見出し画像

『時代は「内向」志向?!トップセールスにも多い理由とは?』

世の中には、2種類のトップセールスが存在します。

まずは、明るく元気な話術で人を惹きつける【説得型】。

手を替え品を替え、パフォーマンス的なプレゼンで相手を魅了するので、よく売れます。

ただし、このタイプは自分の話に夢中で、相手の話を聞かないので関係が長続きしません。

ましてや今の時代、情報が簡単に手に入りますから、お客様は派手なプレゼンをしてもらわなくても、自分で必要な情報を調べられるのです。

対して【内向型】は物静かで、声が小さいのによく売れるパターン。

実は、トップセールスにはこちらのタイプの人の方が多いんです。

私の営業人生の中で、「声が小さい人ほど営業は上手くいく」ということに気づいた時は、青天の霹靂でした。

声が小さい人。
あと、滑舌が悪い人にも、意外にトップセールスが多いんですよね。

なぜなら「声が小さい」「滑舌が悪い」というタブーに思われることのほうが、実は相手が「聞こうとする姿勢」を引き出すのです。

こちらが何を言っているのか分かりにくいので、理解してくれようとする・・つまり相手の自発性を促すアプローチになるんですね。

そこに注目して、私の研修では、声のトーンを落として静かに相手に話をするフェーズがあります。

その狙いは?

・相手の警戒心を取り除くため
・相手を近づけて安全な距離で話をするため
・相手が話を聞き、考えてもらうため

これは【人は思った通りにしか動かない】という営業の原理原則と結びつきます。

私の中で「声が小さい人ほど営業は上手くいく」ということに確信が強まっていったのは、この原理原則との親和性があったからです!

事実、最近の書店では「内向的、静かな人が成果を挙げる」というテーマの書籍がよく売れているそうです。

「声が小さい人ほど営業は上手くいく」

これは、今の時代にこそふさわしいアプローチなのだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?