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火焔の凶器 知念実希人

あらすじ

天久鷹央の事件カルテシリーズです。
毎回、怪現象が登場するのですが、今回は陰陽師の呪いがテーマです。
鷹央の元に陰陽師の墓を調査して呪われているので調査してほしいと依頼が入り、好奇心の塊である、鷹央は早速、小鳥遊を伴って依頼者の家へ向かった。依頼者、大学教授の宝田は墓の調査をした後から持病が悪化していた。話を聞いた鷹央は情報を集めるため宝田の共同研究者の大学教授、碇の話を聞くために碇の家へ向かった。

ここからネタバレ含む感想

呪いで人が殺される…というお話なのですが、キーワードが謎の病気と呪いの炎ではないかと思いました。読み進めていくと、なるほど…という症例が隠れていて、でもこれって、実際にときどきありそうでちょっと怖いなぁ~というのと、古い墓はいろいろ危険(実は事例があったりするのかな?)ということを覚えておきます。
今までと違う展開なのが、警察の態度、ぶつぶつ言いながら共同戦線張るパターンだったのですが今回は少し違っていて、鷹央だけがスジをきちんと読めている展開です。しかし、今回は小鳥遊も推理を頑張っているので、そのうち小鳥遊一人で事件が解かれる日もあるのかな…と思いました。成長する助手ですね。
話の途中でちょっと引っ掛かる記述が何か所かあり、?と思いながら軽く読み飛ばしてしまったので、ここで立ち止まればもう少し早く真相が読めたのにな…というのが自分自身への反省です。

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