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18歳の私が死にものぐるいで作ったフリーペーパー『Yeller』を振り返る。vol.1

こんばんは。19歳のいちのです。
文章力がないなと感じているため、読みにくかったらごめんなさい。でも、自分の感情を全てぶつけました。

フリーペーパー『Yeller』(ィエラー)は高校3年生だった私が作った
進路に悩む高校生に寄り添う、高校生による高校生のためのフリーペーパーです。
クラウドファンディング で31万円もの支援を集めることができ、2019/4/21に原宿で刊行イベントも開催しました。
現在『Yeller』は東京都の図書館や高校の進路コーナーに置かれています。  

まずなぜ、このフリーペーパーを作ろうと思ったのか。最初はとても単純な動機でした。
「なんか高校生のうちにやりたい!有名になりたい!」
うわ〜〜〜〜〜〜〜THE☆若者〜!!
って今なら言います。ただただ「何かをしたい」だけで、目的は何もなかったのです。そんなことを思いながらも時は流れ、高校3年生の冬。

私はA.O入試で9月頃に大学進学が決まっていました。ですが普通の勉強が苦手だった私は単位が足りず、退学の危機でした。(高校が単位制で、単位が足りないと留年か退学)しかもちゃんと解いているのに点数が取れないというのび太タイプ。私は卒業のため、受験生の友人と毎日図書室で勉強に励んでいました。

ある日、Yellerの始まりが訪れます。
図書室でいつも一緒に勉強していたAちゃん。Aちゃんは自分の進路が決まっておらず、悩んでいました。彼女が漏らした言葉が、私を動かしました。

「自分がなんのために勉強しているのかわからない。自分の進みたい道なんか高校生で決められないし、自分の将来に絶望しか見えない。先生はとりあえず目の前にある課題に一生懸命取り組めって言うけど、取り組んで何が変わるの?相談しても先生たちだって高校生の時に先生目指してた人なんて少ないじゃん…
なんかもう死んだほうが楽になれる気がする」

彼女はあいみょんの『生きていたんだよな』を最近聴いて楽になった。と言うほど追い詰められていました。

私はこれを聞いて、彼女の支えになりたい。
と思いました。
彼女はとても素敵な子で、言葉使いがとても上手くコミニュケーション能力に長けた、嫉妬してしまうほど人間的な魅力に溢れた子でした。

そんな彼女がここまで追い詰められる問題って…

私はこの問題が、彼女一人のものではないと思いました。
『進路の悩み』は誰もが1度は持つもの。例え就きたい職業が決まっていたとしても、どんな風にその道に進んでいくのか、その道で生きていけるのか、不安は尽きません。

その悩みを学校の先生に相談しても、「あるあるの悩み」として処理されてしまいます。一人一人にとって人生を左右する大事な問題だというのに。
悩みに答えるのも、決めるのも最後は自分自身です。でも高校生という立場ではあまりにも判断材料が少なすぎる。

私はこの「判断材料」を増やしたい。
そう思いました。
そのために今の私に何ができる?

・私は本が好きで、小さい頃から紙媒体に囲まれて生きてきた
・高校生という立場で動きやすい、珍しいこと
・目につきやすい学校や図書館に置いてもらいやすいもの

ということを考えた時、
そうだ、フリーペーパーなら学校にも置けて、本好きな私にぴったりだ!

ここから私の『Yeller』プロジェクトが始まりました。

vol.1はここで終了します。
次回vol.2『メンバー加入、そしてメンバー脱退。絶望のどん底に。』
お楽しみに!
ここまで読んでいただきありがとうございました〜!

いちの

クリエイションに一生を捧げようと思っているので、サポートして頂けたら嬉しいです。読者の皆様・関わった全ての人の心に届くような作品を作っていきたいです!