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因果応報

「不正」

最近ニュースで、この文字を見る事がありました。

私は不正という文字をみると「STAP細胞論文」の事を思い出します。

私は学問とは縁遠い存在ないので、論文の立ち位置や、その際に使われている用語については全く知りませんでした。

当時は特に何も考えずに、何故あんなに一人の女性を攻撃するのか、理解できませんでした。

論文の場合は、合っていない事が不正であり、化学実験等の場合には証明できる確立も大切な様です。

以前に学者をなされている方とお話をした時にも、不正は悪い事やズルを行ったのではなく、単に証明できなかっただけで、間違っている事とは違う、という事を教えていただきました。

今回の不正の文字は、レクサスでの不正車検問題でした。

ただし、どこが不正なのかは私にはよく分かりませんでした。

今回の不正車検の場合は、タイヤ交換とオイル交換が限界の私では、判断ができないのが本音です。

なので、違法行為には当たらなくても、それなりに落ち度があったと思うのが正解の様な感じで見ています。

私は、不正と違法は同じなのか違うのかよく分かりません。

言葉として比べてみると、不正行為と違法行為では不正行為の方が、何となく軽い印象に見えます。

不正とは正しくない事で、法を犯す様な事はしていない様に見えますし、ズルをした様な軽微な印象を受けます。

片や違法は明らかに法を犯す事であり、犯罪行為に相当する様に思います。

自らの行為を不正と表現するのか、違法と表現かは本人の自由だと思います。

しかし、、不正も違法も関係なく、先方に被害者が存在する可能性がある事だけは、忘れてはいけないと思います。

これから、レクサスにどの様な処分が行われるのかは、分かりません。

トヨタグループだけに真摯に向き合うと私は信じています。

私にはレクサスはありませんが、プリウスがあります。

信じています。

お釈迦様の遺された言葉に「因果応報」という言葉があります。

原因と結果はつながっていると考えています。

刑事事件等は、原因をどこに置くかで結果は大きく変わります。

しかし、人生は刑事事件や切り取り動画、新聞記事の様にはいきません。

総てが自分とつながっていますし、総てが自分に返ってきます。

ソクラテスの様に善く生きる事を人生に目標にするのは難しくても、人生の目標に「不正を行わない」という覚悟は心の中に記しても良い気がします。

人である以上、不正行為や違法行為は時として、仕方が無いと思います。

ただ、自分の生きる姿を心の鏡で見た時に、正面から堂々と自分を見る事ができないのであれば、少し見直す時なのかもしれません。

人生にやり直しはできませんが、見直しはいつでもできます。

合掌

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