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ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵
あらすじ
瑛子は中古1LDKマンションに住む、会社員、お気に入りは自宅の二人掛けソファである。会社では代わり映えのない仕事をしているが独身女性の中では一番年上になってしまった。そして、後輩のあずさにランチに誘われる。そこで、結婚して仕事を辞めると聞かされる・・・。
そんなある日、少し足を延ばして訪れた先で偶然一軒のカフェにである。そのカフェのオーナーは以前半年ほどで辞めた瑛子の後輩の円だった。
ここからネタバレ含む感想
瑛子がかつて、カフェをやりたいと言って辞めていった円が祖母の自宅を相続してそこで営んでいるカフェ。カフェ・ルーズ、円は月のはじめをまとめて休みにしてその間にいろいろなところへ旅している。そして、旅先で出会ったいろいろなデザートをカフェで出している。
再会した円のカフェに瑛子は頻繁に顔を出すようになる。そして、そんな瑛子を円はいつも温かく迎えてくれる。ちょっとホッコリするようなお話だが、その瑛子と円の前に出てくるいろいろな謎は、ピリッと辛いものが多いような気がした。
出てくるスイーツは美味しそうなものばかりだけれど、日常ではなかなか出会うことがないものが多いので、またインターネットで検索しながら楽しんだ。
円自身も家族といろいろ軋轢があり、最終話はこの話になった。そして、円の少し不思議な行動の謎も解けたけどこの後どのように展開するのか…続編もあるのかな…ちょっと人間関係難しくなりそうだからこのまま終結なのかな…というラストだった。
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