マリン船長のFNS歌謡祭に感動した話。

 FNS歌謡祭、素晴らしかったです。

 配信終了がいつなのかは分かりませんが、昨夜放送されたばかりのFNS歌謡祭や、マリン船長がチラッと出ている(大空スバルさんがMCを務める)MUSIC VERSEやマリン船長がナレーションに初挑戦した「なんなん?」も、全てTVerというアプリで視聴できます。

 未視聴の方々はぜひ……と思いつつこれ読んでる人はもうみんな視聴済みだと思ってます。
 TVerのアプリ入手動線は以前の「なんなん?」関連の内容の途中に貼ってあります。

 いやー、良かった。とても良かった。
 素晴らしかった。

・構成として良かった部分

 箸が転がっても楽しい女子中高生の如く、推しがするなら何をしても嬉しい強火オタクのような自覚を持ちつつ「推してない側の視点や思考」も忘れたくないな、と常々思っています。

 そうなると「お茶の間ならSHINKIROの方が安牌では?」と少し考えたりしてました。実は。
 昭和の雰囲気を取り込みました〜、的な。
 びしょパイ、個人的には大好きですがお茶の間的に大丈夫なのかな?と少し不安でした。

 実際、大丈夫そうだった。杞憂だった。(多分)

 2番の歌詞とかMVの一部(魔法少女っぽく変身するとことか、他諸々)、あの辺りが初見や予備知識ない人から見ると「え、何これ…」ってなりそうな懸念がありまして。

 個人的には!大好きですけど!そこも!

 で、その辺りを絶妙に省いていた。すごい。
 歌詞もMVも。特にMV。
 省きながらも背景の動きや色使いは原型留めてるもんだから、知らない人から見たら「モニターきらきらしてて綺麗」になって、我々が見ると「あの部分だ!このシーン!」と余裕で伝わる。
 多分、一見さんも一味も両方幸せな素晴らしい構成。

 全体を通して、一般の人目線で「キツい」とならないかな?批判、ないかな?と本当に不安でしたけどマリン船長の前のHoney Worksも歌詞や雰囲気が大概なのでセーフだと思います。(誤解招きそうですが可愛くてごめんも個人的には大好きですし、何百回も聴きました)

 そんなわけで、スタッフさん達による工夫なのかマリン船長が関与しているのか存じませんが良さをたっぷり引き出しつつ「なるべく一見さんを戸惑わせたくない」という優しい配慮や構成の妙が光る、素敵な時間でした。

 配信ラストのエンディングで使われるショート版とも違った流れなので、結構悩んで取捨選択したのかなぁ?と勝手に思っています。

・マリン船長の良かった、凄かった部分

 ゲーム配信の時って予めある程度練習したり構成をマリン船長が考えてるのかな、あるいはガチで初見やアドリブのセンス爆発させてるのかな……どっちにしても凄いし感動する、という内容を以前書いた気がします。

 書いてないかも、投稿せずボツにしたかも。書いたかも。うろ覚えです。

 それと同じように(同じでもないけど)、以前から「ライブ」や「ダンス」にしても「どっちにしても凄い」の現象が自分の中でありまして。

 VTuber全般に言えることですが、システムや仕組みにそこまで明るくないです。無知です。

①「これ、マリン船長事前にめちゃくちゃ練習して『生で歌って踊って』してるのだろうか」

②「ダンス部分や目を一瞬キラッとさせたり表情や動きはモデレーターさんがMMD的に作って、それにマリン船長が声を当ててるのか」

(表情=特に『言ったよね!?』タイミングの『圧』のある顔の時とか)
(モデレーターさん、とは言わないのかも。別途スタッフさん……でしょうか?)

 これ、①でも②でもどっちにしてもすごいんですよね。すごいってレベルではない。ヤバい。この感動を表現する語彙力がないのが悔やまれる。
 どちらであったとしても、相当すごい。紛れもなくプロのアーティストの所業。

 第三の可能性である「事前収録して流した」は多分ないと思います。理由は下の方に書きます。

 ダンス実際に踊っていたなら(素人目には)違和感0でしたし、あの動きしながらあの歌い方できるの素晴らしかったと思います。
 声を当てる形式なら普通に歌うよりも死ぬほど神経使うはずなので、どちらにせよ本当に本当にすごい。

 まして地上波・生放送という重圧たるや計り知れないので、心奥から感動しました。
 マリン船長、完全にプロだった……たすかる……

 普段何かを「良い」「好き」と表現するにあたって他を下げたり悪し様に書くの嫌なのであまり使いませんが「悪さであって悪さではない」と自分は思うので今回は使います。

 FNS歌謡祭に限らず音楽番組全般において「あ、緊張してるのかな」「あからさまに声出てないなー」のシーンは古くから散見されました。
 具体的に昨夜のFNS歌謡祭においても、某大好きなアニメ主題歌の某アーティストさんが相当控えめな状態でした。(オブラートに包む)

 ライブの場でもこれ結構「あるある」です。

 でもそれが決して悪いこととは思っていなくて……新鮮味を感じたりCD音源のMIXの凄さを再認識したり、どちらも味があって良いなと考えています。
 だから、本当は「パフォーマンスの低下」という表現使いたくない。

 便宜上「低下」という書き方をしつつ、がっつり本職の人ですら大舞台でパフォーマンス低下しているシーンが存在したのに対して、マリン船長は〝それ〟がなかった。
 低下どころか、CD音源や歌枠を上回る最大限の上振れと言っても差し障りのない仕上がりで、そこにも感動しました。
 他者比較や推し贔屓あまり良くないけれど、やっぱり本当にすごい。マリン船長すごい( ´ワ`)

 以下、さほどマリン船長関係ない話。
 
・定期的に「裏側」を知れていて、よかった。

 その全てと言わないまでも、断片的に私生活や緊張の吐露などの様子をマリン船長は配信で語ってます。
 思えば自分は今まで「推し」といえば作品を通して知る、という状態がほとんどというか、それしかなかったので、少しでも内情を知れるという点も感動に繋がっていました。

 以前触れたように福山雅治さんや、それ以外にもラジオ媒体や裏話も大好きだったのでVTuberの推し活はハマるべくしてハマったのかもしれない。自分の性格的に。

 それと世界の見え方や解像度が一段階変わってきたので、そこも書き残しておきたいです。

 何だろう、十代の頃に同接の多いオンラインゲームにのめり込んでいた時に得た気付きに近い。

 大勢の人が集まってモンスター倒す感じのゲーム、とにかく人が多くて。(小泉構文)
 最初は彼らもある種「モブ」や「背景」のような認識でした。自分の中では。
 そこから親しい人が出来たり様々な職の人と接したりお話を聞いたりするうちに「この〝大勢〟いる画面の向こうの〝誰か〟もそれぞれ、血肉の通った人間で人生があるんだよな」という当然のことを強く再認識した次第です。

 それ以降の生活では公共交通機関の場や人混みも「単なる人の群れ」と思えず「一人一人が大切な人生を歩んでる」と意識できるようになって、少し他者に寛容というか見知らぬ人にも温かくなれたと思っています。

 それと似た形で、マリン船長の葛藤や頑張りを部分的に垣間見ることで感情移入したり心揺さぶられると同時に「それ以外の人達」にも目が向くようになりました。

 他のアーティストさんのシーンで演奏スタッフの方々が時折アップで映し出される時、表情から(推測ですが)この人も緊張してそう・マリン船長のようにたくさんの不安を感じながら練習してたのかな、と思いを馳せるようになりました。
 まぁまぁ酷い話ですけど、以前の自分なら狭い視野で「バックの人達はセットの一部・脇役」くらいの感覚だった。

 ライブなどで多くの裏方スタッフさん達もすごい、と感じるきっかけがあったはずなのに、どうしても「放送」だと「なんとなく」で流し見してしまいがち。
 別にそれはそれで良いのかもしれませんけど、歌ってる人以外の表現者さんに目を向けたりリスペクトできる今のスタンスの方が自分としては「より楽しい」と思えます。
 素直な気持ちでメインの推し以外もまっすぐ見たり応援できるのって、多分嬉しいし楽しい。

 そのきっかけというか一助を担っているマリン船長には感謝が尽きません。

 マリン船長も他のアーティストさんも素晴らしかったです。
 ただでさえ長いので省きましたが錦鯉・渡辺さんの部分も本当に本当に、良かった。
 制作スタッフさんの皆様、感動をありがとうございます。

「事前収録ではなく生で歌ってたのでは?」と強く感じた理由。

 主観や直感というか浅い見識によるものですけど、ラストの「だるおぉぉん!?」の部分を「だろぉ!」と短く切っていて、マリン船長。
 こだわり強い箇所なはずなので、もし事前収録なら伸ばして上げてそうな気がします。
 多分、緊張感や歌いきった疲れからあの形になったのかな、って。

 仮に事前収録で中盤書いた①②の②だったとしても、実際に放送するまで「どんな仕上がりなんだろう」という不安や緊張で気が気じゃない思うので、いずれにせよストレス尋常じゃないでしょうし消化器系にもダメージ来そう。
(というか、①ならほんとにもう、すごすぎる)

 どんな形であれ、マリン船長大変な中お疲れさまでした……
 そしてつい最近291万人おめでとうポストをたくさん見たと思ったら昨夜292万人超えていて、すごく嬉しいです。
 これからも(健康に無理のない範囲で)たくさん挑戦して高く舞いながら、疲れた時は緩いメン限で羽を休めてください。

 noteの話。(隙自語)
 お気持ち怪文書用に壁打ちで使い始めたnote、個人的に尊敬してる人が謎に毎日目を通して下さる痕跡が見受けられたり他にも巡回してるとおぼしき方々がちらほらいらっしゃり。

 そこから必要以上に「人の目」気になりだしたというか、かねてより下書きをまとめながらも「これはアウトか?ギリセーフか?」と一応考えながら運用してましたが、その色が濃くなってきたり他諸々の事情から「やっぱ毎日投下しなくてもいいや。ログボ的なものにこだわることもない」とnoteストップしていました。

 ただ、やっぱり自分の備忘録というか何を思い感じたか残し振り返りたいので今後は今まで以上に好き放題書き散らかします。
 文字数制限1000文字くらい!なるべくなら読みやすさを意識!みたいな部分、あまりこだわらないことにします。

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