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連載 イチロー部屋のイッピン 80.この人なくしてイチローなし
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「イチロー物語」の一節。
― 運命とはおもしろいもので、そのイチローが中学2年のとき偶然、練習試合を見てイチローに惚れ込んでしまった人がいる 。―
水野恭祐さんが、イチローを見つけたのは、名古屋空港近くの原っぱのような球場。外野で遠投している子が、普通、中学生だと山なりのボールを投げるけど、真っすぐの鋭いボールを投げていたのを見て、「こんな子がいたのか」と驚愕する。
愛工大名電高校の中村豪監督に、「投げても、打っても、守っても、走っても素晴らしい子が豊山中にいますよ」と紹介する。が、「そんな子いるはずないだろ」と一笑に付され、イチローの才能を分かってもらうのに苦労したという。
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若きイチローの「生」の話しは尽きない。「オリックスの合宿所に入寮すると、すぐにバッティング練習をおこなった」「我が家で、イチローがサインの練習した」とか。奥さんの美春さんは、「イッくんは、いつもお正月には来ていた」等々。
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もし!水野恭祐さんが、鈴木一朗君を見つけていなかったら、、、、、、、、。
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