見出し画像

「逆三角形型」で文章を書いてみた

どうもです。ライター講座に通う小学校教師のイルカです。ライター講座で、文章の型を9つ勉強しました。教わってみて、意味は、わかったのですが、実際にそれぞれの型にそって書いてみないと、真の意味で理解したことには、ならないと感じたので、文章を作ってみることにしました。


第一回の今回は、「逆三角形型」で文章を2つ書きたいと思います。


上の図のように逆三角形型は、結論を先に述べ、そこに説明を続けていく文章です。ニュース記事や上司への報告の場面で使われます。ニュースも上司への説明もダラダラ話すのではなく、結論をまず伝えてから、説明を加えていきます。そうしないと「こいつ、何が言いたいんだ?」と思われてしまいますよね。(やっちゃったパターンもやられたパターンも両方心当たりありますwww)

題材がないと書けないので、題材を考えました。

1つ目は、『浦島太郎』の場面。浦島太郎にいじめっ子から助けてもらった亀が、お礼に浦島太郎を竜宮城に連れて行きます。そこで亀は、竜宮城の上司(?)である乙姫様に状況を報告する場面です。ちゃんと伝えないと「お前、なに勝手に部外者連れてきてんだ、コラ!!」と怒られてしまうかも知れません 笑。

乙姫様、今日は、地上から人間のお客様をお連れしました。その方の名前は、浦島太郎様で私の命の恩人です。浦島様は、私が砂浜にいた際、人間の子供達に捕まり、暴力をふるわれているところを助けてくれました。少年達は、私の殺してもおかしくないほど残酷な子ども達でした。竜宮城に陸上の生物を連れてくることが原則禁止されていることは、私も重々承知しておりますが、どうしても彼にお礼をしてさしあげたくて、お連れしてしまいました。今回は、特別に浦島様への接待をお許しいただけないでしょうか?


これで、多少ヒステリックな乙姫様も許してくれるはずです。知らんけどwww


2つ目は、ニュース記事です。内容は、アンパンマンが誕生したことを伝えている場面です。

△日午後11時頃、○○の森のパン工場で、生きたアンパンが突如現れた。パン工場職員ジャム氏によると、工場の煙突に流れ星が落下し、煙突とつながるパンを焼くための窯が強い光を放った後、窯から顔がアンパンでできた生物が現れたとのこと。その生物は、「ぼく、アンパンマンでちゅ」と人語を発し、その後も言葉を話し続けている模様。事件当時、パン工場では、直径30センチほどのアンパンを焼いている最中で、ジャム氏は、「普段から心をもったアンパンを作りたいと思っていた。夢が叶った」と語っている。

この文を書くために、アンパンマン第一話「アンパンマン誕生」を観ました 笑
ちなみにアンパンマンの設定では、アンパンマンの世界には、人間はいなくて、ジャムおじさんもバタコさんも妖精だそうです。(公式情報です)

今回は、文章の型の1つ「逆三角形型」で文を作ってみました。理屈で分かっていても、上司への報告(特に怒られる系の報告)は、テンパってダラダラ話してしまい、余計に怒られてしまいそうですね。

次回は、文書の型その2「情報列挙型」で文を作ってみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?