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試作品ばかり作ってきたけど、これからはしっかりと作品を売っていこうと思った話

こんにちは。市川です。

現在わたしはミニチュア陶芸家として活動しているのですが、正直ミニチュア陶芸だけで生活できている訳ではありません。(だったら「陶芸家と名乗るな!」と怒られそうですが…)

ミニチュア陶芸家としての収入は全体の3割ほどになります。
主な収益源は、
・カルチャーセンターでの講師代
・ゆびろくろ®の販売・レンタル
・作品の販売
・不定期で開催するワークショップの講師代
・雑誌などに掲載される際の原稿代
などです。

陶芸家は「器を売って、その利益で生活する人」のことを指すとしたらわたしは陶芸家と名乗る資格はないのかもしれません。

ここで少し不安になったので、ClaudeというAIに陶芸家の定義を尋ねました。以下、その回答です。

わたし:陶芸家の定義は何?

陶芸家の定義は次のようになります。
陶芸家とは、粘土を使って陶器や磁器などの作品を制作する芸術家のことです。
主な特徴:
・粘土を成形し、焼成して作品を作る
・伝統的な技法と現代的なアプローチの両方を用いることがある
・実用的な器から純粋な芸術作品まで、幅広い作品を制作する
陶芸家は、技術的な熟練と芸術的な創造性の両方を備えた職人であり、芸術家でもあります。

Claudeからの回答。

わたし:陶芸だけで生活できなくても陶芸家を名乗ってよいの?

はい、陶芸だけで生活できなくても陶芸家を名乗ることは可能です。以下に理由を説明します。
芸術的アイデンティティ:
陶芸家としてのアイデンティティは、収入源だけでなく、情熱や技術、創造性に基づきます。
兼業の一般性:
多くの芸術家が生計を立てるために別の仕事を持つことは珍しくありません。
技能と熱意:
陶芸に真剣に取り組み、技術を磨いている人は、収入に関わらず陶芸家と呼べます。
認識の多様性:
芸術家としての認識は、社会的、個人的、専門的な文脈によって異なります。
キャリアの発展段階:
フルタイムの陶芸家になる前の過渡期にある人もいます。
芸術の価値:
芸術の価値は必ずしも経済的成功だけで測れるものではありません。
重要なのは、自身の作品と陶芸への熱意です。ただし、プロフェッショナルな文脈では、経験や実績を明確にすることが適切な場合もあります。

Claudeからの回答。

すみません、話が逸れました…。
わたし、ミニチュア陶芸家と名乗って大丈夫そうです(笑)。

導入が長くなりましたが、この記事のタイトル「試作品ばかり作ってきたけど、これからはしっかりと作品を売っていこうと思った話」の話をしようと思います。

現在作品作りに関しては、ほぼ試作品を作っているという感じです。

オーブン粘土で作った作品。↓めちゃくちゃバズりました。

作品を売り出せばある程度売れるという自信はあるのですが、その収益を当てにしてしまうと売れる作品(お金に換えることができる作品)ばかりを作ることになり、それはすなわち同じことの繰り返しで技術の向上はさほど見込めないということ。

よく売れる作品の豆鉢。

わたしはとにかく技術を向上させたくて、日々試行錯誤をしている感じです。今も自分で開発した小型電動ろくろ(ゆびろくろ®)で作るミニチュア陶芸の可能性を探るためにいろいろと試している段階です。

陶器でできた万年筆(柄の部分はゆびろくろ®で制作)と失敗した豆壺でできたペン置き。

ミニチュア陶芸を7年間やってきてだいぶノウハウも蓄積されてきたので、そろそろ試作品ばかり作っていないで、これからはしっかりと作品を売っていこうと思います。

目指すは販売と技術の向上の両立です。

と言うことで、まずは毎月10日に必ずWebショップに商品をアップするというところから始めます。

わたしのWebショップはこちらです。

Webショップのホーム画面。

記念すべき初回の商品アップは2024年8月10日になります。

今回このような決意に至ったのは、こうでもして自分にプレッシャーをかけないと、一生試作品作りで終わりそうだと危機感を抱いたことです。

毎月新作をアップするというプレッシャーを自分にかけながら、技術の向上を目指していきます。

みなさん、まずは8月10日を楽しみにしていてください。

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