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麦本三歩の好きなもの 住野よる


あらすじ

大学の図書館に勤める麦本三歩は20代女子、図書館には怖い先輩、優しい先輩、面白い先輩がいる。三歩は真面目だけど天然で、仕事ができるわけではないがそれなりに周りから可愛がられている。
いつもマイペースに暮らしている三歩の日常を綴った物語です。


ここからネタバレ含む感想

少し天然で、マイペースに毎日を過ごす麦本三歩の日常を描いた作品。本当に、普通の日常で、周りの人々ともそれなりにうまく付き合っているそんな人です。
最初、普通過ぎて退屈な感じでしたが、真ん中過ぎるくらいから三歩のよさが出てくるので、少し良さのわかるまで時間のかかる作品かなと思いました。三歩の目を通して周りの人たちの観察が入っているのですが、みんなそれぞれ抱えていて、それを無防備な三歩には語れて、三歩に癒されるそんな人たちのお話なのかなと思いました。

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