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人を動かす

人を動かす

デール・カーネギー
原題は「How to Win Friends and Influence People」仲間を得て影響力を持つ方法
1937年出版

※以下自分用のまとめです

〈人を動かす③原則〉
①盗人にも5分の理を認める
泥棒なりの理屈(情状酌量)
ほとんどの犯罪者は自分が悪くないと主張する「正当化と反抗心」
人間は間違いの指摘や批判された時に、すみませんと思うようにできていない
人に指摘をするな、指摘は恨みを買う
人に恨まれるのは怖いこと(賛同者がいても悪口を言わない)
相手には相手の正義がある
傷つけた代償はでかい
【人のことを批判すべからず】

②重要感を持たせる
心理学者フロイト:人間が行動を発する原理は2つしかない「性衝動と偉くなりたい願望」
あらゆる人が、自分が重要な人物だと思われたい
相手に重要感を持たせる事が大事→みんなが欲しい重要感をなぜあげないのか
悪いところは批判せず、褒める
鉄鋼王アンドリュー・カーネギー墓碑銘「己よりも賢明なる人物を身辺に集むる法を心得し者ここに眠る」
→自分の地位は、自分の功績ではなく、自分より賢明な者を集めた男である
相手の重要感を満たしてあげる
【褒めろ】

③人の立場に身を置く
イギリス首相ロイド:「釣り針には魚の好物をつけろ」
自分の好物をつけてはいけない→相手の好物は何なのか
相手がやりたいことをやらせて自分の目標を達成する
その人が動きたくなるのは何か見つけて提示する
【メリットを提示しろ】

〈人に好かれる⑥原則〉
①誠実な関心を寄せる
一番よく使われている言葉は「私」 人は自分の事を考えてる時間が多い
心理学者アドラー「他人に関心を持たない者は苦難な人生を歩む」
客を愛す→相手に関心を寄せる
②笑顔を忘れない
電話だからこそ笑顔を忘れるな
どんちゃん騒ぎするように仕事を楽しめ
笑顔を見せぬ者は商売人になれない

③名前を覚える
出来れば覚える×絶対に覚える〇
忘れることは、忘れられること
一回だけあった人にも手紙を書く→信頼を得る
子ウサギが増えてしまいエサが必要→エサを集めてくれたらその人の名前を子ウサギにつけると提案
→大勢の子どもたちが我先にと集めてくれた
人は自分の名前が好き
鉄道会社が鉄を大量に仕入れることを見越して、鉄鋼王カーネギーは鉄道会社社長の名前をつけた製鉄所を作った
→契約へ
タモリさんは一番下の人まで名前を覚えていた
名前を覚えるのは力

④聞き手にまわる
NY電話局:親身に3時間クレームを聞く→訴訟取り下げへ
とにかく聞く

⑤関心のありかを見抜く
その人が好きな話題を事前に調べておく
相手が話したい話をしろ
相手が何をしたい人なのか考える
その人が一番やりたい活動を賛同する者になる

⑥心からほめる
して欲しいことは人にしてあげる

人を動かす原則を要約すると
⇒興味を持つ・批判せずにほめる・相手の利益を考える

興味を持っていないのに批判する×

興味を持って好きになって批判は押し殺してほめよう
良いところを見つけよう
相手が何をしたら喜ぶのかを理解して、それを提示した時にもしかしたら何か良いものが返ってくるかもしれない
それを喜んで受け取ろう
それを「人を動かす」というのである

やめときな、こいつの体重が増えるだけだぜ