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コロナハラスメント

セクハラ、パワハラ、モラハラ。世間には多くのハラスメントがあり、
その種類はなんと50種類を超えているそうです。

そして今年になり新しいハラスメントが誕生しました。

コロナハラスメント

現在、世界中で感染が拡大している、
コロナウイルスによるハラスメントです。 

・咳やくしゃみを人にかける。
・咳やくしゃみをしている人を感染者扱いしていじめる
・仲間外れにする。
・マスクをするのは当たり前ということを押し付ける価値観の押しつけ。
(現在はマスクが一向に手に入らない)

今世間で問題になっているのはいじめ型のコロナハラスメントだそうです。

咳をしただけでコロナを疑い謝罪を要求されるだけでなく、距離を置かれたり、会社などでコロナの「陰性証明書」の提出を求められたりもする...。

コロハラは会社や学校だけの問題ではありません。
電車内で咳をした女性に隣の男性が、
「コロナなら車両を移動しろ」
などと言い、それを注意した男性と揉めるということも起こっています。

これを聞いて、ちょっとやりすぎ...。
そこまでしなくても...。と思った方もいるだろうし、
今はコロナが流行ってみんなが警戒しているからしょうがない。

咳をするのが悪い!と思った方もいるのでしょう。
実際日本でもコロナウイルスによる死者が出ているから今まで以上に警戒するのは仕方のないこと...。

しかし、だからと言って咳をしただけでいじめていい理由にはならないですよね。
その人が花粉症だったら...鼻炎持ちだったら。

花粉症に限らずほこりなどが喉に入って咳をすることもあるし、寒さで咳が出ることもある。

咳をする人と仕事をしている、一緒の電車に乗っている。
つまり皆、普通に家の外に出てますよね。
その時点で体内にコロナウイルスがいる可能性は十分にあると思います。

でも何も体調は悪くない。だからコロナウイルスには感染していない。

コロナウイルスに感染したからと言って必ずしも症状が出るとは限らないことは、連日のニュース、報道などで皆さんご存じのはず。

持病も特にない若者は無症状であることが多い、というニュースもあってますよね。死者のほとんどが持病を持っているか高齢者です。

なので感染していても気づかないことがあるのです。もちろん警戒して対策するのは良いことです。
毎日コロナウイルスのニュースが報道され、感染者が次々と明らかになっているのでピリピリしているのは非常にわかりますが、こういう時こそ冷静に助け合いながら危機を乗り越えていく、ということが大切だと思います。


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