天久鷹央の事件カルテ　知念実希人

あらすじ

サブタイトル「スフィアの死天使」
鷹央と小鳥遊の邂逅編。二人の出会って最初の事件です。
小鳥遊は大学から出向を命じられて天医会総合病院の統括診断部に派遣されます。そこで出会った上司は年下の鷹央、空気を読めない変人医師でした。
そんな統括診断部に、宇宙人にさらわれて頭に変な機会を埋め込まれたと訴える男が紹介されてきました。覚せい剤中毒による幻覚かと思いましたがその男は自分の脳を調べてほしいと言い残し自殺します。

ここからネタバレ含む感想

宇宙人に機械を埋め込まれたと訴え死んだ男性の解剖をしたが、脳梗塞の所見があるだけで機械は見つかりませんでした。しかし、救急で運ばれた患者が同じく宇宙人に言われたと訴えて、救急部の部長沖田をドライバーで刺殺する事件が起こります。
捜査に乗り出した鷹央は、沖田が大宙神光教と一人娘のことでトラブルを起こしていることを突き止め小鳥遊と二人で大宙神光教の本部に潜入します。
邂逅編だけあり、鷹央のこれまでの様子、小鳥遊が外科医を辞めた理由などいろいろな事情が書かれていますのでこちらの事情を知りたい方はこちらを読むのをお勧めします。