見出し画像

【高校野球千葉大会の優勝校予想#15】'23春大3回戦の振り返りと準々決勝の中間予想

こんにちは。いちかわきです。

春季千葉県大会は4/29に3回戦が行われ、夏大のBシード以上となるベスト8が決まりました。

3回戦に進出できた時点でシード権は確定していますが、個人的にCシードとBシードでは雲泥の差があると思っています。なので春大の中でも3回戦の勝敗は特に注目していました。

Cシードだと夏大の5回戦から格上のシードと当たる可能性があるので、7連勝が求められる千葉大会では投手のやりくりがキツくなりますよね...

正直昨年の専修大松戸がシード校との対戦を回避し続けて準決勝まで辿り着いたのは相当運がよかったと思っています。(市立千葉も成田も素晴らしいチームでした)

では3回戦の予想と実際の結果を確認していきます。


3回戦の振り返り

3回戦以降の中間予想(2回戦までの結果を既知としたもの)

前記事(#14)では勝利チームを次のように予想していました。

  • 95.7%:市立船橋

  • 77.8%:習志野

  • 92.3%:拓殖大紅陵

  • 89.9%:専修大松戸

  • 93.8%:東京学館

  • 93.9%:木更津総合

  • 72.6%:千葉日大一

  • 66.8%:中央学院

平均的中率:85.4%
本命予想との一致率:8/8

まさかの全試合当たりました...!
あくまで中間予想なので2回戦までの結果を知った上での予想ですが、このような結果はnoteへの投稿を始めて以来初です。

まず専修大松戸千葉学芸に4-0で勝利し、'21春大決勝のリベンジを果たしました。前回の対戦時はボコボコに打たれたイメージしかなかったので、ファンとしては勝てて安心しました。今年も手強い相手でしたね。


東京学館千葉北相手に3-2で勝利し、2年連続の春ベスト8進出となりました。

私は昨年('22)の秋大で2回戦の専修大松戸ー千葉北(6-0で専松の勝利)を天台で観戦していたのですが、専松の得点はほとんど犠飛とタイムリーエラーによるもので、千葉北の投手に苦戦している印象でした。

今回も東京学館相手に1点差という事で、千葉北は夏も上位進出が期待できそうですね。


千葉日大一翔凛の試合もシミュレーション通りでしたが、私の主観では両チームの実力差がわからなかったので、レートを計算した意味があったと思います。


Cシード勢の展望

以上3回戦の結果より、

  • 西武台千葉

  • 志学館

  • 市立銚子

  • 千葉学芸

  • 千葉北

  • 幕張総合

  • 翔凛

  • 千葉黎明

の8チームはCシードで確定となりました。冒頭で「CシードとBシードでは雲泥の差がある」と言いましたが、Cシードとノーシードにも雲泥の差があると思っています。5回戦以降の組み合わせに関しては確かにCシードは不利ですが、

  • 確定で1回戦を回避できる

  • 4回戦までシード校と当たらない

という2点においてはノーシードより明らかに有利です。

ノーシードのチームは1試合余計に増えるリスクを抱えることになります。負けたら終わりの夏大において、いくらレートが高かろうが試合数が増えることは致命的です。

という事でCシードの8チームはシードの特権を存分に生かしてほしいところです。優勝を狙うならば、4回戦までを安全に突破したうえで、5回戦以降の格上との対戦に万全の状態で臨めるかがポイントになります。

ただノーシード勢にも成田、八千代松陰、銚子商業など力のあるチームはたくさんあるので、序盤にそれらのチームと当たることがあれば前倒しで主力投手をつぎ込むことも求められるでしょう。


準々決勝の中間予想

さて、次の準々決勝でいよいよAシードが決まります。3回戦までの結果を既知とした上でのシミュレーション結果は次のようになりました。

準々決勝以降の中間予想

以下、対戦カードの確認です。


市立船橋(R2434)

習志野(R2281)

予想勝率:市立船橋 72.1% 習志野 27.9%

'22秋2回戦の再戦となりました。前回は市立船橋の主砲・篠崎大耀選手が2本の3ランを放ちコールド寸前まで行きましたが、習志野も猛攻を見せ1点差ゲームとなりました。'16夏、'20夏、'22秋と直近の対戦はいずれも市立船橋が勝利していますが、今回は果たして・・・?

千葉を代表する人気校同士の対戦なので球場の熱気が凄いことになりそうですね。

『20歳のソウル』は涙腺が崩壊しました


拓殖大紅陵(R2244)

専修大松戸(R2471)

予想勝率:拓殖大紅陵 20.7% 専修大松戸 79.3%

秋春連覇の懸かる専松にとってかなりの関門です。

  • '21秋:準優勝

  • '22春:ベスト4

  • '22夏:ベスト4

  • '22秋:ベスト4

と近年の拓殖大紅陵は凄まじい安定感を発揮しており、見事に強豪復活を遂げています。拓殖大紅陵が勝てば2年連続、専修大松戸が勝てば2年ぶりのAシード獲得となります。

準々決勝の4試合の中では'22秋8強同士が当たる唯一のカードなので、その意味でも注目です。

専松は誰が投げるのでしょう・・・?


東京学館(R2169)

木更津総合(R2414)

予想勝率:東京学館 22.1% 木更津総合 77.9%

'20秋決勝、'22夏準々決勝、'22秋2回戦と木更津総合の壁に阻まれ続けている東京学館にとって、再度リベンジの機会が訪れました。

今回も木更津総合が優勢の予想ですが、東京学館は金星を挙げられるか注目です。千葉を制したければ木総に勝たねばなりません!


千葉日大一(R1952)

中央学院(R2231)

予想勝率:千葉日大一 17.6% 中央学院 82.4%

正直中央学院がかなり優勢と見ています。過去最大のAシード獲得チャンスと言えるでしょう。今年も戦力がかなり充実しているらしいですね...

千葉日大一もここまで快進撃を見せて準々決勝まで生き残りましたが、中央学院相手にどれほど通用するか注目です。


以上、Aシード獲得チームは

  • 72.1%:市立船橋

  • 79.3%:専修大松戸

  • 77.9%:木更津総合

  • 82.4%:中央学院

と予想します。雨で試合日が平日にずれてしまったので観に行ける方は限られるとは思いますが、春大の中でもかなり重要な試合です。

そして準々決勝を勝てば関東大会出場にも王手がかかります・・・!


今回はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

あとがき
明日は専修大松戸に勝ってほしいですが、拓殖大紅陵の『ポイントゲット』はとても好きな曲です。'22夏準決勝「拓殖大紅陵ー市立船橋」の最終回の攻撃で見られた

チャンス紅陵

(市船 守備のタイム)

 ポイントゲット

の流れは美しすぎて鳥肌が立ちました。あの迫力を演出する紅陵の応援団は見事としか言いようが無いです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?