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高橋孝治
2021年7月13日 03:39
春日武彦の著書において一貫しているテーマがひとつある。それは精神医療についての誤解を解くことだ。その割には文体が斜に構えすぎてはいないかと思われるかもしれない。しかしそうでないと解けない誤解があるということは、著書を読んでみればよく理解できる。特にこの「あなたの隣の精神疾患」はまさにその誤解を解くために書かれた一冊だ。この本では、精神疾患についての正しい「病気らしさ」を把握し、リアル
2021年7月3日 04:29
例えば知らない誰かが見る夢の内容のような、およそ自分の人生には関わりの無いもの。本書はそう言った無意味さに対する関心、あるいは思い入れについての本だ。春日武彦氏の本は単純に好きで読んでいる。本を読むときはマンガでも何でも、自分に向けてなのか、周囲の目を気にしてか、きっとその両方だろうけど、なぜその本を手にしたのか理由を説明しがちだ。今では情報収集であったり勉強の為だったり、そう言った理由