、政治家を辞めろと思います。

山本太郎のような議員が増える事を、庶民は望んでますよ。

彼を、僕は支持します。

肝心なのは、志しと信念です。

学歴とか派閥とかじゃないんですよ。

国民の為に、と言う政治家を求めましょう。

不味い時代、ヤバい時代になってる事を自覚しましょう。


おわり

このnoteの目的
無名の作家高山の創作活動を支援すること
そして 彼のエッセイ「ガーターベルトの女」を原作にして作品化すること
あなたが魅力的なMという女性のとりこになりますように

新・ガーターベルトの女6 フェラチオ(フィクション)

2019/02/08
Mは、今は事務機器メーカーに勤めていて僕の所とも取引が有るために良く会うようになった。

僕の所から建設業への事務機器をレンタルしたり買って貰うようになったので、Mはそれを感謝してるようだった。

Mは、建設業と言う今までは未開拓の所に事務機器の取引を始めて、一気に営業マンとして会社でトップになったようで、本人はそれをとても喜んでいる。

昔のMなら、仕事にそこまでの何かを賭けてくるって無かったが、今四十八歳になって最も仕事の面では充実していて、それ以上の事はそれほど望まないとまで言う。

一度結婚して早くに離婚したせいと、若い頃に充分遊んでいるから仕事に打ち込めるらしい。

そういうMでも、二人きりになると昔のような冗談を言ったり、今はこの映画DVDになってるけど観たとか?聞いてきた。

プライベートで会う事は無かったが、二人で仕事の用事で車で移動する事は最近増えた。

そういう中で有る建設会社に行く用事があって、Mもそこに二度目の挨拶に行くらしく、それなら二人で行こうとなった。

その建設会社は、小さいが昔からうちは取引があってわりと何でも言えるアットホームな所なので、Mと僕とが行っても問題ないだろうと思えたので二人で行くことにした。

しかし、その日はこちらにしては珍しく雪が降っていて、今年最も寒い日だった。

Mと車に乗って走るが、雪が降っていて前が見えにくかった。

Mは、これだけ降ったら楽しいねと言いながらも、その取引先は更に山間部に上がるからタイヤとか大丈夫と聞いて来る。

僕は、まだ降りだして少し積もった位だから滑りはしないから、ノーマルタイヤで大丈夫と軽く笑う。

それに、この車は会社の車でライトバンの四駆だったし、最悪でも後ろにチェーンを載せて居たので心配はしてなかった。

しかし、油断は大敵でしばらく走ると前が全く動かなくなった。

かなり前方の方で、赤色灯が見えた。

雪で事故でもしたようで、狭い一車線の道ではしばらく待たないといけないようだった。

Mは、さっと車を降りて側の自販機から缶コーヒーを買ってきながら、前の様子を見て再び乗ってきた。

缶コーヒーを僕に渡しながら、前で多分接触事故してるようだよと言う。

何処か楽しそうなので、僕は思わず笑って楽しいかと言うと、そりゃこの辺りで雪が降ってこういうシュチュエーションってなかなか無いよ。楽しまないと、と言ってクスクス笑う。

いたずらっ子のような所は、若い頃からまるで変わってない。

僕らが知り合った二十代の頃から、今はMは四十八歳で僕は五十歳になるが、そういう所は全く変わって無かった。

美しくてスタイルの良かったのも維持しているが、そういう面も変わらないんだなと思うと感心した。

車の中でもMは、昔の事から今の事まで楽しそうに話していた。

車が全く動かない状態から、少しだけ動いた。

僕は、取引先には動けない時に今日は最悪行くのが難しいかもと伝えて居たので、何処かで脇道からその会社に行くか、行けない時は戻るしかないと思っていた。

事故が、激しい物と言うより、そもそも雪に馴れて無いのだからこの先もトラブルが起きそうだったからだ。

少し車が動くとMがあの脇道から行けるんじゃないかなと言ってきた。

Mは、スマホで地図を検索してたようだった。

細い脇道が有ったが、この辺りの地理には二人とも全く疎かった。

僕は、車のハンドルを切ると左側にある脇道に入って行った。

今日は、仕事にならないなと思っていたのと、Mの言うとおりにして失敗してもまあそれも楽しいか、と開き直っていたからだ。

脇道は狭くてどんどん進んだが、段々と坂道になってきて雪がかなり積もっていて、少し車が滑り出したので慎重に走った。

山道に入ったようで、日陰の為か雪がかなり積もっていた。

僕は、これ以上進んでも多分雪で進めないぞとMに言った。

Mも、うーん確かにねぇと他人事のように唸った。

僕は、引き返した方が良いのかそれとも進むべきか悩んだが、進んでも多分雪で通れないなと思いUターンしようとした。

ゆっくり雪で見えない場所でUターンしようとしたが、ガクンと車が傾いた。

入った場所は雪で下が見えないが、どうやら田んぼか畑のようで思った以上に雪が積もっていて、車がはまりこんでしまった。

それでも、四駆なので何とか出ようとしたが、エンジンを吹かす程そこにはまりこむのが分かった。

こりゃ参ったなと思ったが、Mはクスクス笑って仕方ないよと言った。

僕は、今日行くはずの会社に電話を入れて今日は完全に無理そうだと伝えると、事務所に電話して大体この辺りで車が動かなくなってるから雪が少しでもやんだら、四駆二台で来て引っ張ってくれと伝えた。

それまでは、仕方ないから何とかすると伝えた。

事務所に居た社員は、今出るとこっちも同じようになりそうなので、様子を見ながら出ますと言ってきたので、とにかく急がなくて良いからとだけ言った。

僕は、傾いた車で煙草に火をつけると、仕方ないなあと笑った。

Mも同じように笑いながらも、あそこに小屋が有るから行こうよと言い出した。

少し離れた場所に確かに古い小屋が有ったが、車にいる方が余程良いよと言うと、面白いじゃんと言ってMは小屋に行きたがった。

面白いと言うより、確かに燃料がそれほど入って無くて長時間待つのは不味いかもと思ったので、僕は小屋に行くのを渋々オーケーした。

多分これは、軽い遭難でどのくらい待つ羽目になるのか分からなかったからだ。

事務所の方に電話した時にも、JAFも出払ってて中々動けない状況だとの事だった。

普段雪が降らない所は、こういう時にはパニックになる。

落ち着いて時間を稼ぐしか無いなと思って、僕も小屋に行くのに賛成した。

Mは、雪が有るためとヒールで来てたので、最低限の荷物をバックに入れると車を出た。

僕もジャンパーだけ着ると、煙草とライターとスマホだけ持って出た。

少し歩くと分かったが、雪が思わぬ所で深くて膝くらいまで入ったりした。

Mは、ヒールで果敢にも僕の前を歩いていたが、キャっと言うと体の半分くらいが雪に吸い込まれるように落ちた。

僕は思わず笑いながらも、何とかMの側まで行って引き上げた。

Mは、バックは大丈夫だったようだが下半身は完全に濡れていて、上半身も胸くらいまでは濡れていた。

それでも、笑いながら驚いたよと言った。

何とか小屋まで二人でたどり着いて小屋に入った。

入り口は、簡単に空いた。

どうやら昔は、何か牛か豚を飼ってたような僅かに獣の臭いがしたが、相当長く使われてないようだった。

小屋に入るが全く見えずに、ジポのライターで照らした。

思ったほど広く閑散としていた。

隅にゴミのような物が貯められてて、コンクリートの打ちっぱなしの床だった。

Mと慎重に入っていくと段々と目が慣れたのと、すきま風は入るが一応小屋なので、さっきと比べたら少しは温かく感じた。

Mは、コンクリートの床を手で綺麗にしながら座ると笑って、火をおこしてよと言った。

確かに僕も雪で濡れていたが、Mはさっきの雪に落ち込んだのでかなり濡れて寒いはずだった。

僕は、隅のゴミから火がつきそうなのを選んで持って行くと、ジッポのライターで慎重に火をおこした。

煙が出て二人ともむせたが、火はついた。

小さい焚き火なら大丈夫だろうと思えたので、古いくちかけた雑誌や板を放り込んだ。

Mの姿が焚き火で見えてきたが、かなり濡れていた。

Mは濡れたジャンパーを脱ぐと、こういう時は濡れたのは脱いだ方が体温下がらないのよと言って、てきぱきと脱ぎ始めた。

最初は下に着てるスーツだけになったが、あー、これも濡れてて駄目だねえと笑うと、下着だけになった。


ストッキングとキャミソールだけで、床に板を敷いて座った。

僕は思わず笑いながらも、そりゃ幾らなんでも脱ぎすぎだろうと笑うと、Mは裸になっても良いけど、若い頃のように自信がないからねと言った。

そして、僕にも脱げと言うので濡れたズボンと上着を脱いで、パンツとTシャツになった。

確かに、この方が濡れたままよりましなような気がした。

焚き火も燃やす物を集めて側に持ってきて座ると、Mが立ってないと笑いながら聞いてきた。

僕は、一瞬意味が分からなかったが、ボクサーパンツの中で軽く勃起してるのをMが指摘したのが分かると、恥ずかしくなった。

Mは、五十歳にしては元気良いし、かつての彼女でも立つのと聞いたので、そりゃ仕方ないよと笑って誤魔化そうとした。

Mの体は薄暗い中でも綺麗だったし、下着姿は興奮するなと言う方が無理な話しだった。

Mは側に来ると、見せてと笑いながら言った。

いたずらっ子の笑いだった。

僕は意地になって、それならキャミソールを取って俺にも見せてよ、と言い返した。

Mはゆっくりキャミソールを脱ぐと、これで良いかなと笑った。

ブラジャーは、濃い赤でMに似合っていた。

ブラは取らないからね、とも言ったのでどうしてと聞くと、そりゃ貴方は私の若い頃を知ってるからよと言うので、それならストッキング脱いでよと言うと、ゆっくり仕方なそうに脱いだ。

今日はストッキングで、ガーターベルトじゃないんだと僕が言うと、仕事の時にそんなに履かないでしょうと言われたが、Mのパンティはブラジャーと同じ色で脚も綺麗で、僕はなるべく見ないようにしていた。

Mは、これだけやったんだからあれを見せてよ、どのくらい今の私で今の貴方が立ってるのか見たい、と言ってきた。

それは、自信家のMでも歳を取っても魅力が有るのか確認したいと言ってるように聞こえて、僕は魅力は充分有ると言うのを証明するためにボクサーパンツを脱いで、勃起した物を見せた。

Mはそれを見ると嬉しそうに、中学生みたいだねと言った。

暗がりでMの目が、キラキラ光ってるように感じた。

僕はMを引き寄せるとキスをしたが、舌を入れようとするとMが舌で押し返して来た。

貴方は、キスが一番好きでしょう。それに、ディープキスをしたら全てしなちゃこっちも気がすまなくなるんだから、と言った。

今の関係が崩れないとは思うけど、私も慎重なのよと続けた。

それでも、Mは僕の勃起した物を触ると手だと冷たいねと笑って、僕の所に顔を埋めると口で勃起した物を含んだ。

Mは舌を使いながら、寒さが飛ぶねと笑った。

Mの舌の使い方は上手く、僕は口の中に出しそうになったのでそれを言うと、Mは無視して舌を使い続けた。

僕はMの中で出したが、Mはそれでも止めずに舌を使い続けた。

一度だけ顔を上げて、五十歳とは思えないねと笑った。

僕は、お前だからだよと言ったが、二回も口の中で出してしまった。

Mは昔も上手かったが、今の方が更に上手かった。

その時、僕のスマホが鳴った。

うちの社員からだった。

近くまで来てるけど、かなり暗くなってるからどの辺りか教えて欲しい、との事だった。

僕は、細かく場所を教えた。

Mは、それを聞きながら焚き火に干していた服を着始めた。

僕の物はそれを聞いて一気に萎んだが、Mは指で僕の物をちょんちょんと触ると笑った。

僕も干していた服を着た。

Mは笑いながら、意外に早く来そうだね。車に戻ってないといけないけど、今度は慎重に行くと言った。

火の始末をすると、小屋は元の閑散とした物に戻った。

Mは僕の頬にキスをすると、意外に早く来たのが良かったのか悪かったのか、私も悩むなあと言うと、クスクス笑った。

そして、雪で濡れたのが乾いたのにね、違う方が濡れたよと言うと、キラキラした目をして僕の目を覗きこむようにすると、軽くグーでパンチをして来た。

そこには、昔は無かった目尻の皺が有ったが、とても綺麗だった。

おわり

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