社会の役に立つ立派な人間に必要な「超常識」を養う為の考え方
みなさま、明けましておめでとうございます!
いつもお読み頂きありがとうございます。本年もみなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、毎月第1・第3月曜日の8:00に更新をして参りますので、宜しくお願いします。
新たな年を迎えましたが、令和に入ってからより一層、「時代の変化」を感じている人も多いのではないでしょうか。とは言え時代の変化とは具体的にどんな変化なのか?と聞かれると難しく感じる人も思います。
時代の変化とは、『社会の常識』が大きく変わるということです。逆を言えば世の中の常識は時代によって変わってきます。
令和4年の常識、平成15年の常識は違います。昭和の常識ももちろん違います。働き方の常識も平成、昭和から考えれば大きく変わっています。今の若い人は知らないと思いますが、昔は「24時間働けますか?」というキャッチコピーでCMをし栄養ドリンクが売られていたのです。今そんなことを会社が言えばどうでしょうか?パワハラ認定となってしまいます(笑)
ですが、この常識の変化に気づかないまま対応もできずに、生き辛さを抱えてしまう人はこれからさらに増えることでしょう。
世の中には非常識、常識、超常識の3つがあります。
特にビジネスでは『超常識的』に行動しないと埋もれて衰退してしまいます。超常識的思考を身につけるには、非常識と常識を俯瞰して学び、非常識な人たちと常識的な人たちの属性や行動心理を理解し、未来行動を予測する癖を付けることです。
そして、半歩先の未来を読むのです。
今日はそんな超常識的思考を身につける方法についてお伝えしたいと思います。
▷超常識の考え方が「社会の役に立つ立派な人間」になる為に必要な理由
超常識をご説明する前に、そもそも常識の意味とは何でしょうか。
常識とは、社会を構成する上で当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。社会通念ともいう。
わかりやすく言えば一般的な当たり前のことです。もっと突っ込んで言えば相対的な価値観です。ですが、先ほどもお伝えしたようにこの常識は時代によって変化します。インターネットが全盛の今、この常識と言われる「相対的な価値観」は一部の声の大きな人たちの偏った考えが正義となってしまったりしています。
超常識とは、社会の空気を読み「本当に正しい事実を見極める目」を持っていることです。なので、「本当に正しい事実を見極める目」がとても重要になってきます。偏りがなくより客観的に表に出ない本音を嗅ぎ取り、現代社会を深く考慮する必要があります。それができる人が本当のリーダーとなり社会の役に立てる立派な人間になる為に必要なことです。
あらゆる情報が爆発している今だからこそ、客観的に時代にあった本当に正しい事実を見極める目を持った超常識な考えの人が社会の役に立てることになります。
▷社会の空気を観察して見えてくる「ポリティカル・コレクトネス」の時代の流れ
ポリティカル・コレクトネスという言葉を知っているでしょうか?
ポリティカルコレクトネスとは、性別、人種、民族、宗教に基づく差別・偏見を防ぐ目的で政治的・社会的に構成・中立な言葉や表現を使用することを指す。「政治的妥当性」とも言う。
簡単に言ってしまえば「差別的な表現をなくそう」ということです。よく政治家や芸能人がネットで「差別だ!」と叩かれていたりするのもポリティカル・コレクトネスの流れのように感じ、すでに日本もこの流れになってきていますが、日本の場合はそこに感情が乗っかってしまっておかしくなっているようにも感じます。
例えば、桜田前五輪相の失言
「子供を最低3人産むように」と発言し炎上。
この発言は昭和ではOK。または、同世代の男性の中で発言すれば炎上もないのですが社会的な立場で公的な場所ではいけない発言です。これを文面だけをみて感情的に叩くことは違います。場面によって発言の意図が変わります。誰との会話で発言したのか?によって受け取り方が変わってくるからです。
そこまで見極める目を持つことが本当の意味で相手のことを考えることにもつながっていきます。女性の上司が男性部下を飲みに誘う、ニートをディスったりすることをまだギリギリ許されているが、近い将来ポリティカルコレクトネスに反する可能性が出てきます。
このように、社会の空気の変化を観察していくことで今までは常識だったことが一気に非常識に変わってしまうことがわかります。
前述した、24時間働けますか?も昭和や平成の初めならOKです。しかし、社会の常識が変わった今はアウトですがいまだに過酷な残業を従業員に求めてしまうところもあり、これは「ポリティカル・コレクトネス」の時代に流れていっていることを見極められない会社はどんどん淘汰されていくことにもつながっていきます。
▷ありのまま物事を俯瞰する
表に出ない本音を嗅ぎ取り、現代社会を深く考慮する癖をつけるために常識を深く理解していきましょう。その為には社会の空気を読み、超常識的に物事を捉えましょう。
超常識的に物事を捉える為には、逆に今の非常識とは何なのかを理解しないといけないということです。
一方的にジャッジするのではなく、相対的に考えて主観的なものの見方ではなく客観視することが重要です。
客観視とは、ありのままの世界を偏りなく見ること。この世界との関わり方は、虚偽や偽善が全くない、時間をかけて証明された、原則のある道徳にもとづいています。
これは、人が究極の真理(真諦)を見つけ出したいと、切望することから起こるものです。 そして、客観を理解することで、結果的に、存在するもの全ては多様な関係によって、 相互に繋がっていることが分かります。その多様な関係とは、本当の自分、自己判断した自分の人格、交際相手、友人たち、 そして常に変動する環境や、身の回りで起こるあらゆる種類の現象などです。
この客観という考え方こそが超常識を養う為には必要であり、常に客観視する癖をつけていくことで、社会の役に立つ立派な人間に成長していけるのではないかと思います。
2022年の常識を理解し、超常識的に未来を先読みしていきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。
株式会社Enjin
代表取締役社長 本田幸大
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