反応しない練習

※自分用まとめ

反応しない練習 
戦略的シカト

現役僧侶の草薙龍瞬さん著
教えの元は仏教→スピリチュアルではなく合理的なアプローチ
2500年前から悩みの本質は変わらない

結論 すべての悩みは、反応から生まれる
例 通勤の満員電車という同じ現象、環境でもそれぞれの人の反応次第で、ストレス、悩みは、大きくなったり、小さくなったりする

ネガティブな反応さえしなければそもそもストレスは発生しない

悩みの根本的な原因
(動揺、落ち込む、腹が立つ、後悔)
現象自体ではなく、自分の内側、心の反応にある

ムダな反応はするな
練習をしよう

〈具体的な話〉
①ムダな反応をしないためにはどうすればいいいか
この世の中の大半のことは、判断しなくていい
判断を下し過ぎてしまう
正義、悪を判断するのは、一瞬気持ちいい
結論が出て、どこかに着地できた気分になると
謎の安心感を感じてしまう
着地した安心感+誰かに賛同してもらえた=承認欲求を満たす
人は短期的な気持ちよさを求め、自分に関係ないことでも適当に判断してしまう
適当な判断=麻薬(大きなリスク)貴重な時間が奪われる

人間の心にある、「コミットメントと一貫性」という心理効果
→発信したことの間違いに気付いても、一貫性を持たせたい(自分の言葉に自分の行動が縛られる)
嫌いと思ってしまった相手からは、一貫性を持つために情報収集やまなぶことはできない→新しい知識をブロックしてしまう
誰にでもクソな一面と、学ぶべき一面がある→感情に任せると知らず知らずのうちに損をしてしまう
世の中には正義か悪かわからない、グレーなことばかり
無理やり良し悪しを判断する必要はない
ゴシップ記事を漁ってる暇はない
謎の裁判官にならなくていい
→ムダな反応を生んで心に根深い悩みを生む

【判断を下さず、微笑みながら過ごせというわけでもない】
どうしても判断を下さないといけない場合がある↓

判断するかどうか、反応するかどうかの、仕分けをする
「自分の仕事が前に進むかどうか」を基準に
若い人は偉い人の独り言に反応しすぎ
→偉い人の指示でも質問でもないボソッと独り言は、偉い人自身も頭で整理できていない状態
指摘をしたい、文句を言いたい、仕事を丸投げしたい等、反応しても得しないケースが多い
明確に〇〇君と(自分を)呼びかけていない、質問か、意見か、依頼かわからないもの→全部スルー
例:会議中の提案に対する上司の「これうまくいくかなぁ」はスルー(質問意見依頼に当てはまらない、仕事を止めようとするニュアンスのため)


②反応してしまった場合の、反応してしまった後の対処法
観察する:自分の頭の中に悩みが生まれてきたら、その悩みを第三者の視点で眺めてみる
自分とは別人になった視点で、幽体離脱して自分を俯瞰
突発的な怒りは6秒で終わる

書きなぐる:悩みを消すために、より強力な対策
悩みが頭に浮かんだらそのまま紙に書き出す→なるべくスピーディに
・自分が何に対して悩んでいるのか
・自分はどう考えているのか
→で、自分はどう行動するか(具体的行動を最後に)
具体的行動が全く思いつかない、じぶんの力でどうにもできないことは忘れるしかない


まとめ
戦略的シカトをつかいこなす
自分のとらえ方が大事
人生のゴールは納得
自分自身がOKと思えばOK
誰かに判断される必要はない
最終的に自分が良いと思ったら100点
成果、見栄えにこだわりすぎない

やめときな、こいつの体重が増えるだけだぜ