2020/5/18週の展望

5/18週の展望を確認していきましょう。

■■テクニカル要因■■

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*まとめ*
【ダウ】日足
直近高値切り下げ&直近安値更新で下落トレンド。
ただし重要支持線が真下にあり、そこで一旦反発し、上にも重要抵抗線があり、そこで頭押さえの状況。
長期上昇チャネルの下段に滞在しており、買いが入りやすいく、1,500ドル幅ほどの中期下降チャネルはちょうど中間あたりに滞在しており、売られやすい。
さらに角度が付いており、幅の狭い短期下降チャネルの上限を抜けない限り、売り優勢。ただし、この短期下降チャネルも、目先の重要抵抗線をクリアすれば、難なく上抜けしそう。
上記を考慮すると、短期下降チャネル上限付近で打診売り、さらに中期下降チャネル上限付近で売り応戦が有力そう。

【日経】日足
■ダウ理論
高値は微妙に切り上げつつある??
安値も微妙に切り上げつつある??
見た目や雰囲気下落トレンドですが、上昇トレンド継続??
■水平線
20,350円帯で頭押さえられダブルトップ形成。
19,650円帯で支えられ一旦反発している。
なお、そのような悍ましい支持帯が19,250円あたりまで続く模様。
■チャネル
1,500円幅ほどの中長期上昇チャネルの中間あたりに滞在しており、買い圧力も強そう。
短期上昇チャネル下段にも滞在しており、買い圧力強そう。
ただし、短期下降チャネル上段にも滞在しており、売り圧力も強そう。
【エントリー】
短期下降チャネルを実線で下回ってからの売りエントリは安全そう。≪20,000前後、19,800前後≫
ただし、19,600帯の支持は強そうなので反発に注意。

■■ファンダメンタル要因■■

*まとめ*
・2万円ラインの攻防
・経済活動の再開模索(一方でそれに伴う感染拡大懸念も)
・経済と感染症のバランス
・「経済システム」、「金融システム」の防衛戦
・日米の中央銀行マネー供給
・米中冷戦悪化の危機(米中断行、中国の対外圧力強化)
・WTO事務局長の辞任
・「ニューノーマル」:
①不要不急の移動制限
②「3密」行事の忌避
③ソーシャルディスタンスの維持

*補足説明*
経済の完全復活にはコロナの克服が不可欠ですが、
やはり人間社会における共存がある程度許容される世界が
有力です。そうした状況下では、製造業と旅行業を
主要産業とする日本経済には厳しいものがあり、
逆に新興のITテック系企業の伸びが強そうです。
ワクチン開発も一朝一夕にはいかず、有効な手立てがないまま
時間が過ぎるにつれて、やはり実体経済と金融市場のギャップ
が是正される動きには警戒が必要です。

それでは、5/18週の展望は以下になります。

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