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【お悩み相談におへんじ】ひとは大切な人の死を受け入れることなどできません、そんな生き物です、の巻。

こんにちは〜♪

自分責めの毎日から
わたしすごいっ♡わたし可愛いっ♡ わたしだいすきっ♡
があたりまえな毎日へ♪


あなたのドーパミン、
心理カウンセラーのイチカ✳︎ドーパミントです♪


本日もブログにお越し下さりありがとうございます〜♡


さて本日は、オンラインカウンセリングサイト【ココロノマルシェ】へのおてがみを書きました。

わたしのカウンセリングの師匠・根本裕幸のお弟子カウンセラーたちがいただいた投稿におへんじする場所です。


大切なひとが亡くなって、前向きでポジティブにその人の分までしっかり生きることができる、

そんな人間はいませんよ。

人間はそんなふうに出来てはいないんです。もしそんなひとがいたら、それはもう神様仏様のレベル。

そして、お父さんはカッコいいんです。みくびるなかれ。


□ 父が亡くなってから何もやる気がおきません Magic Shopさんのおなやみ


父が亡くなってから何もやる気がおきず後悔する毎日です。

去年夏に失業して就職活動がうまくいかない中、8月に父に動脈瘤が見つかりました。破裂したら救急車を呼んでも間にあわないとの診断でした。

実家は1時間で帰れる距離ですが、父がよく批判をする厳しい人ということと、失業中という自分の存在が恥ずかしくて一刻も早く職を見つけようと9月から11月まで実家に帰らず就職活動をがんばりましたが結果は得られませんでした。

父のことが心配だったため、12月上旬に露天風呂付の旅館で一番いい部屋を予約して父と母と3人で泊まりに行きました。

父は大満足で喜んでくれ、年末は非常事態宣言が出ていたこともあり、実家に帰りませんでした。

1月上旬に父が私の声を聞きたいと珍しく電話してきたのですが、いつもの批判めいた口調だったため、不機嫌なまま電話を終わらせました。

1月下旬に母が東京に私の様子を見に来てくれたため、ランチを一緒にして母は14時半ごろ帰りました。そのあと、母から父が自宅で亡くなっていたと連絡が来ました。

死亡推定時刻が母とランチを楽しんでいた13時でした。

医者から動脈瘤が破裂したら即死してしまうと聞いていたのに自分の悩みでいっぱいいっぱいでせっかくの父からの電話も不機嫌に対応し、その上母まで東京に来させて父を自宅で一人で死なせてしまいました。

10年前に父が70歳を越えてから毎年父の日と年末に温泉旅行に連れいていき、去年は3回温泉旅行に連れていき、親孝行に励んでいたつもりでしたが最後の最後で親不孝をしてしまいました。

失業なんて父を失うことに比べたら大したことないのに去年8月から5か月間、失業中なのだから逆に父と毎日過ごそうと思えば過ごせたのに

一つの心配事に囚われて大事なことを見落としてしまった自分が許せません。


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※イチカによる改行を入れさせていただきました



□ Magic Shopさん、こんにちは♪


イチカと申します、よろしくお願いします〜。

ココロノマルシェへのおてがみ、ありがとうございます♪


Magic Shopさん、まじさんとお呼びしますね。

イヤーって思われたらごめんなさいね。
その場合はこのページをそっと閉じてくださいませ〜。



まじさんのおてがみを読みましたよ。
なんと愛にあふれた優しい娘さんでいらっしゃるんですか、あなたは。

たくさんの想いが連ねられていますね。
もっともっと、書きたかったのではないですか?
もしかしたら、わたしたちカウンセラーのためにたくさんの文字を削られましたか?

とてもわかりやすくまとめてくださいました。
まじさんが思いやりにあふれた情熱の持ち主だということが伝わりました。

いつもこんなふうにまわりのひとに優しく、ご自分にはとても厳しくしていらっしゃるのですね?


□自分の手を愛撫してみましょう

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これが対面カウンセリングであれば、まずわたしはまじさんの手をマッサージさせていただきます。お嫌じゃないといいんですけど。


もしいまお手元にハンドクリームがあれば、マッサージしながら読み進めてくださいね。

クリームの質感、あたたかさやつめたさを感じながら、手のひらや甲、関節に肌、ゆっくりとまんべんなくふれていってあげてください。

このクリームは好きですか?
あんまり好みではないですか?

質感は好きだけれど香りはイマイチ?

それとも最高に相性がいいクリーム?

そんなことを感じながら、ご自分の手で反対の手を愛撫するような気持ちを持ってみてください。


ああもう、そこにわたしがいられたらいいのに。



□感情を閉じ込めないで

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まじさんはとてもいい娘ですよ。
毎日とてもがんばっているすてきな女性ですよ。

あなたがわたしに「なにも知らないくせに勝手なこと言わないで」って怒ってくれたらいいのに。

そんなことを思いながらこのおてがみを書いています。


読んで感じた感情をそのままにしてあげてください。誰も見ていませんし、誰にも気づかれません。

あなたがわたしの手紙を読んで、怒って悪態をついたとしても、それはまじさんとわたしだけの秘密です。

感じることを禁止しなくてだいじょうぶですよ。

見えないけれど、わたしは大阪でまじさんの感情を受け止めています。
どうぞ、安心してくださいね。


□後悔も悲しみもそのままに、入院と手当はしっかりしましょう

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さて、まじさんにお伝えしたいことがふたつあります。


まず1つ目。

お父さんがあちらの世界に行ってしまわれたこと、今のようにしっかりと悲しんでください。

大切なひとが浮世を離れたとき、平気でいられるひとはいません。

前を向いて歩いていけるひとはいません。

そのひとの分までしっかり生きていける、そんなひとはいません。


これらはぜーんぶ、おためごかしです。
きれいごとです。

つらい
せつない
かなしい
くるしい

そんな気持ちから目をそらすための嘘です。


わたしはずっとそうやって嘘をついて、ポジティブに逃げて、自分のこころがわからなくなりました。


こころがまっぷたつに引きちぎられて皮一枚でぎりぎりつながっているところを、ホチキスを打って留めてむりやり生きていました。


ホチキスとは、前向き・その人の分までしっかり生きるなどのことばのことです。

まじさんに必要なのはホチキスではなくって、やわらかで清潔な包帯と塗り薬、そして休養です。


□すこし想像してみてください

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もし、こころが見えるとしたら。

張り裂けてしまったこころに必要なのはなんでしょうね?


まじさんの家の玄関に、まじさんとまったく同じ経験をされたという女性が訪ねてきました。

彼女のからだは透けていて、内臓が見えています。

胸のあたりを見ると、なんとこころがまっぷたつに引きちぎられています。
たくさんの血が流れてしまって、顔色も真っ白です。

彼女は涙を流して「わたしのせいなんです」「がんばらなければいけないんです」と、かすれた悲しい声でそればかり繰り返しています。


まじさんはどんな手当をしてあげますか?


強い気持ちを持て!
働け!
泣き言を言うな!
すべてお前のせいだ!

って、放り出しますか?


それとも、

肩を貸して家に入れ、お布団を敷いて寝かせてあげますか?



ね、後者ですよね。


傷をそっと洗って薬を塗り、
やわらかで清潔な包帯を巻いて、
栄養のある食べやすいものを食べさせて
静かなあたたかい場所でゆっくり眠らせてあげると思うんです。


そして彼女が

つらい
さみしい
くるしい
ああしてあげたらよかった
わたしがいけなかった
もっとこんなふうにしてあげたかった

そんな話をしてきたとしたら、まじさんならうんうん聞いてあげると思うんです。


ひとは、自分にだけ残酷な行為をするものです。


どうか、まじさんのこころにも、手厚く入院と治療をしてあげてください。


親が亡くなってしまうとは、そういうことなんです。

こんなときひとは誰でも、多かれ少なかれこのような状態におちいるものです。

平気に見えたとしても、決して平気ではありませんからね。

やさしいあなたにどうぞお願いです、ひととご自分を比べないでくださいね。



□お父さんは強くてカッコいい

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さて、もうひとつのまじさんにお伝えしたいこと。

お父さんは今、あちらでうれしそうに笑いながら男泣きに泣いておられるんじゃないかしら、と思うんですよ、

こんなふうに。


ああ、俺の娘が、俺のことでこんなに悩んで苦しんでいる。


俺は娘が喜ぶことを言ってやるのが下手くそでいつも怒らせていたから、ちょっと不安だったんだ。

けど、なぁんだ、俺の可愛い娘は、こんなに俺のことを好きなんじゃないか。

ああよかった。俺の娘はやっぱり可愛いなあ。

おっと、こんなこと言ったらまた娘に叱られるな。


また妻に娘の話を聞きに行ってもらえるように、夢にでも出てやろうか。

俺の大切な娘が悩んでいる。
あいつはよく悩む、気持ちの優しいよく気のつくほんとうにいい子だ。


俺の大切な大事な可愛い娘、しあわせになれよ。

俺が見守っているからだいじょうぶだ。

俺は口が下手くそだったけど、おまえのことがほんとうに可愛くてたまらなかったんだ。

俺の娘に生まれてくれてありがとうな。

俺がそばにいないんだから、悲しくって当たり前だけどな、ちゃんとこころの手当はしとけよ、それは傷なんだから。

おっと、また余計なことを言ったな。


もっとお母さんを頼れよ。
あんまり俺を心配するなよ、お父さんだって立派な男なんだ、だいじょうぶだ。

泣いてくれてありがとうな。

またな。


□まじさんへのドーパミン

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・お父さんは、カッコいい昭和の男でした。自分の孤独など娘の安心と比べるものじゃない、と思っておられるに違いありません。

・あなたのこころの傷には、休息が必要です。動けないのはそのためです。入院しているのだと思って、受け止めてあげてくださいね。

・恐山に行くと、見えなくてもあちらの世界の人たちと会えるのだそうです。にこにこと喜んでくれるらしいですよ。わたしも行って、気持ちを話してくる予定です。

・ʕ ·ᴥ·ʔノʕ·ᴥ· ʔナデナデ

・ご相談をありがとうございました。ʕ ·ᴥ·ʔノʕ·ᴥ· ʔナデナ~~~デ


こちらの記事の音声版です♪



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さて、今回このブログで、お役に立てたことがありましたでしょうか〜?


ひとりで悩まないで、いつでも使ってくださいね。


お読みくださってありがとうございました、すてきな今日を♪


イチカ、あなたのドーパミンより。


□4/16㊎21:00、ライブラジオ配信いたします#2

ラジオライブ配信で、みなさまのお悩みにおへんじいたします。

お悩みのご投稿、お待ちしております〜。


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ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。