高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【154】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

2019.9.25~高山とトンネル工事現場の近況:休養日

今日はね 新しいPCが来たんだけど
もちろん新品という意味じゃなく 中古なんだけどね
前に書いたように これまで使っていたのが接続不良で
使えることは使えるんだけどね わずかに接触できる部分を探すのが大変
探して接続できたとして そこを固定できないわけだから
書くのに熱中していて バッテリー切れの警告出るわけ
慌てて接触部分を見つけてと その繰り返しでなんとかできてたんだけど
この部分は以前 何度か経験してるのよ そのうち接続できなくなる
基盤のほうが切れるとか壊れるとかして そうなったらもう使えない
そうなる前にと それでも悩むけどね 来たらきたで設定とか面倒なことあるけど やはり来たのはうれしいし そうやって設定いじってるのも楽しい
ところがまだキーボードのポジションが今までと違うから
どこでどう間違ったか 急にページ移動して
ここに来る前にコメント書いてたんだけど 6回よ 書き直したの
こんなこと今までなかった まだ原因分かってない
左手が当たるキーが問題かと みな触ってみたけど
まあPCには慣れるしかないけど そのうち慣れるでしょう
ということでそろそろ11時 なんか書くのに疲れてね 慣れないから
もうやめようかと思ている 1万字 今日は無理無理 ということで
高山とは少し現場のこと話したけど まあ古い話もあって懐かしかったけど 
新しいニュースはないから これもパスして今日は休養日てことに
休養日たって ほんの1時間早くやめることになるだけ
0時からは韓流ドラマの更新されたの観るし
そろそろ眠たくもなってる いろいろあって疲れた感じ
それじゃちょっと休憩
どうもお疲れお疲れ

高山の作品紹介
次回は「ローラ問題に付いての私見 2」を紹介します

ローラ問題に付いての私見

2018/12/22 
タレントでモデルのローラ問題について、私見を書きますね。

ローラ問題とは、沖縄の辺野古の埋め立て問題についてインスタグラムで反対の署名を呼び掛けた事ですね。

署名は、元々ロブ・カジワラさんと言う人が始めて、有名人がTwitterで拡散しました。

ロブ・カジワラさんと言う方は知らなかったんだけど、署名は実に簡単なので調べて欲しいですね。

署名をホワイトハウスに届けて、アメリカに少しは民意を分かって貰おうと言う事です。

十万人を越える署名が集まりましたが、まだまだ集めないとですね。

これに関して、ローラのインスタグラムには様々な書き込みがされてて、今は本人もその呼び掛け消してるかもです。

様々な書き込みも、インスタグラムの運営から酷いと言うので消されたのも有りますね。

ローラを擁護するのが半分程で、半分程はローラを批判してました。

かなり酷い暴言を投げてる人も居ましたし、沖縄の問題は沖縄でなどと書いてるバカも居ましたね。

沖縄の問題は沖縄でって、本当にバカだと思いますよ。

何故なら、玉城デニー知事が当選したのに埋め立てをいきなりやり始めたって事は、本土でも政権の意に沿わないなら何でもやるって事ですよ。

それに、タレントごときとかモデルごときがと言うけど、ローラも人間ですよ。

百田尚樹の暴言が許されて、ローラは許されないの?


『日本国記』は、コピペや間違いだらけと言われてますが、元々百田って人は、『永遠の0』でも散々昔の戦記物のコピペやってますからね。

これが、作家と言えるかと言えば、自分自身何作か読んで言えないですね。

百田尚樹の暴言も、まあ言えば良いんですよ。

右翼的な人間も、発言権は有りますからね。

しかし、若いローラが言うと一斉に叩く勢力が現れますね。

ローラは、クォーターで前に一千万円ほどユニセフに寄付してそれも批判されましたが、この頃からローラに好感を持つようになりましたね。

ある種、国際的感覚を持ってるのではと、自分自身の意志が強いのではです。

それと、こういう発言をすると必ず言うのが、対案はあるのかですよ。

対案は、また考えたら良いんですよ。

それと、安倍政権の暴走を止めるべきです。

バカの一つ覚えのように、対案は対案はと言うが、そういう人間に考える力が有るのかと思いますね。

ローラが、インスタグラムから呼び掛けを消したのは事務所がやったのか、流石のローラもこれほど炎上するとは思わず消したのかで、炎上させてる人に正直、怒りさえ覚えてますよ。

二十代の女の子が、勇気を持って発言したんですよ。

こういう風に言うと、女性差別だとか言われるかも知れないけど、まだ若い女の子が勇気を持って、この閉塞感のある国に物申しただけでも素晴らしいじゃないですか。

そう思わないかな?

そう思わないなら、国や権力なんて変化もしないんですよ。

有名人が干されるのも覚悟で言うって、勇気が要りますよ。

僕は、ほとんどテレビ見ないから、ローラが昔のようにテレビに出たりしてるのかは知らないんですが、これで干されるようならテレビ局に苦情入れるべきです。

安倍総理の支持者は堂々と色々な活動が出来て、反対する人は消すっておかしいだろう。

安倍政権を批判したら干されるとか、何時の時代だです。

それと、もう一つ個人的に重要だと思うのが、若い人が声をあげたです。

やはり、本来年輩者よりも若い人が声をあげるげきだと思ってます。

何故なら、自分自身に後に降りかかるからです。

年輩者は、ある意味若い人がこれから大変だからと声をあげてると思います。

勿論、年輩者も大事ですよ。

それと、一部にウーマンラッシュアワーの村本君が色々言っても叩かれるのに、ローラが言うと人を見てて擁護してるのでは、との意見もありましたね。

ローラが綺麗なモデルだからでしょうが、これは詭弁ですよ。

ウーマンラッシュアワーの村本君が色々言ってても、僕は叩きませんよ。

だけど、テレビを観ない僕にはウーマンラッシュアワーがどういう時事ネタをやってるのか分からないのと、彼のTwitterでの言葉使いが時に荒すぎるので距離を置いてます。

ローラが綺麗だから支持するなんて、そんなアホな事があるわけないですよ。

美しいとか醜いで、政治的考えが変わってたら大変ですよ。

因みに、僕はローラは綺麗だと思いますが、凄いファンではないんですよ。

美醜で言う人は、自分自身がそういう部分が有るのではと思ってしまいますね。

とにかく、沖縄に寄り添う等と言うなら、いきなりの埋め立てを辞めるべきです。

特に、沖縄の北部辺りの意見を聞くのと、従わないなら沖縄に金銭的援助はしないとか言わない事です。

あの辺りに長く居ましたから、何らのか産業を入れる手伝いを国はすべきです。

とにかく仕事がないですからね。

それと、今回の事でローラを責めずに誉めて欲しいし、ローラに続く人が影響力の強い人からどんどん出るべきです。

芸能人だろうと人間ですからね。

人間が、おかしいと思った事を言って何が悪いです。

それと、若い人に聞くとローラは主に今は海外で仕事をしているようで、日本のテレビに無理に出なくて大丈夫なようです。

これで干されたらと思ってたから、ほっとしましたね。

とにかく、ローラ頑張れと応援してますよ。

最近起こった事で非常に嬉しい事で有りますが、批判する人に怒りも覚えてますね。

おわり

○署名のやり方が書かれたサイトhttps://www.okinawatimes.co.jp/articl...

このnoteの目的
無名の作家高山の創作活動を支援すること
そして 彼のエッセイ「ガーターベルトの女」を原作にして作品化すること
あなたが魅力的なMという女性のとりこになりますように

ガーターベルトの女 4~ビーチで

2019/01/14 
高山ファンの皆さん
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「新・ガーターベルトの女4~ビーチで」


これも、Mから最近言われて思い出した話しです。

時は九十年代半ば、Mが二十四才、僕が二十六才の時の話しだ。

僕は、付き合ってる女の子を現場、仕事場に呼んだ事はほとんど無いはずだし、Mも来たがったが断った記憶があった。

僕の仕事は当時は、トンネル工事の主に管理だったが、その時は作業員が足らずに現場に入ってコンクリート打設をやっていた。

コンクリート打設は若い体力勝負で、若い僕は一生懸命働いたし楽しかった。

その中でも最もきついのが、コンクリートを打つ前の防水シートを張る事だった。

当時は、それを一人でも出来ていたしスピードも早かったが、今ではやろうと思えば出来るがスピードは相当落ちている。

とにかく、体力勝負で一時的に太りかけてた僕は、一ヶ月程で一気に痩せた。

キツいが面白かったし、やりがいはあった。

その現場は、地元でMの家からも車で一時間弱で来れた。

夏だったが、トンネル内は貫通していて風が通り涼しく、オイルを蒔く事が多かったので僕はツナギを着ていた。

ツナギと言うのはオーバーオールのように作業服の上から着たりして、僕は今でも愛用している。

その時は、作業ズボンは履いてたが、上はタンクトップを良く着ていた。

汗を大量にかいたが、夏の為に外に出ると直ぐに乾いた。

それでもタンクトップやTシャツは脱いで絞ると、汗を吸っていてボトボトと汗が流れ出した。

下の作業ズボンは薄いのを履いていたが、何時も汗で濡れていた。

しかし、慣れるとそんな事よりも仕事が面白かった。

僕は、ある時何時ものように離れた場所に車を置いて居たので、そこでツナギを脱いでいると見た事がある車が横に付けられていた。

Mの車だった。

そこは、広目の砂利が敷かれた場所だったが、個人の車で来てるのは僕だけで他の作業員はもっと近くにマイクロバスを置いていて、仕事が終わるとそれに乗って急いで宿舎に戻っていた。

僕だけが、そこでは家からの通いだったのだ。

他の作業員は、主に鹿児島宮崎から来た連中だった。

所長が鹿児島の人間で、主にそこからの人間を使ったからだ。  
 
話しは逸れるが、僕の出身の県と鹿児島、宮崎の連中は余り合わなかった。

彼らは粘り強い仕事をしたが、早い仕事には向かなかったと思う。

勿論例外も沢山いたが、トンネルの掘削になると請け負いになるために、粘り強い丁寧な仕事は掘削が進まずにお金にならなかった。

それと、人間もくどいと言うかさっぱりしてなかった。

特に、酒を飲むとそれが顕著に出たと思う。

それで、後に何度も喧嘩になったりした。

しかし、こういうコンクリート仕事には彼らは合っていた。

粘り強く丁寧だからだ。

プライベートな付き合いはなるべく避けたが、仕事の失敗を何度もしつこく言ってきたりするのには、若かった僕には面倒で嫌だった。

その日も帰り際に、年上の作業員に僕の仕事の雑さをくどくどと言われて少し苛立ってたと思う。

普段なら、Mの車を見て現場には来るなと怒ったかも知れないか、その時はそういう苛立ちもあって嬉しかったのだろうと思う。

Mは、車のウインドウを開けるとコーラの缶をひょいと投げてきて、暑そうだねと笑った。

僕は、Mに何度も現場には来るなと言ってた事を忘れて、コーラの缶を受けとると一気に飲んだ。

そして、煙草に火をつけながら暑いよと答えた。

Mは、笑いながら今からそこの海に行こうよと言って車を降りると、僕の側に来て汗の匂いを嗅ぐと大袈裟に鼻をつまんでみせた。

Mは、短パンにスニーカーでへそが見えそうな短めのTシャツを着ていた。

身長は、高くは無いが綺麗で長い足にそれは似合ったが、露出が多すぎて思わず、似合うけど他の男も見るよなあと言った。

Mは、見るねえと笑うと、だけど見たい奴には見せてあげても良いじゃんと、言うと軽くキスをすると僕の車の助手席に勝手に乗ると、海に行こう!と叫んだ。

僕は苦笑いを浮かべながら、行くかと言うと車に乗り込んだ。

Mは、タンクトップに作業ズボンになった僕の腕を何度も触って来て、ウンウン、太くて良い感じと笑った。

僕達は、ロックンロールを大音量でかけながら海に向かった。

そこは、狭いビーチだったがほとんど人が来ないし、何より海が綺麗だった。

駐車場等無いので、車を防波堤ギリギリに停めると、一台だけ車が前に停まっていた。

Mは、砂浜に降りるとスニーカーとソックスを脱いで、海に途中まで入った。

海に行こうと言ったものの、水着は持ってきてないらしい。

いかにも気まぐれなMらしかった。

Mの足のには、赤いペディキュアがされていた。

他の女がすると下品に見えるが、Mがするとそれは砂浜に映えて美しかった。

Mは、自分自身がどうすれば綺麗に見えるかを良く分かっていたし、時には突飛な格好も似合った。

スタイルが良く美しい顔を持っていたが、常にその辺りの努力は惜しまなかった。

太ったなと思うと、食事を節制したり運動をしていた。

すっぴんのMは何処か幼さがあったが、メイクをするとそれは消えた。

Mが嫌う女は、美に努力をしない女だった。

綺麗な顔じゃなくても、当時は太った女を嫌っていた。

Mいわく、勿論遺伝的に太りやすいとかは仕方ないだろうけど、そんなの分からないし痩せたい等と言うのにデブな女の子は、努力が足りないのよと辛辣だった。

それは、男に対してもそういう所があった。

僕は太っては無かったが、油断すると少し肉が付いた。

それは、酒を飲んでその後にラーメンを食べたりしてたら、そうなってしまう。

そういう時にはMから腹の肉をつままれて、これは何?と怒られた。

今のMに、当時何故僕と付き合ってかを聞くと、見た目は太い腕だったけど、何と言うか勢いがあったのと、それとは逆に繊細さもあったからかなと言う。

何より面白い人だったじゃないとも言うが、僕は当時Mに寄ってきた若い連中の中で特別顔も良くなかったし、父の会社の息子とは言えども、それより金持ちでルックスの良いのは沢山居た。

Mは、今それを言うと、肝心なのは気が合ったからじゃないのと言う。

それに、当時皆積極的に私を口説いたけど、貴方は口説くのに、最初お酒がないと口説けなかったのも可愛かったと言った。

確かにそうだったので、今では恥ずかしい話しだった。

昔の話しに戻すと、Mは僕にも海に入れと言うので、僕は作業服をめくって入っていった。

そういう僕を、Mは飛びかかってきて海に沈めようとした。

僕達は、びちょびちょに濡れながら海で遊んだ。

Mは、誰も居ないと思ったようで、履いていた短パンを海に投げるとパンティとTシャツで泳ぎだした。

上がってくるとオレンジのパンティが透けて、Mの薄い恥毛が見えた。

何故、Tシャツを脱がなかったのかは、Tシャツから乳首が透けて見えたので分かった。

ノーブラだったからだろう。

Mは濡れたままキスをしてきて、二人とも段々と興奮して来た。

僕は、作業ズボンを脱ぐとMが口でくわえて来て、あー、油の匂いがここまでするけど、それも良いねと笑った。

それは、コンクリート打設の時に使う油で、臭いが強くて身体を洗ってもこの仕事をしてると、しばらく染み付いてしまう物だった。

その匂いは、臭かったので嫌う女も居たが、Mはそれも貴方の一部だと言って決して嫌わなかった。

そういう優しさも、Mの好きな所だった。

僕達は、興奮してて海でセックスをしようとしていた。

Mのパンティの間から挿入すると、立ったままでゆっくり動き出した。

その時だった、男女の大きな笑い声が聞こえて来た。

周りを見ると、大きな岩が有るところから水着を着たカップルが、笑いながら歩いて来ていた。

Mは、すっと僕から離れると投げた短パンを取りに行き、急いで履いた。

僕も作業ズボンをあげると、カップルの観察した。

男は黒い水着で色白で太っていたが、髪型等を見るとヤンキー上がりのような感じだった。

女は、ビキニを着ていたが、あちこちから肉がはみ出るような感じで、男以上に太っていた。

年齢は、どちらも僕らより少し上の、二十代後半から三十代に見えた。

Mと僕は砂浜から上がると、カップルの方を軽く見ながら砂浜に座った。

防波堤にもう一台車が停まっていたが、あの車の持ち主だろうと思えた。

Mは、太ったカップルを見るとゴキブリでも見るように嫌な顔をしたが、直ぐに笑顔を取り戻して、やりたかったでしょうと笑って来た。

僕は、そうだなと笑い返して海から上がると、意外に寒いためにその辺りから乾いた木とか落ち葉を探して集めた。

Mも少し寒そうだったので、小さい焚き火でもしようと思い車に戻ると、煙草とライターを持ってきて火をおこした。

しかし、湿った物も入っていて、最初はもうもうと煙が上がった。

狭いビーチに煙が蔓延した為に、太ったカップルの男の方が、こんな所で焚き火かガキ達の癖に、と少し脅すように言ってきた。

僕は、すいませんと一応謝ったが、こちらが低姿勢に出たのが不味かったのかその男は、ここは大体俺達のビーチだし邪魔なんだよと言ってきた。

僕は、俺達のビーチって私有地じゃないんだから、と笑いながら答えた。

男の態度にカチンと来ていたので、挑発しようと思ったのだと今では思う。

悪い癖だと思うが、当時はそうやって挑発するのが面白かった。

それに、一対一の喧嘩なら負けない自信もあったからだろう。

Mは、男の俺達のビーチと言うのを聞いて、それならデブ専用かあと笑って言った。

Mも大人しくしようと思ってたのが、相手の偉そうな態度にカチンと来たのだろう。 

それに、当時は嫌ってたデブだったから、特にそれが頭に来たようだった。

男は、僕達の態度に腹を立てたようだった。

焚き火をやめて出ていけよ、それに俺はこの辺りの族のヘッドだったんだぞ、と言い出した。

女もそれに乗って、そうだと言ってきた。

僕は、私有地でも無いのに偉そうにと笑ったし、この辺りの族のヘッドには失笑してしまった。

男が僕の側に来たので、立って向かい合った。

身長は高かったかが、顔を見るとどうやら三十代のようだったし、僕の態度に僅かに怯えてるのを肌で感じた。

それでも女の前なので虚勢を張って、てめえコラ舐めてんのかと言ったが、Mがそこにそりゃさっきまで舐めてたよ、と笑いながら言ってきた。

僕は、思わず吹きながらも冷静に相手の股間に膝を入れた。

見事にヒットしたようで、男がうずくまったのでその顔を蹴ったが、素足で蹴ると痛かった。

それで、うずくまった相手の顔面を掴んで固定すると、膝を一度二度と顔面に入れた。

興奮も無く冷静だった。

しかし、女の方が駆け寄って来ていい加減にしなさいよと言ってきたが、Mが焚き火の中から燃えてる木を女に向かって投げつけた。

そして、デブで生意気なのは帰って鏡でも見ろ、と笑いながら言った。

太った女は、まさか火がついた木を投げつけられると思わなかったようで、腰を抜かしたように倒れ込んだ。

Mは更に火のついた物を面白そうに女に投げつけた為に女は必死に逃げた。

男は膝蹴りで戦意喪失かと思ったが、意外にも何とか立ち上がって僕に組つこうとしたが、即座に顔面に拳を叩き込むと倒れた。

僕は男の上に乗ると、二三発顔面に拳を叩き込んだ。

そして、帰れと言った。

僕とMはしばらく立って様子を見ていたが、男がノロノロと身体を動かして立つと、女を置いて帰ろうとしていた。


Mがそれを見て、焚き火の大きく火のついた物を男の裸の背中に投げつけた。

男の背中にそれは直撃して、男は悲鳴をあげた。

Mは、そういう男の尻を思い切り蹴ると、女を置いて帰るなと怒って言った。

この時は、Mの方が完全に本気で怒っていた。

僕は、Mを少し抑えながら女の手を持つと、何とか立たせた。

男は、Mの焚き火の攻撃で正常さを失っていたが、少しずつ回復すると女と共に這うように逃げた。

Mは二人の車に向かって、更に焚き火を投げた。

車は、焦って居たのか車を防波堤に擦りながら走り去った。

ゴリゴリと、車が防波堤を擦る嫌な音が耳に残った。

Mは、元族のヘッドはあんな乗り方するんだと笑った。
 
僕は、そういうMを見て思わず笑った。

Mは、二人が去ると喉乾いたねと言うと、僕から車のキーを貰うと少し先までジュースを買いに行った。

それを二人で飲んでるとかなり暗くなっていて、焚き火がチロチロと燃えていた。

デブは嫌いだけど、女をあんな風に置いて行く馬鹿は更に嫌い、と笑いながら言った。

僕は、珍しく本気で怒ってなかったと言うと、そりゃ気持ち良くなる所を邪魔されたんだからねと笑った。

Mは軽くキスをすると、それ以上しようとする僕を止めた。

ここでするより、潮水とかで汚れたし私の車を取りに行って、ラブホテルに行こうよと言ってきた。

確かに二人ともすっかり汚れていたので、僕もそれに賛成した。

僕は焚き火を砂できちんと消すと、車に向かおうとした。

Mは僕の腕を掴むと、貴方だって喧嘩に負ける時は当然あるだろうけど、あんな風に私を置いて行かないでよ、と言ってきた。

珍しく真剣な顔だったので、置いていくわけないよと言うと、そうだねと素直に腰に手を回して抱きついて来たので、僕はMの頭を撫でて、大丈夫置いて行かないと約束した。

Mの身体から不安のような物を感じたが、直ぐにそれは消えた。

僕は、この娘だって女の子なんだなと、普段は強いMしか見てなかったので、改めていとおしいと思った。

現在のMは、相変わらずスタイルを維持してるが、相手に対してそれほど強く太ってる事を責めないらしい。

自分自身は努力しても、周りにそれを強制したりしないらしいし、太ってるのも個性かなと思うらしい。

僕に久しぶりに会っても、中年太りは仕方ないよと笑ったくらいだった。

この頃は尖ってて人を良く傷つけたと今では言うが、この事に関しては全く後悔は無いよ、と笑っていた。

おわり

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「ガーターベルトの女 外伝」(フィクション編) 1
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