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平均化訓練について

2013年9月以来、平均化訓練という体操に取り組んでいます。

平均化訓練とは、平均化体操の実践を中心とした身体の鍛錬法です。
平均化体操とは、身体の無意識な動きを意識化し、全身の動きの連動性を高める為の体操です。

この体操について自分なりの考察を書き出す場所としてこの場を使っていきたいと思っています。
 
平均化訓練と言う名前は、この体操を発案した人が体操と書くべき場面で訓練と書いてしまったという、ふとしたはずみから生まれたものです。
その平均化訓練という名前がこの体操によく馴染むところがあり、以来この体操へ取り組むことを平均化訓練と呼ぶようになっています。
 
後からつける理屈になりますが、訓練という単語がこの取り組みによく馴染むのは、薄紙を積み重ねていくような体操への地道な取り組みが平均化訓練の本体だからかなと僕は感じています。

平均化訓練において「平均化」という言葉は当初「偏り」という言葉に対するものとして使われていました。  
今は体操の理論について研究が進み「偏り」という言葉はそれほど積極的には使われず、全身の連動性を指して「平均化」という言葉が使われています。

将来的に多くの人とシェアできたらよいなと思っていますが、僕自身は今現在、指導する立場にあるわけではありません。
また2021年の今、人と触れ合って体操をしようという試みはあまり積極的に求められる時代でもありません。
しかし、この平均化体操は突き詰めれば個人的な取り組みであり、その実践の積み重ねが絶えるということもありません。
この体操の実践から得た所感をここに書いておくことが、いつかこの体操に出会った人の何かしらの導になれば何よりかと思います。

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