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ワトソン力 大山誠一郎

あらすじ

周りの人の推理力を高めるという不思議な力を持っている警視庁捜査1課の刑事、和戸宋志は何者かに拉致され監禁されてしまった。拉致には自分の不思議な能力(ワトソン力)が関係しているのではないかと考えた和戸はプライベートで関わった事件に鍵があるのではないかと思い昔の事件を振り返る。

ここからネタバレ含む感想

今までにないタイプの主人公なのでそれがまず新鮮でした。ワトソン力なかなか面白い能力です。そして、周りはなんとなく気が付いているようないないような…。時々頭がさえる時ってあるので近くにそんな人がいるかも…と周りを見回してみたくなります。
さて、お話ですが、何か事件が起こり、その現場にいた人たちが推理を始めます。ワトソン力で推理力が上がっているので議論は活発になり、警察が来る前に犯人特定に至るというパターンです。
短編7話に、リアルで進む和戸監禁事件が絡んでいてお話としてもうまくまとまっていて、短編集ではなくもう少し楽しめるようにできています。
シリーズになるのかな…、つぐみとタッグを組めば確かに最強探偵の誕生かも…と思います。


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