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Google翻訳選手権

こんにちは、いちごちゃんです。

東京オリンピックに向けて、これからは海外の方が多く日本にいらっしゃることが想定されますが、みなさま外国語の準備はよろしかったでしょうか?え?まだ準備ができていない?大丈夫、ご安心ください。そう

Google翻訳

さえあれば、何語でもぺらぺらに。これでこんな悩みも一発解決・・・

とはいきません。

気になりませんか?そう、

Google翻訳の精度が。

奴らの熟練度がもしも、「犬」を「ネコ」と訳し、「私はお腹が減った」を「私はあなたを食べたい」と訳していたらどうするのか。不安で夜しか眠れません。では、調べてやろうではないかと。Google翻訳史上、最も精度の高い翻訳は何語か、調べていきたいと思います。

今回は「桃太郎」を題材に、各国語で

日本語→○○語→日本語

という順序で訳してみました。

=============原文===================

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。
おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。
そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。
桃太郎はスクスク育って、やがて強い男の子になりました。

そしてある日、桃太郎は
おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。

旅の途中で、イヌに出会いました。「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
 イヌはきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。
 そして、こんどはサルに出会いました。
 そしてこんどは、キジに出会いました。
こうして、イヌ、サル、キジの仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。

鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。
 イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。
 そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。
 とうとう鬼の親分が、
「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」
と、手をついてあやまりました。
 桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。
 おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。
 そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしましたとさ。
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①日本語から英語の翻訳(日本語→英語→日本語)

まずは王道、英語の翻訳を見てみましょう。

翻訳完了

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昔々、ある場所に老人と老婆が住んでいました。
祖父は山に行き、祖母は川に行きました。
祖母が川で洗濯をしていると、ドンブラコやドンブラコのように大きな桃が流れていました。
祖母は大きな桃を手に取って家に持ち帰りました。
そして、祖父と祖母が桃を切って桃を食べると、元気な男の子が中から飛び出しました。
桃から生まれた少年は、祖父と祖母から桃太郎と名付けられました。
桃太郎は育ち、やがて強い少年になりました。

そしてある日、桃太郎は祖母に餃子を作ってもらい、鬼ヶ島に行きました。
旅行中に犬に会いました。
「桃太郎さん、どこに行くの?」
「鬼ヶ島に行って鬼を追い払おう」
「じゃあ、腰に吉備団子を一つください。一緒に行きます。」
犬は吉備団子を受け取り、桃太郎と一緒になりました。
そして今回、猿に会いました。
そして今回、キジに会いました。
このようにして、犬・猿・キジの友達になった桃太郎がついに鬼ヶ島にやってきた。

鬼ヶ島は醸造所の真ん中にあり、近くの村の宝物やごちそうが鬼に並んでいます。
犬は鬼の底を噛み、猿は鬼の剣を掻き、キジはくちばしで鬼の目をつついた。
そして桃太郎も刀を持った大ファンです。
最後に、悪魔の上司
「ごめんなさい、ごめんなさい。コさん、助けてください。」
手でお詫び申し上げます。
桃太郎、犬、猿、そしてキジは、車の中で鬼から宝物を拾い、元気に家に帰りました。
祖父と祖母は桃太郎の無事な姿を見て喜んでいます。
そして、3人は宝物のおかげで幸せに暮らしました。

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総評:桃太郎、お前は何をしていた?

解説

全体的にはまとまった桃太郎となりましたが、ディテールの違いが、どこかぼけ老人の語り部が語った桃太郎かと思わせる出来となりました。餃子という中華アイテムを手に入れた桃太郎でしたが、犬、猿、キジに渡したものは吉備団子、餃子はどこ行った?醸造所の近くにある鬼ヶ島での戦いも圧巻です。鬼の底という概念を犬がたたき、武器としか対峙しない猿、桃太郎に関しては

刀を持った大ファン

でした。いつも間にやら悪魔の上司を倒している桃太郎。敵側がインフレしていくのは、さすがはハリウッドの言語といったところでしょうか。車の中という忘れ物の場所No1においてある宝物を持ち帰ってめでたしめでたし。

②日本語から中国語の翻訳(日本語→中国語→日本語)

続いては、来日数も多い中国人向けへの中国語の翻訳です。

翻訳完了

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昔々、老人と老婆がどこかに住んでいました。
祖父は山に行き、祖母は川に行きました。
おばあさんが川で練習していると、ドンブラコやドンブラコのように大きな桃が流れていました。
おばあちゃんは大きな桃を手に取って家に持ち帰りました。
祖父と祖母が桃を切って桃を食べると、いきなり元気な男の子が中から現れました。
桃子に生まれた少年は、祖父と祖母から桃太郎と名付けられました。
桃太郎は育ち、やがて強い少年になりました。

ある日、桃太郎は
祖母にキビの餃子を作ってもらい、ゴーストアイランドに行きました。
旅の途中で犬に会いました。
「ユアンタロ山、どこへ行くの?」
「ゴーストガールアイランドに行って、悪魔を追い払ってください。」
「じゃあ、腰にキビの餃子をください。一緒に行きます。」
犬はキビの餃子を手に入れ、桃太郎と一緒に犬になりました。
今回は猿に会いました。
今回、キジに会いました。
このようにして、犬、猿、木地と友達になった桃太郎がついに鬼島にやってきた。

幽霊の島は醸造所の真ん中にあり、悪魔たちは近くの村の宝物や料理を集めています。
犬は悪魔の尻尾を噛み、猿は悪魔の剣を引っ掻き、子供はくちばしで悪魔の目を引っ掻いた。
桃太郎も剣が大好きでした。
最後に悪魔のボス
「ごめんなさい、ごめんなさい。3年生の先輩、助けてください。」
手でお詫び申し上げます。
犬種の桃太郎、猿、木地は車で鬼から宝物を拾い、大胆に家に帰った。
おじいちゃんとおばあちゃんは、桃太郎の見た目が無事だととても嬉しく思います。
この富で、3人は幸せな生活を送っています。

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総評:なんだこのハリウッド感「LEGEND of MOMOTARO」

解説

壮大なスケールでお送りする桃太郎。でもボスはちょっと間抜けという、映画で言えばホームアローンを思わせるようなとんちんかんな桃太郎の登場です。「祖母がキビの餃子を作り」始めたあたりから物語の歯車が狂い始めます。ゴーストアイランドに行く羽目になった桃太郎、正式名称はゴーストガールアイランドです。ハロウィンの時期のみ営業しているメイドカフェの名前ではありません。怖い怖い悪魔がいる場所です。場所はやっぱり醸造所の近くです。今回は戦いはまともかと思いきや、やっぱり桃太郎は剣が好きです。恐ろしい戦いの末、悪魔のボスはこういいます

「ごめんなさい、ごめんなさい。3年生の先輩、助けてください。」

小物か!


③日本語からギリシャ語の翻訳(日本語→ギリシャ語→日本語)

最後は、ギリシャです。

翻訳完了

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昔々、ある場所に老人と老婦人が住んでいました。
おじいちゃんは山に行き、おばあちゃんは川に行きました。
老婆が川で運動しているとき、ドンブラコやドンブラコのように大きな桃が走っていました。
おばあちゃんは大きな桃を持って帰りました。
そして、おじいちゃんとおばあちゃんが桃を切って桃を食べると、幸せな男の子が出てきました。
桃から生まれた少年は、祖父母から桃太郎と名付けられました。
桃太郎は育ち、やがて強い少年になりました。

そしてある日、桃太郎は言った。
祖母にキウイパスタを作ってもらい、鬼ヶ島に行った。
旅行中に犬に会いました。
「桃太郎さん、どこに行くの?」
「鬼ヶ島に行って鬼を追い払おう」
「じゃあ、腰につぼみをください。一緒にいます。」
犬はキビパスタを受け取り、桃太郎と一緒に行われました。
そして今回は猿に会いました。
そして今回、キジに会いました。
このようにして、犬・猿・木地の友達になった桃太郎がついに鬼ヶ島にやってきた。

鬼ヶ島は醸造所の真ん中にあり、近くの村の宝物やお祭りに悪魔が並んでいます。
犬は悪魔の尻尾を噛み、猿は悪魔の剣を引っ掻き、子供はくちばしで悪魔の目を引っ掻いた。
そして桃太郎も剣の大ファンです。
最後に、悪魔のボス
「ごめんなさい、ごめんなさい。コさん、助けてください。」
手でお詫び申し上げます。
桃太郎、犬、猿、木地は悪魔から車で宝物を取り、積極的に家に帰った。
おじいちゃんとおばあちゃんは桃太郎が無事だと思っています。
その後、3人とも幸せに暮らしました。

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総評:桃さえ走る神々の国

解説

神話を生み出すギリシャですが、桃太郎は無事な着地。しかし、さすがは神話を作り出した片鱗をみせてくれます。初っ端から桃が走り、おばあさんも川で運動です。吉備団子の代わりにキウイパスタ、どんな食べ物でしょうか?しかし、思いのほかそれくらいしか奇妙な点が見つかりません。若干伝達をミスった桃太郎という印象です。不思議だ。


しかし、桃太郎よ、、、、

お前剣好きすぎだろ



もう、いいよ。

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