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自宅のマンションに陶芸用の窯を設置した話

こんにちは。市川です。

前回の記事は「自宅のマンションに窯を設置するためにやった3つのこと」でしたが、今回は実際に設置したお話をして行きます。


当時の思い

約7年前に自宅に窯を設置したのですが、その時の心境を当時のブログから引用します。

この度、念願叶い自宅に陶芸窯を設置することができました。
構想5年でやっと実現。感慨もひとしおです。
購入したのは日本シンポ製の小型電気窯「DMT-01」というモデル。
この窯は、炉内寸法が幅270×奥行270×高300mmと本当に小さな窯ですが、成形から焼成までの全工程を全て自分で完結できる環境が整ったことは、本当に嬉しいです。
両国の自宅マンションの一室に立ち上げた、本当に小さなちいさな窯なので、「両国 豆窯」と名付けました。

出展:両国豆窯ホームページ https://mamegama.tokyo/archives/436

搬入の当日

窯の搬入は、ヤマト運輸の家財担当の方が丁寧に行ってくれました。
2名で対応して頂き、1名はヤマトさんの制服を着た方、もう1名はアルバイト風の若い男性の方でした。

搬入時間の調整は事前にしていましたが、搬入前に在宅確認の電話があり、その後搬入という流れになりました。

「ピンポーン」が鳴ってから玄関を開けると、そこにはとてつもなく巨大な段ボールが…。

その大きさに最初はひるみました。

わたしの心の声:まじか!こんなに大きいのか…

「開梱して設置してください」とお願し、部屋まで運んでもらいました。

事前に作った台座に乗せてもらい、無事に設置が完了しました。設置時間は10分ほど。とてもスムーズに終わりました。なお、開梱した際にでた段ボールは、そのまま持ち帰って頂きました。

設置はこんな感じで完了。
レンガの上にいい感じに乗ってくれました。
窯を設置したばかりの7年前の写真。今はかなりレイアウトを変えています。

電動ろくろと窯はどちらも日本シンポ製です。

その後、アースの接続を行い、夜になるのを待ってから試運転。
マニュアルを丁寧に読み、緊張しながらスイッチをオンにしました。

試運転で気をつけたこと・気が付いたこと

  • 2つある窓は全開

  • 窯は火災報知器の下に設置したが、かなり距離があったので問題なし

  • 音は静か

  • 土曜日の夜10時くらいに試運転開始→400度まで上昇(確認せずに寝てしまいました…)

  • 日曜日の朝7時頃、温度を確認したら148度

  • 日曜日の夜10時に35度くらいになったので、電源をオフ

  • 電気は落ちなかった(40A)の契約

  • 特ににおいも気にならない

  • 窯のまわりの温度はそれほど高くない

今後の工房計画

これでひとまず窯の準備が完了しました。
あとは器を作って焼くだけなのですが、なかなかまとまった時間を確保できずにいます。ゴールデンウィーク中に何とか15個はまとめて作りたい。

工房も引き続きいろいろと手を入れていきたいと考えています。
まずは作業机のリメーク。

今使っている机に先日購入した天板を乗せ、その板の耐久性を上げるためにペンキで色を塗りたい。

そして、その作業机の上で、削りや釉掛け、写真撮影などが行えればと考えています。

その様子は随時こちらでアップしていきます。

窯を設置してから7年後の現在

窯を設置した当初は予想もしていなかったミニチュア陶芸にどっぷりと浸かり試行錯誤を繰り返す日々。

ミニチュアサイズだと、窯をいっぱいにするのが本当に大変で、窯に火を入れるペースが遅いため、設置してから7年経った今でもこの窯は元気に活躍してくれています。

今は壁面に突っ張り棒で飾り棚を作り、電動ろくろの上に机を設置。

しかし今では作業する部屋は荷物で溢れかえり、そろそろ自宅以外の場所を借りて「陶芸教室やシェア陶芸工房をやりない」なんてぼんやりと考えています。

この目標を実現するためにも、頑張ります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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