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【高校野球千葉大会の優勝校予想#7】'22秋大1回戦の振り返りと2回戦の中間予想

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こんにちは。いちかわきです。

'22秋大本戦の1回戦が終了し、まずはベスト32に絞られました。

私の推しである専修大松戸も無事に1回戦を突破できました!

さて、1回戦の予想と実際の試合結果を振り返っていきます。

1回戦の試合結果(左の山)

9/17に実施された左の山は次のような結果になりました。

$${\begin{array}{c|crrccc} &勝利チーム & 勝利確率 \\\hline 1&八千代東 & 18.7\% \\ 2&千葉経大附 & 47.2\% \\ 3&専修大松戸 & 96.8\% \\ 4&千葉北 & 56.8\% \\ 5&東京学館 & 51.7\% \\ 6&木更津総合 & 89.3\% \\ 7&光英VERITAS & 4.9\% \\ 8&千葉 & 44.7\% \\ 9&行徳 & 23.0\% \\ 10&柏井 & 54.4\% \\ 11&習志野 & 96.8\% \\ 12&市立船橋 & 99.7\% \\ 13&東海大浦安 & 92.5\% \\ 14&志学館 & 22.5\% \\ 15&流経大柏 & 90.9\% \\ 16&検見川 & 44.1\% \\ \end{array}}$$

$${\begin{array}{c|crcrccc} &敗戦チーム & 勝利確率 \\\hline 1&市立柏 & 81.3\% \\ 2&市立千葉 & 52.8\% \\ 3&敬愛学園 & 3.2\% \\ 4&津田沼 & 43.2\% \\ 5&東海大市原望洋 & 48.3\% \\ 6&千葉学芸 & 10.7\% \\ 7&柏南 & 95.1\% \\ 8&東葛飾 & 55.3\% \\ 9&市川 & 77.0\% \\ 10&君津商業 & 45.6\% \\ 11&八千代 & 3.2\% \\ 12&東邦大東邦 & 0.3\% \\ 13&佐原 & 7.5\% \\ 14&銚子商業 & 77.5\% \\ 15&東金 & 9.1\% \\ 16&幕張総合 & 55.9\% \end{array}}$$

体感としては目立った番狂わせはあまり無かった印象だったのですが、それでも予想を外した箇所がちらほら見受けられました。

具体的には、勝利確率50.0%未満と予想したチームの中で

  • 八千代東

  • 千葉経大附

  • 光英VERITAS

  • 千葉

  • 行徳

  • 志学館

  • 検見川

の7チームが勝利となりました。

勝利確率が40.0%~50.0%の範囲ならば予想としては互角と言えなくもないので、勝利確率が40.0%以上のチームについては正直お許しいただきたいところです。

という事で勝利確率が40.0%未満のチームに絞ると

  • 八千代東

  • 光英VERITAS

  • 行徳

  • 志学館

の4チームになりました。

これらのチームについては予想を派手に外したといって良いレベルですね。過小評価してしまい申し訳ございません。

(言い訳タイム)

まず八千代東市立柏については、私の主観において実力差がそこまで無いと思っていました。

なので勝利確率の予想に大差が付いたことが意外でした。(シミュレーション結果が主観とズレていた)

光英VERITASは創部間もないチームなので試合数が少なく、現在のレートが正しい実力を表していない可能性が高いです。これはレーティングシステムの仕様上、やむを得ない要素ではあります。

光英VERITASが今後勝利を重ねていけばレートも上がり、適正値に近づいていくはずです。新しいチームなので今後に期待ですね。

女子校が共学化して今の校名に変わったらしいです。

志学館(R1906)が銚子商業(R2116)に勝利した試合については番狂わせというほどでもない気がしますが、'22春・'22夏の実績によって銚子商業のレートが高くなっており、結果として予想が外れた事になりました。

前の代のチームの影響をどれほど組み込むのか、という所は秋の予想の難しい点です。

1回戦の試合結果(右の山)

続いて、9/18~19に実施された右の山は次のような結果になりました。

$${\begin{array}{c|crcccc} & 勝利チーム & 勝利確率 \\\hline 17 & 中央学院 & 86.3\% \\ 18 & 八千代松陰 & 86.8\% \\ 19 & 千葉黎明 & 46.7\% \\ 20 & 佐倉 & 74.3\% \\ 21 & 茂原北陵 & 42.1\% \\ 22 & 市立松戸 & 60.3\% \\ 23 & 成田 & 88.5\% \\ 24 & 木更津 & 64.1\% \\ 25 & 船橋 & 97.9\% \\ 26 & 成田北 & 4.1\% \\ 27 & 拓殖大紅陵 & 99.0\% \\ 28 & 四街道 & 85.3\% \\ 29 & 市立銚子 & 36.4\% \\ 30 & 学館浦安 & 75.0\% \\ 31 & 我孫子二階堂 & 30.6\% \\ 32 & 千葉日大一 & 54.0\% \\ \end{array}}$$

$${\begin{array}{c|crrccc} & 敗戦チーム & 勝利確率 \\\hline 17 & 西武台千葉 & 13.7\% \\ 18 & 千葉商業 & 13.2\% \\ 19 & 千葉敬愛 & 53.3\% \\ 20 & 千葉西 & 25.7\% \\ 21 & 暁星国際 & 57.9\% \\ 22 & 長狭 & 39.7\% \\ 23 & 我孫子東 & 11.5\% \\ 24 & 国分 & 35.9\% \\ 25 & 船橋二和 & 2.1\% \\ 26 & 市原中央 & 95.9\% \\ 27 & 流山南 & 1.0\% \\ 28 & 市川南 & 14.7\% \\ 29 & 我孫子 & 63.6\% \\ 30 & 船橋東 & 25.0\% \\ 31 & 長生 & 69.4\% \\ 32 & 千葉商大付 & 46.0\% \end{array}}$$

右の山で勝利確率50.0%未満の勝利チームは

  • 千葉黎明

  • 茂原北陵

  • 成田北

  • 市立銚子

  • 我孫子二階堂

の5チームでした。そして勝利確率40.0%未満の勝利チームは

  • 成田北

  • 市立銚子

  • 我孫子二階堂

の3チームでした。


(言い訳タイム)

予想の外し方が最も派手だったのは成田北ー市原中央でした。

目立たない割にかなりの番狂わせだと思うのですがどうでしょう?

市原中央は'19夏ベスト4、'21秋ベスト4、'22夏ベスト16など近年実績を上げてきているチームですが、成田北は個人的に完全ノーマークでした。初回の6点先制は驚きました。

成田北の皆様、初戦突破おめでとうございます。

この勝利によって成田北のレートは1440から1517に急上昇しました。


1回戦の予想精度

1回戦の勝利チームの的中率は全体で61.4%となりました。光英VERITAS成田北などの極端に精度が低くなった一部の試合が足を引っ張っていますが、全32試合のうち12試合は的中率80%以上、20試合は的中率50%以上なのである程度手堅い予想はできていたのかなと感じています。


個人的注目カードの結果

前記事では、1回戦の注目カードとして

  • 市立千葉ー千葉経大附

  • 東京学館ー東海大市原望洋

  • 千葉黎明ー千葉敬愛

の3カードを紹介しましたが、結果は千葉経大附東京学館千葉黎明がそれぞれ勝利しました。

東京学館ー東海大市原望洋は東京学館が'21春のリベンジを果たした一方、千葉黎明ー千葉敬愛は'21秋と同じく千葉黎明が勝利しました。

「特定のチーム同士の相性を予想に組み込む」というのも面白そうですが、定式化出来そうな気がしないので今のところ実装予定はありません。例えば「専修大松戸は東海大市原望洋に相性が悪い」とよく言われますが、今現在では専松が望洋に連勝中だったりします。あまり当てにしない方がよいかもしれませんね。

2回戦の注目カード

前回と同様、2回戦の個人的注目カードをご紹介します。


東京学館(R2078)

木更津総合(R2443)

予想勝率:東京学館 12.1% 木更津総合 87.9%

'22夏ベスト8の東京学館と'22夏準優勝の木更津総合が2回戦で当たることになりました。東京学館は1回戦で東海大市原望洋に勝利しているうえ、レートも2000超えの強豪校ですが、相手が木更津総合となると流石に予想勝率が低くなっています。

近年では'20秋の決勝と'22夏の準々決勝にこの対戦があり、いずれも木更津総合が勝利しています。今回も木更津総合の優勢が予想されますが、甲子園を本気で狙うならば木更津総合は越えなければならない壁なので、好ゲームを期待したいです。


習志野(R2257)

市立船橋(R2444)

予想勝率:習志野 26.0% 市立船橋 74.0%

まさか2回戦でこの対決が見られるとは...

もはや説明不要な気もしますが、'19夏優勝の習志野と'22夏優勝の市立船橋の対戦です。

近年では'16夏の準決勝、'20夏の第2地区トーナメント決勝で対戦があり、いずれも市立船橋が勝利しています。

'19習志野は春・夏・秋の県大会をすべて優勝する無双状態にあり、その習志野を5回コールドで倒した'20市立船橋の勝利は千葉の高校野球ファンに衝撃を与えました。

現在は'22春夏連覇により市立船橋のレートが高くなっていますが、私の主観では両チームの実力はもっと互角だと思っているので接戦が期待できます。

シミュレーションとか予想とか抜きにして非常に楽しみです。


中央学院(R2176)

八千代松陰(R2213)

予想勝率:中央学院 43.6% 八千代松陰 56.4%

個人的に最も注目しているカードです。

  • 中央学院
    '17秋季関東大会優勝、'18夏西千葉大会優勝('18甲子園春夏連続出場)、'21夏ベスト4、'22夏ベスト8など

  • 八千代松陰
    '19夏準優勝、'20夏ベスト4、'21夏ベスト4、'21秋ベスト4など

ともに第5地区を牽引する存在であり、近年の成績も抜群の安定感です。

両チームの直接対決は'20夏の第5地区トーナメント決勝、'22春2回戦に実現しています。

'20は八千代松陰がサヨナラ勝ち、'22は中央学院がサヨナラ勝ち。実力は互角です。

この2チームの対戦は何度でも観たいです。できれば準決勝で。


2回戦の中間予想

1回戦の結果を入力し、再度立てた予想を提示します。

まずは上位予想の抜粋から。

2回戦以降の中間予想(優勝確率順)
事前予想(優勝確率順)

前記事でも提示しましたが、2枚目の画像が事前予想の優勝確率順です。上の2枚を見比べると数値の変化はわずかであり、チームの順序もほとんど変わっていないことが分かります。

市立船橋や拓殖大紅陵を見るとわかるように、上位予想されるチームにとって1回戦敗退になる確率が皆無になるのはよくある事です。


続いてトーナメント順です。1回戦終了時点ではまだ優勝確率0%のチームが数多く残っているので、一部黒塗りにします。

2回戦以降の中間予想(左側の山)
2回戦以降の中間予想(右側の山)
  • 東海大浦安ー志学館

  • 流経大柏ー検見川

  • 中央学院ー八千代松陰

  • 茂原北陵ー市立松戸

あたりは勝利確率が競っていますが、まだ2回戦なので他は勝利確率に大差が付いている試合が多いですね。

ここから番狂わせが起こるのか注目です。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

あとがき
台風の影響で既に試合日程がズレまくっているので、私の投稿スケジュールも今後ズレまくると思います(笑)

更新履歴
2022.09.19 初回投稿
2022.09.22 表の位置ずれを修正



(以下、中間予想の黒塗りなしバージョン)

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