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ニコ生将棋良かったなぁ

ニコ生将棋って良かったなぁとこの間ふと思ったので書いてみようかなと。言っておかなければいけないのはアベマも好きだよってことです。対立させられがちだからね……ここはちゃんと言っとかないと。

良かった点をいくつかあげてみたいと思います。


ゆるい

いやーゆるかったなー。フリートーク多くって合間に局面解説してるって感じ。生放送なのに郷田先生が競馬の馬券を買いに行ったり、タナトラ先生が水泳のメダルや賞状を持参したり。いろんな先生がけっこう素の状態で出ていらして先生の趣味とか好きなもののお話が聞けてほんとに良かった。将棋をあまり知らなかった頃は棋士に対して、その、地味、とか……そういうイメージ持ってたけどニコ生見てお話聞くと皆さん個性たっぷりでおもしろくって。いや~ほんと良かったな~。ゆるさがあったからこそだったな~。


視聴者との距離が近い

良し悪しではあるけども。でもコメして棋士や女流棋士に拾ってもらえるとうれしかったもんなぁ。19年辺りからシステムが変わったのか、ファンが増えたからなのか、ちょっと荒れたコメもあったけどそれ以前は割と良かったと思う。やっぱり棋士や女流棋士に直接見られてると思うとコメする側もマナーに気を付けるよね。

あとメール紹介コーナーがあるのも良かったなぁ。今だから言えるけど、私はけっこうメールを読んでもらえてました。体感3回に1回くらい。数を多く出してるわけじゃなくて特に好きな先生が解説のときにちょっとした質問送るくらい。別に特別なことしてるわけじゃなく、挨拶→簡潔に質問→〆の挨拶っていうのをとにかく簡潔にとやっていました。メールを読んでもらいたい(自己アピールしたい)んじゃなくてメールに書いた質問の答えが知りたい(棋士の先生のお話が聞きたい)んだという気持ちで。
楽しかったな。推しの先生に質問に答えてもらえるとうれしかったなぁ。

視聴者と距離が近くて参加型だったの良かったよねぇ。メール送ったりすると「読まれないかな(そわそわ)」って最後まで見ちゃいますしね。


コメ文化

コメ楽しかったなぁ。将棋中継のコメももちろん楽しかったけど、PVとかCMとかも回を重ねるごとにコメのテンプレができてくる感じとかおもしろかったなぁ。IHIのCMのコメの「無理攻め」とか「細い攻めを繋げる」とか今でもテレビでCM見ると思い出して笑っちゃう。普通の企業CMでもコメのおかげでおもしろかったのはすごかったなって思う。


懸賞詰将棋

これのおかげで私は詰将棋が解けるようになったと言っても過言ではない。観る将を指す将にした、初心者の指す将を育て上げたっていうのにこの懸賞詰将棋は大きく貢献していると思う。だって色紙ほしいもん。詰将棋解かないと応募できないんだもん。今はツイッターでRTで応募とかよくあるしその方が観る将的にはありがたいだろうしもちろん私も楽でありがたいんだけど、あの頃の色紙ほしさに初心者だけど懸賞詰将棋の5手詰を30分、40分うんうん唸って考えてた頃をなつかしく思い出す。解けたときはうれしかった。解けなかったときは「ああー……」と凹んだ。解けた、と言ってもそれが本当に正解かわからなくて解説再開後の詰将棋解説の時間を待ちわびていたし真剣に聞いていた。解けたときも解けなかったときも、考えた時間があって、解説をちゃんと聞いてというのが今の私の血肉となってると思う。
……いやこれちゃんと一人でも詰将棋できる人はいいんだ。私の場合一人だと続かないからさ……。鼻先に人参ぶら下げられた状態だからこそ走れたからさ……。この懸賞詰将棋には感謝している。


揮毫コーナー

揮毫コーナーも楽しかった。コメで流れた文字を書いてくれる先生とかもいらして。「波動砲  銀河名人 佐藤天彦」とか「風呂ーラ  地球代表 深浦康市」とか。三枚堂先生の、フリートークのときに話してた小学生の時に考えてたスターっぽい自分のサインを書くことになる→三枚堂先生「これ横に番号とか書くと野球選手っぽいんですけどね(笑)番号がないから(笑)」山根女流「棋士番号があるじゃないですか!」三枚堂先生「棋士番号!!」→棋士番号入りのサインになる、の流れとかもほんとおもしろかったな。三枚堂先生は棋士番号294番なので「育成選手かな?」ってコメがあってそれもツボでした。


おやつ

おやつの食べ方も個性出てておもしろかった~!ゆっくり丁寧に食べる先生もいればもぐもぐ元気に食べる先生もいて。……今思い浮かべてたの、前者が永瀬先生で後者が佐々木勇気先生なんですけど。お二人のW解説のときのおやつはショートケーキでイチゴが先か後かお話したりもしてましたね。勇気先生は先、永瀬先生は後。のちに藤井聡太先生の影響で永瀬先生は先派に変わるわけですが。


(いろんな意味で)すごい企画の数々

伝説の詰カラ。最初企画のことを聞いたときは頭の中に?がいっぱい浮かんだ。見てみて「こういうことか……!!」となったしめちゃくちゃ笑った。カラオケしながら詰将棋なんてシュールすぎる。楽しく歌ってたのに間奏で急にスン…として詰将棋考え出すのほんとおもしろくってずっと笑ってました。「間奏戦」というワードが生まれて流行りだす瞬間は興奮もありました。楽しかったな~!個人的に元気ないときに詰カラのTS見てめっちゃ笑って元気を取り戻したこともあります。元気がもらえる企画だった。

PUBG実況もおもしろかったなー!ゲーマーでPUBGも得意な青嶋先生にゲームのこと全く知らない永瀬先生があれしてこれしてーってキャッキャして指示して青嶋先生はそれを聞いてあげて……。キャッキャしてハラハラして叫んで爆笑してる永瀬先生が見れたPUBG実況(感情のあるタイプ)。
ゲーム柄過激な発言もあっておもしろかった。
A「殺してやるよ。殺してやるから大丈夫だよ」
B「(仲間がやられて)え、どちらですか?そこか。ま、仇は討ちます」冷静に言いながらめっちゃKILLしにいく
C「えー♡手榴弾すごーい♡
セリフだけ見たら漫画のキャラ。A→福崎先生 B→青嶋先生 C→永瀬先生ですね。

糸谷永瀬の大晦日九番勝負も永瀬中尉の大晦日共同訓練もおもしろかったですね。これで年越しましたね、私。共同訓練はみんなでマカロン食べるシーンもかわいくて好き。(よろしければこちらもどうぞ→2019年永瀬中尉の大晦日共同訓練 マカロン話文字起こし)共同訓練の高速餅つきみたいな指してチェスクロ押しての応酬を見て将棋にハマった友人もいます。おもしろかったですよね、エンタメ性もあって。

峰王戦もおもしろかったしほんと挙げていくとキリがないですね。電王戦はリアタイじゃなかったんですが後からTS見て当時の盛り上がりとかも分かってすごくおもしろかったです。


アンケ

あと書いてないことあるかなって思って思い出した。アンケも楽しかった。当たっても何もならない解説者の昼食アンケ。楽しかったですね。あと棋力アンケのプロ10%定跡。私どうしてたかなぁ。ほとんど初心者とか級位者に入れてたけどプロ1回くらい押したことあったかなぁ。あったかもしれない(覚えてない……)。そんなにいるはずないってツッコミまでが棋力アンケだったんですよね。あとは指し手のアンケ。これも次の一手問題みたいな感じで私の棋力向上にとても役立ちました。それまではぼんやり解説聞いてても「アンケするよ」って言われたらちゃんと聞きだしますもんね。勉強になりました。


こんなもんかなぁ。大体書いたかなぁ。きっともっといろいろいいとこあったと思うんですけど思ったより長い文章になってしまったのでこれで終わりにします。TSで見れるものもあるのでみなさんぜひいろいろ見てみてください。楽しいですよ~。



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