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「不動産問題」という話-中東問題1

「不動産問題」という話-中東問題1

中東問題の本質は宗教問題ではなく、政治的な不動産問題です。#blackjoke

平和を祈りつつ、少し考えてみましょう。#千里同風

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ようこそ。門松一里です。静かに書いています。

という話は、調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。

※本当はノワール作家です。

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〈不動産問題〉
中東問題の本質は宗教問題ではなく、政治的な不動産問題です。#blackjoke

身も蓋もありませんが、事実です。

それに、その不動産の仲介業者が英国であるということも忘れてはなりません。#blackjoke

まあ、近世からこっち、世界の不具合はだいたい英国のせいです。
(それもイングランド!)

それで紳士面をしているのですから大したものです。

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〈アブラハムの宗教〉
そもそも、アブラハムの宗教ではイサクの燔祭(はんさい)という話があります。

年老いて生まれた嫡子イサクを生贄にせよと命じられたアブラハムがイサクを殺めようとします。

命に従ったアブラハムを神は認め、イサクは助かります。

神の命であれば息子さえ犠牲にする宗教なのです。

異教徒に対しては?

アブラハムの宗教は大きく分けて三つあります。

時代順にユダヤ教、キリスト教、イスラム教と並びます。

これらは三兄弟で、とても仲が良くないです。

特にキリスト教が十字軍などと称して、聖地エルサレムで暴虐非道の行いをしたことから顕著になります。

オスマン帝国時代では平和に暮らしていました。

それを、キリスト教徒である十字軍が虐殺しました。

オスマン帝国はイスラム教ですが、税金を払えばユダヤ教でもキリスト教でも住めました。

ええ。十字軍はキリスト教徒も殺めたのです。

ブチ切れたイスラム教徒は「宗教のために戦う」ジハードを行います。
※ジハードには聖の意味はないので聖戦は誤り。

三兄弟の長男ユダヤ教は嫡男らしく選民思想で意固地です。

次男キリスト教は虐げられていましたがローマ帝国の国教になってから偉そうです。基本フラフラしています。

三男イスラム教は兄を反面教師にして、コーラン通りに堅実に生きようとします。

その三男を怒らせたので大変です。

これまでも宗教戦争はありましたが、根本的に「神」を利用しているだけで、本質「人間」それも宗教的には兄弟同士の利権争いです。

政治(外交)で解決できなかっただけです。

第三次中東戦争では六日間でイスラエルが勝利します。

天地創造のように。

けれど、次の第四次中東戦争の緒戦で負けてしまいます。

どうもこのお兄ちゃん(ユダヤ教)は忘れっぽいです。

嫌われているのを知っているのに警戒を怠ることがたびたびあります。

今回もそれでやられちゃいました。

で「長男の意地見せたるわ!」です。

次男キリスト教も「痛い目見せたれ!」で、次男の妻(米国議会)でさえ「あんたコレ持っていき」で予算。

一番多い次男の親戚は「やってもいいけど慎重に」です。

隣近所(イスラム教の国)は「勘弁してくれよ」で、アラブの盟主であるはずのサウジアラビアはいつものだんまりです。

どの道、遠くない将来、中東和平はなされます。

戦争は儲かりませんから。

ただ、三男はずっと覚えています。
「許しはするが忘れない」

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