見出し画像

自動で水やりしてくれるボタニウムは植物栽培ビギナーにとっての救世主か

1.水やりという大問題

前回、水やりの記事を書きましたが、水やりは植物を育てるうえで非常に大事な基本事項ながら、非常に難しいと言えます。

せっかく読んだのに結局よく分からなかったという方もたくさんいたかもしれません。筆者の記事作成能力が低いという問題もありそうですので反省しています。

それでは問題が解決されず放置されたままの迷えるビギナーたちはどうすれば良いのでしょうか?反省した筆者からのご提案です。


2.水やり問題の解決策候補

いきなりお手軽な方向に話が進みますが、現代社会には電気さえ供給できれば自動で水やりをやってくれる水耕栽培テクノロジーが存在します。その名は「BOTANIUMU(ボタニウム)」です。

画像2

水やりのコツを習得するより前に、楽しく植物を育てることを優先したい人にぴったりな製品ですね。屋内限定ですが。

本当にこれで植物は育ってくれるのでしょうか?


3.使ってみた結論

私も実際にボタニウムを使って部屋でリーフ野菜を育ててみましたが、水やりの心配からの解放感は非常に大きいです。しかもきちんと元気に育っていて美味しいサラダを収穫できました。

画像1

植物栽培はこんなに簡単なのかと拍子抜けするほど簡単なので本当に驚きでした。なにせ、最初にセットして以降は、おおよそ1週間ごとにタンクに水と栄養剤を補給することくらいしか手間がかかりません。

3時間おきに自動で下部のタンクから水を吸い上げて上部の植物の根元に散水。その水はまた下部のタンクへ流れ落ちて貯水され、再利用されるという仕組みになっています。

気が付いたら茂りすぎて驚いたくらいです。

画像5

これは水やり問題の解決策になり得ます。

画像3

最初は、3時間おきに自動でシャーっと水を与え続けてくれる様子を見ながら、頼もしく思う一方で本当に大丈夫だろうかとやきもきしていましたが、種まきから数日後に芽を出してくれた時には何とも言えない感動がありました。

公式サイトによると、バジルやトマト等、多くの水やりを必要とするタイプの植物が向くようです。

筆者はリーフを収穫し終わって、現在はバジルを育て始めました。

画像4

ちなみに、最初のセットの仕方も簡単にご紹介しておきます。

(1)水タンクに水を入れる

画像7

(2)水タンクに専用の栄養剤を付属のスポイトで5滴入れる

画像8

(3)容器に専用土を入れて、水道で土に水を注ぎ、水の濁りがなくなるのを確認する

画像6

(4)土を入れた容器を水タンクにセットして種を蒔く

画像9

(5)コンセントをつないで自動で水やり開始するのを確認してセット完了(下の写真の土の量は多すぎでした。白い内壁が見えるくらいに抑えた方が良いです。)

画像10


4.おわりに

もうこれで水やりの記事は金輪際不要ということになりそうです。

なお、1点注意ですが、水やりの問題はこれで解決できたとしても、光の問題は解決されません。ボタニウムにはライトが装備されておらず、つまり光合成に必要十分な光を供給する機能が備わっていないからです。

部屋の奥まった暗い場所に置いてしまうと光が不足して植物がうまく育たない恐れがあります。レース越しの窓際など、明るい場所に置くと良いでしょう。

植物は育ててみたいけど、水やりの手間をできるだけ省きたいという方は是非導入してみてはいかがでしょうか。

*******

苺の庭文庫の寄せ植えの作例をご覧になりたい方は以下のリンク先をご確認ください。
このブログで紹介した花や作品も載っています。
販売もしているものもありますので、是非チェックしてみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?