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【6/27】 市場を読み解く!今日の知恵袋

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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26日の日本株市場

東証プライムの売買代金は概算で4兆2538億円、売買高は15億7703万株、値上がりは985銘柄、値下がり銘柄数は590銘柄、横ばいは70銘柄となりました。約59%が値上がりとなりました。

日経平均株価は続伸し、前営業日比493.92円(1.26%)高の39,667.07円で引けました。米市場でハイテク株が上昇し、日本でも半導体関連株が買われました。アドテストと東エレクが大幅に上昇し日経平均を押し上げましたが、トヨタや日本製鉄などのバリュー株は売られました。
米長期金利の落ち着きが、高PER株の買いを促進していると考えられます。TOPIXも3日続伸し、終値は2802.95でした。

27日の日本経済カレンダー

8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
8:50 5月小売業販売額(前年同月比)
8:50 5月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)

26日の米国株市場

ダウ工業指数は反発し、前営業日比15.64ドル(0.04%)高の39,127.80ドルで引けました。
アマゾンとアップルの上昇がダウ平均を支えましたが、米長期金利の上昇が株価の重荷となり、一時200ドル以上下げる場面もありました。ウォルマートとホーム・デポも上昇。FRBの早期利下げに慎重な発言が相場に影響。週内には米大統領選の討論会やPCE物価指数の発表が控えており、取引は限定的でした。ボーイングやP&Gは上昇、ナイキやアムジェンは下げました。

ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比87.50pt(0.49%)高の17,805.15ptで引けました。新興EV企業のリヴィアン・オートモーティブは、独フォルクスワーゲンが投資を発表したことで大幅高となりました。エヌビディアとメタプラットフォームズも小幅に上昇しました。

27日の米経済カレンダー

21:30 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) ★★
21:30 1-3月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率) ★
21:30 1-3月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率) ★
21:30 5月卸売在庫(前月比)
21:30 前週分新規失業保険申請件数 ★
21:30 前週分失業保険継続受給者数 ★
21:30 5月耐久財受注(前月比) ★
21:30 5月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) ★
23:00 5月住宅販売保留指数(前月比) ★
23:00 5月住宅販売保留指数(前年同月比) ★

27日8時現在のドル円相場

1ドル=160.66-160.67円で推移。FRBが利下げを急がない姿勢を示し、日米の金融政策の違いから円売り・ドル買いが進んだためで、米長期金利の上昇も円安を促進しました。一時は1986年以来の円安水準となる160円88銭を記録。日本政府は急速な円安に懸念を示し、必要な対応を取ると表明したものの、市場への影響は限定的でした。日銀が政策金利を引き上げる観測がありますが、円安・ドル高は続く見通しです。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

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