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7年前に書いたブログ記事の答え合わせ

Noteを始める前、「両国豆窯」というサイトでブログを書いていました。

このブログでは、日々の感想や作陶に関する様々なことを、記録として記事に残していました。

その中に7年前に書いた「これからの夢」という記事があります。

今日は、その7年前に書いた記事と現在の生活を照らし合わせ、この7年間を振り返ってみようと思います。

Posted on 2017年5月2日 by Noriaki Ichikawa

こんにちは。

さて、今日はこれからの夢について書いていきます。
よく「夢は口にした方が良い」と言いますが、まさにそんな感じ。

文字に起こすことで、ほかの人に知ってもらい、自分にもプレッシャーをかけるという狙いもあります。

僕がこのサイトを立ち上げたのは、自分が好きでやっている陶芸のことを多くの人に知ってもらいたい。そんな思いからサイトを立ち上げました。

また、このサイトから出会いや仕事のきっかけが生まれ、そこから自分の世界が広がっていく。
ちょっといやらしい考えかもしれませんが、そうなったときのことを想像すると、考えただけでワクワクします。

僕は陶芸を大学や職業訓練校などで学んだわけではありません。
ですので、その道のお作法を全く知りません。
これは、一見ハンディキャップに見えますが、僕には逆にチャンスに思えます。
利点を挙げるとすれば、以下のような感じでしょうか。
・知らないからこそできることがある
・業界では当たり前のことも、僕にとっては当たり前ではないから怖いもの知らずで突き進める
・しがらみが全くない
また、会社員としてのスキルが、ホームページの立ち上げなどにも活きています。

陶芸が生業の人が本当に羨ましいと思いますし、そうなりたいと日々夢想しています。
ですが、娘が小さい今、現在の生活を投げ捨てて、自分だけの夢を追いかけるわけにはいきません。
そこでさんざん迷った挙句にたどり着いたのが「自宅に工房を開く」ことでした。

ゆくゆくは、田舎の古民家を購入し、自分で家を直しながら、
・そこで陶芸をする
・自分の裏庭で取れた土で器を作る
・自宅の裏庭に天然芝のフットサルコートを作る

そんな日を夢見て、まずは「両国 豆窯」を大きく育てて行きたいと思っています。

夢実現までのロードマップ
何年かかるかは分かりません。
しかし、羅針盤を持たない船が航海できないように、目標がない日々はどこに到達するか分かりません。
まずはざっくりでも良いので、大きな目標を立てて、それを目印に日々前に進んでいきます。
またやりたいことが変わったら、都度目標地点を修正すればよい。
ただ、根っこにあるのは「陶芸」。これをベースにいろいろと活動できればと考えています。

フェーズ① ~「陶芸教室」を開き、人に教える技術を磨く~
人に何か技術を教えられるということは、それだけで大きなスキルだと思います。
教えると言っても、
・話し方
・講義の進め方
・伝え方
・しぐさ
・身なり
それ以外にもたくさんのスキルが必要とされます。

僕はこれらを実際の陶芸教室を通して、一つずつ身に着けて行きたいと考えています。

フェーズ② ~物品販売で「商い」のスキルを磨く~
今年の9月を目安に、物品販売をして行きます。
まずは「両国 豆窯」の名前でWEBショップを作り、そこで陶器の販売をする予定です。

今まで作った作品はほぼ全て友人にあげていましたが、実際に販売するとなるとクオリティーに妥協は許されない。
その縛りが僕をもう一段階上に引き上げてくれる気がします。

また、物品販売は「商い」の全てが凝縮されている気がします。
マーケティングや販売戦略、予算管理にお客様対応。
これらをまずは一人でこなし、ショップのオーナーとしてのスキルも高めて行きたいと思います。

会社員の今、多くのことを会社に依存してしまっています。
しかし、当面一人で運営する「両国 豆窯」は、誰にも頼ることができません。しかし、この環境こそが僕を強くしてくれるのだと思います。

フェーズ③ ~手作り作家さんたちに経験を還元する~
目標通りに事が進めば、僕の中にはいろいろとノウハウが蓄積されているはずです。

ワードプレスを使っての情報発信だったり、SNSの使い方だったり、お客様の獲得方法だったり。

これらを他の手作り作家さんたちに還元できれば良いなと思っています。

またサッカーの話になってしまいますが、海外でやっている日本代表選手たちが良く口にする「自分の経験を代表に還元したい」という感じです。

月日が流れていくうちに、またやりたいことが変わってくるかもしれません。それはそれで面白いから良いのだと思います。

実際、小学生時代の夢は「プロゴルファーになる」でしたが、ゴルフすらやっていませんし(笑)。

まとめ
と言うことで、「陶芸」を根にして、そこから生える幹・枝・葉を大切に育てて行きたいです。

2024年8月現在、古民家も買っていなければ、病気でフットサルもできていません。

しかし、フェーズ①~③はしっかりとクリアできています。

フェーズ①の振り返り

  • 2020年からよみうりカルチャー自由が丘にて、ミニチュア陶芸教室を開講し現在に至ります。

  • 去年から錦糸町でもミニチュア陶芸教室とオーブン粘土を使ったミニチュア陶芸教室を開講しました。

  • 物件を借りて教室を開くには至っていませんが、フェーズ①は合格点だと思います。

フェーズ②の振り返り

  • Webショップを開設し、そこで作品やゆびろくろ®を販売しています。

  • 出品すれば比較的すぐに売り切れてしまうという好状況です。

  • 継続して出品できていないのが現在の課題です。

  • 全体として、フェーズ②も合格点と言えます。

フェーズ③の振り返り

  • ミニチュア陶芸教室の生徒さんに対しては、経験の還元ができています。

  • 講師の育成はまだ実現できていません。

  • Webショップ開設のお手伝いなども未実施です。

  • 全体としては、もう少し努力の余地があると感じています。

  • かろうじて合格点と言えますが、改善の余地があります。

これからの目標は物件を借りて、そこでミニチュア陶芸教室を開くことです。

本当は田舎に物件を買って、そこで陶芸をしたいのですが、子育てのことなどを考えると、簡単には行動には起こせないのが現実です。

いずれにしても、これからもミニチュア陶芸を楽しみ、それを発信し、多くの人に魅力を伝える。

これを私のミッションとして、自分のペースでずっと続けていければと思います。

iPhone 5と小さな急須と湯飲みのセット。

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