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編集には、はなから「私」などというものはない。 本や雑誌の作業が進むにつれて、文やザイン…
昨日は「コトバとアートの進化形」と題して授業をやった。 授業というのは僕が美大で通年でや…
知人から今度京都に引っ越してくる、と連絡があった。 彼は東京を仕事の拠点とし国際的に活躍…
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アーティストや、アートの仕事を行う者たちは、皆、経済的な「負け犬」なのだろうか? しかし…
先日、ロンドンのデザインミュージアムで、映画監督のスタンリー・キューブリックの大回顧展を見た。 デビュー作から未完成の「ナポレオン」などの実現できなかった構想まで、一本ずつの作品がどのように作られたか。 シナリオやメイキング映像だけでなく、それぞれの作品にまつわる小物や写真が展示空間にぎっしりつめこまれていた。 実に見事に整理され、量だけでなく、深さを体験できるすばらしいキュレーションだった。 作品とキューブリックの人生がひとつのものとして整理されていたのである。 「遺品」