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喘息に対する助成は続けてほしい

ワーママ15年目、ワンオペで8歳の一人娘を育てています。

子供の頃に小児喘息を患っていたのですが、それが妊娠・出産を経て2016年に成人喘息として復活しました。

症状は中等症と言われていて、毎日薬の吸入と服薬が欠かせません。
加えて毎月「ゾレア」という難治性喘息に対して効果のある注射を打ちに通院しています。

それでも息苦しさや咳が止まらないときがあります。

まさに今、今月初旬に軽い風邪を引き、動く・話すと咳が出る状態が続いているため昨日・今日と安静(ベッドで寝たきり)にしています。実際の風邪症状よりその後に続く喘息症状のほうがつらいです。

発作時には安静にするのが大事なのですが、それが出来ずに(子供のお世話・仕事など)ひどい発作を2年前に起こし1か月ほど休職しました。
その際は実家に戻り、文字通り寝たきりの生活をしてなんとか復活しました。

使っている「ゾレア」ですが薬価がものすごく高いです。

薬の量にもよるのですが、私は150mgのものを1本打っていて、毎月保険適用でも17,000円ほどかかります。

この注射のおかげかは分かりませんが、少なくともこれを打ち始めてからはひどい発作は経験していません。

2016年に再発した喘息ですが、惜しくも2015年3月末には都内の喘息患者に対する医療費助成の新規受付は終了していました。

高いですが生きるのに必要なため毎月2万円ほど医療費を払っています

成人喘息患者に対して助成をする自治体は本当に少ないんです。
そして、川崎市も廃止を決定したと先日ニュースになりました。

喘息は完治することがない病気で、ずっと治療を継続しなくてはいけません。私も経済状況が変わればゾレアは打てなくなります。

他の疾患との公平性を保つというのも大事だと思います。それならば他の疾患に対しても助成するなどできないのでしょうか。

娘っ子がこんな私を見て、
「わたし 喘息をなおす薬をつくる」と言ってくれています。

本当に喘息を「完治」させる、そんな治療法がいつかできてほしいと心から思います。







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