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言葉には温度がある

易うらないの結友です。

私たちが日々何気なく使っている言葉。

トップ画像はフトマニ図と呼ばれるもので、日本に漢字が伝来する前から使用されていた龍体文字と呼ばれる神代文字を集めた図柄です。
フトマニ図は伊勢神宮の書庫に長きに亘り、保管されていた龍体文字を昭和天皇が発見し、公開されました。

天皇陛下が我々国民の幸せを祈る祝詞としても知られている『トホカミエヒタメ』も、この図柄に描かれています。

インターネットやSNSが普及する前は、個人が自身の意見を述べる場所が限られておりました。

令和の現在、個人がマイメディアで意見を発信する事が当たり前となっています。

先日、タレントのりゅうちぇる(本名:比嘉龍二)さんがお亡くなりになりました。

タレントの故りゅうちぇる氏

元妻であるぺこさんとカップルで登場し、一躍人気者に。
2016年に結婚し、2018年にお子さんが誕生されています。その後ぺこさんとは離婚し、新しい家族の形を模索されている中での出来事でした。

SNSでの誹謗中傷は犯罪です 

理由は本人にしかわかりませんが、表向きの自分と本来の自分との葛藤に加え、SNSでの心のない言葉に疲れ果てておられたのかも知れません。改めてご冥福をお祈りいたします。 

フジテレビのボキャブラ天国で人気を博したお笑いタレントのスマイリーキクチさんは、かつてネットで謂われのない誹謗中傷に晒され、初めて刑事事件として扱われた事例があります。

お笑いタレントのスマイリーキクチ氏

皇室では平成で皇后雅子様が入内してから長きに亘り、どこかの御用記者や識者、女性週刊誌に至るまでありとあらゆるマスコミからの心ないバッシングが続いておりました。

また男の子を産まなかった雅子様は内部や先の平成御用記者等の厳しい声に心を痛めておられました。その結果が陛下が公表した『人格否定発言』となり、お出ましの機会が少なくなっていったのです。
普通の人ならりゅうちぇるさんのようになっていてもおかしくはありません。厳しい中でも体調を整えながら公務に臨んでおられました。本当に今までお元気でいて下さいましてありがとうございます。

ペンは剣よりも強しの言葉を残したのはイギリスの小説家エドワード・ブルワー=リットンです。

「独立した報道機関などの思考・言論・著述・情報の伝達は、直接的な暴力よりも人々に影響力がある」ということを換喩した格言

Wikipedia
エドワード・ブルワー=リットン

言葉は人を励まし、癒し、心を温めるものである一方で、絶望させることもあれば最悪の場合、人の命を脅かす可能性にまで発展するものです。 

一旦口から出てしまった言葉をなかった事にはできません。
私のような”占い師”であれば尚のこと相手に対し、心を配る言葉を渡す事が求められます。普段の言葉遣いや話し方はそのまま本人の印象、人間性につながるからです。

私のお勧めの動画で、ゴミ屋敷の片付けに特化した清掃会社『ゴミ屋敷専門パートナーズ』さんを紹介します。

代表の石田毅さんがこの会社の顔となる人です。幾つか動画を観てきた感想は彼の言葉が綺麗なのです。普通なら『ゴミ』と言ってしまうところを石田さんは『お荷物』と言っているのが印象的でした。お客様への配慮もそうですが、スタッフさん同士も温かいのです。

紹介の動画は、事業を始めるきっかけとなった出来事のインタビュー映像です。本ブログのタイトルとなる”言葉の温度"をしかと感じるものです。

日常でも『この言葉を受け取ったら相手は何を感じるか』をを心に留めて発して行きたいものです。 

※おまけ
石田毅社長の休日で、埼玉県朝霞市の保護動物施設にゃいるどはーと訪問時に篠原常一郎さん、由佳さんと遭遇しています。(9分30秒あたりから)

にゃいるどはーと▼


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