2020/7/24 村上春樹

村上春樹の新刊小説「一人称単数」を購入する。今まで村上春樹の小説は読んだことがないが、遂に手を伸ばしてしまった。多くの人が勧め、多くの人が読んでいたが故に、天邪鬼精神で読まなかったのである。だが、今回の新刊は短編集ということもあって、なぜだか知らないが書店でとても気になり、気付けばレジへと持っていってしまった。でも、買ったはいいが、まだ読んではいない。読むには相当の覚悟が必要なのでは、となぜだか身構えてしまうからだ。「村上春樹」という言葉にはそうした見えない力があるように感じる。私のように、村上に怯えている人も意外と多いのではないだろうか。

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