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【1/30】自社株買いがもたらす投資家のメリットとは

【1/30:市場を読み解く!今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、日本株の強さの要因についてです。日本株の上昇要因に余剰資金を株主に還元する傾向が強まっており、余剰資金の2つのポイントについて、その特徴をまとめました。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

これまでも、日本企業は何年も利益剰余金が増加傾向にあることは伝えてきました。こうして企業内に蓄積された余剰資金を株主に積極的に還元する方法として、自社株買いや配当の増加があります。

まずはここ数年、自社株買いが増加傾向にあるそうです。昨年の2023年の自社株取得枠は約9兆6000億円となり、2年連続で過去最高を記録しています。

自社株取得がなぜ株主還元になるのか?そんな疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。まず自社株買いを実施することで、1株あたり利益の増加につながり、自社の業績・財務に関する指標が改善することで、結果的に株価を押し上げる効果があります。

また、配当額を増やすことで、インカムゲイン狙いの投資家にとっても魅力的です。業績・財務が安定していて配当を出す企業は、やはり株価を押し上げる傾向にあります。

日本企業は、徐々に余剰資金を株主に還元する傾向があり、これが日本株をさらに強くしている要因になっていると思います。その傾向が24年も続くのではないかと思います。


自社株買いがもたらす企業への評価など、
投資をする上で、多くの情報からご自身で精査する必要があります。
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【29日の日本株市場】

日経平均株価は反発となり、前営業日比275.87円(0.77%)高の 36,026.94円で終えました。

出所:SBI証券

東証株価指数(TOPIX)は反発し、前営業日比31.83pt(1.27%)高の2,529.48ptで終えました。

出所:SBI証券

東証プライムの売買代金は概算で3兆9033億円、売買高は13億7660万株、値上がりは1345銘柄、値下がり銘柄数277銘柄、横ばいは36銘柄となりました。約81%が値上がりとなりました。

日経平均は反発となりました。3万6000円を割る3万5800円台でのスタートとなりましたが、連日過去最高値を更新するダウ工業平均が好調なことや米景気のソフトランディング(軟着陸)の観測が強まったことで、買いが集まり引けでは3万6000円台を付けて終えました。

【30日の日本経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【29日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.721%で終えました。

【29日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比240.00円高の36,155.00円で終えました。

【29日の米株式市場】

ダウ工業平均は続伸し、前営業日比224.02ドル(0.59%)高の 38,333.45ドルで終えました。

出所:SBI証券

ナスダック総合指数は反発し、前営業日比172.68pt(1.12%)高の15,628.04ptで終えました。

出所:SBI証券

ダウ工業指数は続伸となりました。米国長期金利は4%後半と前週末の終値4.13%を下回る推移になり、株式の割高感が薄れたことで買いが入り午前中はマイナス圏に入る場面があったものの、午後から買いが優勢となり引けにかけて上昇しました。

ナスダック総合指数は反発となりました。構成比率の高いアップルを除くGAFAMや半導体関連のエヌビディアなどの大型ハイテク株の上昇が指数の押し上げに寄与しました。

【30日の米経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【29日の米国債券市場】

10年物国債利回りは4.091%で終えました。

【29日のVIX指数(恐怖指数)】

VIX指数は前営業日比2.56%上昇し、13.60となりました。

出所:SBI証券

【30日7時現在のドル円相場】

外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル=147.48-147.51
円での推移です。

出所:SBI証券

本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)。そのため様子見ムードが広がり、ドルの買い控えによって米長期金利が低下し、やや円高ドル安となりました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。

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