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マカロンはマカロン 近藤史恵

あらすじ

ビズトロ・パ・マルシリーズ。
フランス料理に強い反応を示す女性、お店に出してないブルーベリータルトの謎、豚足好きな少年、豚の血で作ったソーセージ、思い出のブリオッシュ、マカロンに込められた秘密、タルタルステーキを注文する客、ヴィンテージワインを持ち込む客とお店の中で繰り広げられる謎解き物語です。


ここからネタバレ含む感想

探偵役三船シェフがお店に来るお客さまの謎に迫るシリーズ。各話、おいしそうなお料理と一緒にエピソードが紹介されるので一度食べてみたい料理が増えていくシリーズです。
なかでもタイトルになっている「マカロンはマカロン」は現代の世相にピッタリ合っている物語なんですが、これが発表されたのが2013年だったので作家さんの世相をとらえる鋭さは凄いなぁと読んでいて思いました。
物語の中に出てくるリーンなパンが中心のパン屋さんはうらやましいなぁ~と思います。住んでいる地域は、リーンなパン少ないのでこんなお店が近くにあればいいなぁ~と思いながら読んでしましました。
それから、コウノトリ柄の器、これ別のものでも代用できるのかな…土鍋とか…家でも焼いてみたいなぁと思いました。いや、パン生地つくるほうが大変か…。
現在のところ、さらなる続編が出ていないので、また続きが読みたくなる物語です。あぁ、家庭フランス料理食べに行きたい(笑)

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