大人数の集まりの後は必ず病む

毎回繰り返している、この症状。
辛すぎるので、どなたかと共有したく、ネットの海に投げてみます。

前提

声が小さい、会話のテンポが遅いなど、「うるさい飲み屋でノリの良い会話を楽しむ」文化にことごとく適さないタイプ。
MBTIは「提唱者」。

提唱者型の人達は難なく人と関われ、論理や事実一辺倒ではなく、暖かく思いやりのある言葉で、相手に伝わるように話すことができます。このため、友人や同僚から非常に外向的な人だと思われるのもうなずけますが、提唱者型の人達には、一人になってリラックスし、リフレッシュする時間も必要です。周りの人は、それを心に留めておき、提唱者型の人が突然姿を消しても心配しすぎないようにしましょう。提唱者型の人達は、他人の感情を非常に大切にし、その好意に対する見返りを期待していますが、時にはそれが数日間そっとしておいてあげることを意味します。

16personalities

症状

大人数の集まりの後、ほぼ100%病む。

※大人数…4人以上。
※ほぼ…10年来の友人など、心底心を許せている場合はそれ程深刻ではない。
※病む…1人になった瞬間、上手く返せなかった会話や、自分の立ち居振る舞いが思い起こされ、消え去りたくなる。帰り道から眠りに落ちる直前まで、自責思考で頭が一杯になり、堪らなくなってSNSで仲間を探し求める。

想定される理由

コミュニケーションの取り方が、1対1に最適化されており、大人数に適していない。

人と話す時、相手の顔色から考えを読み取ろうとしがちな性格である。いわゆるHSP。そのために、人数が増えれば増えるほど、エネルギー消費量も増える。

1対1の場合は、意外に楽しい。聞きたいことを好きなタイミングで聞けるし、相手が飽きてそうだったら会話をすみやかに終わらせられるため。話しやすい人だと、その会の間ずっと話していたくなるが、相手を引き留めすぎても悪いので、なくなく引き上げるなどする。気を許せる相手が1人見つかると、途端に息ができる心地になる。

大人数の会話だと、1人ひとりにフォーカスして質問もしづらい。そのため、その場にいる一人一人が今何を考えているか、どんな会話を望んでいるかを想像し、その中の最適解に近いボールが投げられそうなら頑張って投げ、当たるとホッとし、外れると帰宅後ずっと後悔し、帰り際には消耗している。

(ただ、気配りが出来て、かつ場の空気を盛り上げられる方がいるのも知っている。本当に尊敬する。)

日本人ってこんなものだとも思うが、中にはこの気遣いが適度な塩梅に調整でき、かつ自分も場を楽しむことが出来る人もいて、「自分ってなんなんだろう」と更に落ち込む。

対策

①大人数の集まりへの参加を強制されない組織に身を置く。

②エネルギーが少ない時は、「初対面」かつ「大人数」の場にはなるべく参加しない。

残念ながらこれしかない。どれだけ頑張っても、根本的な性質は変えられない。パーティも飲み会も楽しめるタイプではないと割り切り、全力で回避する。

「人と仲良くなる絶好の機会をみすみす逃す」リスクと表裏一体なので、頑張れる余力があり頑張りたい場合は、頑張る。(何も言っていない)

でもなーーー、本当に、この後遺症は毎回最悪なんだよな。能動的に思い返している訳ではなく、脳内で自動再生されている感じ。「考えすぎ」というより「吸収しすぎ」、思考は停止しているのにもかかわらず、勝手に全吸収して勝手に思い返して苦しんでいる。私も止められるなら止めたいです、一瞬の自傷行為です。(自分が失敗した映像を繰り返し、ネガティブ補正をかけながら見続ける感じ)

それでも、大人数の集まりで運良く話しやすい方と出会えて、運良く1対1で話せると、とても充足感を得られる。今回もそうだったので、嫌な部分をこれだけ書き連ねているほど、残念な思い出ばかりではない。

「人はそんなに私を見ていない」「誰も私のことなんか気にしていない」、そう思えると救われるんだけど、なかなか頑固な性格なので、そうすぐに思い込める訳でもなく。

最寄り駅に着いたので、おしまい。芸人さんのラジオでも聞いて、頑張って頭空っぽにして帰ります。

お仲間いたら、一緒にぼちぼち生き延びましょう。

おしまい


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